トーア復元研究所へのご依頼は
今日までのフォロワー様:15141名
おおっと! 今日も昨日と同じフォロワー様の数でした。 「それって、1人も増減しなかっただけでしょ?」と思われた読者様。 いえ、そうではありません。 現に昨日もブログ執筆直後に一名減っていたので、減った数と増えた数がピッタリだったのです。
---------
私は毅然とした顔つきで、そのお客さんに言いました。
「恐れながら、業務上、安全ピンを使用しなければいけないこともございます。 そうは言っても、本当に小さい安全ピンの穴ですから、それを持ち出して弁償しろと言われても弁償は出来ません。 お客さまがそれでも過剰な要求をされるのなら、こちらとしても警察に相談せざるを得ません。」
と、この私の態度にお客さんは相当頭にきたようで、
「お前! 名前を言え!」
と私を睨みつけて怒鳴り付けました。
・・・・と、ここでちょっと話題がそれますが、現在の私がこのクレームの件を任されたとしたら、「安全ピンの跡ぐらい、いいだろ」的なこの発言は完全にNGです。
仮に安全ピンを刺しても、すぐに抜くならまだしも、そのままクリーニングで洗ってしまったら、刺さった状態で洗濯機の中をグルグル何百回も回るのですから、刺した跡は甚大なものになる筈です。 ですからこのお客さんのご立腹はごもっとも・・・ということになるのです。 当時の私はまだ若すぎて、そういう分別も付いていなかった、ということになります。 お恥ずかしい限りです。
では、明日からまた本題のクレームの話に戻ります。
(つづく)
--
トーア復元研究所では、いろいろな衣類のお困りを解決してきました。 関心のあるものをクリックすると関連ページへ飛べます
〇プリントが剥離した衣類のプリント復元→関連ページはこちら
〇無くなった袖ベルト、腰ベルトの作成→関連ページはこちら
〇メッキのやり直し→関連ページはこちら
〇剥離した合皮を直す(合皮交換)→関連ページはこちら
〇セーターなどのニット製品の穴、糸引きを直す→関連ページはこちら
〇背広の芯地を交換する→関連ページはこちら
〇間違って洗ってしまったネクタイを直す→関連ページはこちら
〇火災に遭った衣類のスス・臭い除去→関連ページはこちら
〇消えてしまったプリーツスカートの折り目付け→関連ページはこちら
〇剥離したゴアテックスの復元→関連ページはこちら
(2022.12.21)