トーア復元研究所へのご依頼は
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翌日、乾いたところです。
どうやら、無事取れているようです。
では最終チェックを兼ねてアイロン掛けしていきましょう。
残っているところもなかったので、これで無事お返し出来そうです。
出来上がりました！
早速、セーターはご依頼主へご返送しました。
クリーニング業者にとって、真っ白な衣類は、当然お返しするときも真っ白でないと苦情になりがちなので、大変神経を使うものの一つです。 私の経験でも、過去にドライクリーニング溶剤に「フロン１１３」というものを使っていた時には、洗い上りが本当に「真っ白」になったので、特にアンゴラやカシミヤの真っ白なセーターだと、その仕上がり品質が一目瞭然で、お客様にも大変喜ばれたと同時に「やっぱりクリーニングはトーアさんが一番」と信用も頂戴できたものでした。
それがのちに「オゾンホール問題」が発覚して、フロンを使用したドライクリーニングは完全中止となってしまったのです。 当時は大変がっかりしましたが、トーア復元研究所で新たな方法を見出して、フロン１１３を使用していた当時と同等の「真っ白な仕上がり」を実現できているので、今は品質には大変自信を持つことが出来ました。 やはり何事もあきらめずに「研究あるのみ」だと実感しています。
ではまた明日。 別のご依頼品をご紹介いたします。
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