名医のごとく、法華経の智慧は、苦しむ人びとを救うのです | ゆきまさのブログ

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        (生命変革の実践)

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      〈法華経は宇宙的人間主義)

         『法華経の智慧』より

 

 「法の華の経」ー 法華経は「経の王」です。

 王とは、他を否定するのではなく、一切を生かしていく立場です。

 

 法華経以外の哲学は、生命の法の「片端片端」すなわち部分観を説いたに過ぎない。

 

 それらは「部分的真理」ではあっても、それを中心とすることは、生命全体を蘇生させることにはならない。かえって、歪みを生じてしまう。

 

 

 これに対し、法華経はそれらを統一し、きちんと位置づけ、生かしていく「根源の一法」を説いているのです。

 

 それが「法華経の智慧」です。名医のごとく、法華経の智慧は、苦しみ悩む人びとを救うのです。

 

 「自分は永遠の昔から仏であり、永遠の未来まで」仏であるという真理を、万人にわかりやすく説かんとしたのが、法華経であり、万人が事実のうえで体得できるようにされたのが、『末法の法華経の行者」日蓮大聖人なのです。

 

 ともあれ、法華経は、無力感を打ち破る宇宙大の「心の秘法」を教えている。

 

 宇宙の大生命を呼吸しながら、はつらつと生きる人生を教えている。

 

 法華経には、邪悪と戦う正義のドラマがある。疲れた人を励ます、あたたかさがある。

 

 最高の心理学があり、人生学があり、幸福学があり、平和学がある。「健康」の根本の軌道がある。

 

 「心が変われば一切が変わる」という、宇宙的真理に目覚めさせてくれる。

 

 人びとが補いあい、励ましあって生きる、慈悲の浄土を現出させる力がある。

 

 人間を手段にしてきた共産主義や資本主義と違って、人間が目的となり、人間が主人となり、人間が王者となる。

 

 こういう法華経の主張を、かりに「宇宙的人間主義」「宇宙的ヒューマニズム」と呼んではどうだろうか。

 

 

 

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