(『未来対話』より)
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ーこれまでも、池田先生に、「富士の如く」と激励していただき、多くの友が「自分らしく、堂々と生きよう!」と勇気を奮い起こして挑戦してきました。
みんなの成長が、私の一番の喜びです。
若い時は、どうしても、「あの人はいいな」「この人がうらやましい」と思ってしまう。
比べることは決して悪いことじゃない。理想の人物を見て、「あんな人になりたいな」と思うこともあるだろう。
それで「よし、自分も頑張るぞ!」と発奮すれば、素晴らしい。
ただ、焦ってはいけない。焦る必要もない。じっくり自分を鍛えて作りあげることです。
簡単に作りあげたものは、簡単にダメになってしまう。「建設は死闘」なんです。
戸田先生は、青年に言われた。「自分の性格を卑下(人と比べて自分はダメだと思うこと)する必要はない。また、無理に治そうとする必要もない。
信心を貫いていけば、それはやがて美点に変わっていく。自信をもって、自分らしく生き抜いていきなさい」と。