くにまさのブログ

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     (『新・人間革命』第11巻より編集)

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           〈常勝〉 41

 

 

 だが、昭和二十年の八月、太平洋戦争が終わると、ホー・チ・ミン率いるベトミン(ベトナム独立同盟)が立ち上がり、ハノイで、ベトナム民主共和国臨時政府が樹立される。

 

 ベトミンは、昭和十六年に、インドシナ共産党の指導のもとに、独立を目的として組織された民族統一戦線である。

 

 翌昭和二十一年一月、ハノイ政府は、全国で総選挙を実施。三月、国会が開かれ、ホー・チ・ミンを、大統領兼首相に選出し、独立国家としての歩みを開始した

 

 しかし、植民地支配の再確立を狙うフランスは、三カ月後の六月、かって直轄植民地であった南部ベトナム(コーチシナ)に、コーチシナ自治共和国の独立を宣言したのである。

 

 ”北から南までベトナムは一つ“と主張するベトナム民主共和国に対して、フランスは武力行使に出た。対立は激しさを増した。

 

 そして、年末の十二月、ホー・チ・ミンは、フランスへの全面抗戦をベトナム人民に呼びかけ、遂に、第一次インドシナ戦争(第一次ベトナム戦争)が始まったのである

 

 この戦争には、仏領インドシナを構成していたラオス、カンボジアも巻き込まれ、八年にわたって、戦いが続くことになる。

 

 昭和二十四年六月、フランスは国家として内実のともなわないコーチシナ共和国に代わって、前ベトナム皇帝バオ・ダイを擁立、南部にベトナム国を建国させる。

 

 戦いはフランス軍が優勢であったが、ベトミン軍のゲリラ戦が功を奏し、やがて戦況は変わっていった。