宛名の不思議な話 | 八ノ矢の森

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人から聞いたり日常であった、ささやかだけど
不思議な話を書いています。
(TV番組やニュースや本の感想などもありです)


昨日は東京散歩の会で、吉祥寺の井之頭公園に花見も兼ねて行きましたが、まだ二分咲きという所でした。それでもすごい人でした。来週はもっとすごいんだろうなあ。
公園の池の水の大規模な入れ替えをしたそうで、何度かニュースで見たのですが、あんまり違いは分からなかったです。
同じような緑なんですが、コーヒーで言うとエスプレッソが、アメリカンになったという感じの濃さの違いのような気もしました。

吉祥寺は美味しいお店も多いし、雑貨屋さん等もすごく多いのですが、今回は皆で古着屋さんに長居してしまって予定を回りきれなくて残念でした。
ムーミンのニョロニョロのスムージーが飲みたかったのですが、時間が足りずに行けませんでした。
ニョロニョロの食感のイメージを知りたかったで、また今度挑戦しましす(^^)

それにしても吉祥寺は緑は多いし色々な楽しみ方も出来るし、日本で一番住みたい場所に毎年のように選ばれるのも分かります。

今回のコーギーの子守イベントは、本当に久しぶりに欲しい物がいっぱい!
それなのに、こんな時にがぎって期間が短い上に外出が多くて、どう考えてもクリアは難しそうです。
それでポイントを溜めて貰ったアメGを使って、思い切ってガチャを5回もまわしました。
景品の種類が重ならなかったので、ポイント獲得が1.5倍になり、私も出来る限り頑張りました。
でも通常イベと違って、しょっちゅうインしないとならないせいか、あまりに過酷なせいか、はたまた無理をしてまで欲しい物がなかったのか、いつもに比べて参加者が少なかったんじゃないかという感じがしました。
ランキングの中間発表でも、私は丸2日はインしてなかったのに、初めて名のあるティルダ賞というのに入っていて、ボヘミアンのペンダントを貰っちゃいました。
本当に大変でしたが、さっき一番欲しかったテーブルまでは貰えました。
今回は花と緑のグッズがいっぱいで、可愛いコーギー犬も貰えるイベだったので頑張りましたが、動物イベは正直もうやりたくないです…(- -;)

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前回の話 → 不思議な夢の話⑩(私が一番大変だった時に見た夢の話)

今回はモンロー研究所のヘミシングのCDを聞いた体験を書こうと思っていたのですが、説明を書こうと思って久しぶりに検索したら、なんだかヘミシングは危険という記事を幾つか見つけてしまったので、書くのはやめる事にしました。
左右で違う波長を聞くと体外離脱が出来るというものなのですが、やはり人によって合う合わないがあるようですね。結構深刻な症状が出ている方もいるようです。
脳ってデリケートなんですね。

というわけで予定を変えて、別の不思議な話を書きますね。

うちの父の会社で、父の友人のDさんという方が時々お手伝いをしてくれていました。
私も小さい頃から知っていて、会社や自宅の方にもたまに来ていたので、時々は一緒にお話しする事もありました。

父の会社で取っていた業界誌があったのですが、読み終わるとDさんの所に毎月送っていました。

毎回宛名を書くのが面倒なので、母が弟にシールになった宛名を印刷してくれるように頼みました。
ところが弟はまた頼まれると面倒だと思ったのか、年に12回しか送らないのに、とんでもない数を作って渡してきました。
場所も取るので、母はぶつぶつ文句を言いながらもそれを使っていました。

Dさんがうちに来た時に、「いつも、すまないね」 と申し訳なさそうに私に言った事がありました。
仕事関係の雑誌なので、うちにとっても読んでもらう方が助かるので 「いえいえ全然大丈夫ですよ~、宛名もこんなに作ってありますから」 と言って、大量の宛名を見せて一緒に笑っていました。

そうして何年も何年も、その宛名を使い続けていました。
たぶん15年以上経った頃だと思います。
印刷してから年月があまりに経ってしまったので、宛名も紙が黄ばんできていて、文字もなんだか薄くなってきていました。
そして、とうとう残りが1枚になりました。

母が、「またあんな量を作られると困るから、今度はお前が新しく宛名を作って」 と頼まれたので、 「いいよ~」 と私が引き受けた矢先の話です。

そのDさんが大腸癌の末期だ分かって、余命が2ケ月だという連絡が入ったのです。
それまで病気ひとつした事もなく、本人も全く自覚もなかったようで、初めて検査をして分かったとの事でした。
父にとってDさんは仕事仲間でありながらも、一緒に和歌山から東京に大学進学の為に出てきた、昔ながらの仲のいい友人でもあったので、急いで東京にいる同郷の友人達に連絡を取って、皆で病院にお見舞いに行く約束を取り付けました。

ところが父たちがお見舞いに行く前に、Dさんは亡くなってしまったのです。
私が最後の1枚となっていた宛名を貼った雑誌を送った、すぐ後の事でした。

とうとう私はDさんの為に、新しい宛名を作る事はありませんでした。

あんなにものすごい数の宛名があったのに、最後の1枚とDさんに送る最後の1通が全く同じだったのが、本当に不思議で仕方ありませんでした。

あの日私がDさんに大量の宛名を見せた時に、あの宛名の残りの数が、自分の残りの生きる月の数とまったく同じだったなんて、Dさんも夢にも思わなかったはずです。
私が見せていたのは、Dさんの残りの寿命でもあったのです。

偶然とは思えないようなこんな事が、本当にあったのです。
小説にこんなエピソードを書いても、絶対に嘘くさく思われてしまうような、まさに事実は小説よりも奇なりというでき事でありました。

 

私が体験した不思議話を色々と書いています。

天使と話をしたり、魂から直接過去現在未来を聞く事ができるPさんという不思議な人の話も下記に書いています。

不思議話やスピリチュアルが好きな方は、よかったらどうぞ~(^^)



★天使と話す不思議なPさんの話


★私が体験したちょっと不思議な話


☆よもやま話

(私が最近経験した不思議話もあり)


★ゆなかいとブログ(雑談、散歩の会など)



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