不思議な夢の話⑩(私が一番大変だった時に見た夢の話) | 八ノ矢の森

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人から聞いたり日常であった、ささやかだけど
不思議な話を書いています。
(TV番組やニュースや本の感想などもありです)


先日、テレビで断捨離をやっている番組を見て、先週は久しぶりに片付けをしてしまいました。
引っ越しをする前の年に、片付け風水の先駆けの「ガラクラ捨てれば自分が見える」(カレン・キングストン」という本を読んで、大掃除をして以来です。

あの頃は1軒家だったので、とんでもない量を捨てました。
70リットル袋で100袋はいってたかも。
うちの親が物を捨てれない人達で、驚く事に私が小学校の頃の車のワックスの缶まで出てきました。
今となってはレトロでおしゃれとも言える缶でしたが、中のワックスがカチカチになって残っていたので、そのまま捨てました。

引っ越しの時も、マンションは収納場所がないので、更にまた思い切って捨てたので、もうそんなにないと思っていたのですが、やはり8年も過ぎると結構ありました。
まあ45リットル袋で3袋分というのは、以前に比べれば少ないかなあ。

ピグの方は、そろそろチューリップの季節なので、畑の周りに植えました。
チューリップは、やっぱり春のイメージなので、今時分に植えたい花です。
4月の終わりの頃までは、色とりどりの可愛い花を楽しもうと思っています。

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前回の話 → 「不思議な夢の話⑨」(モンゴルで見た不思議な夢の話)

書き始めたら思ったよりも数が多くなってしまった夢の話ですが、今回で一応最後になります。
私の人生で一番つらかった時に見た夢の話をしますね。

うちの父は自営業なのですが、不況の煽りで全く注文が無い状態が1年近く経ってしまって、いよいよ会社が危ないという大変な時がありました。

私はその頃、父の会社を手伝っていたのですが、修理などの仕事は少しはあるのですが、他の仕事が全くない状態で、経理を手伝っていた両親や従業員の人達も、日に日に元気がなくなっていく様子を見ていくのが辛かったです。

経済的な先行きの不安というのは、これは経験してみないと分かりにくいかもしれませんが、本当に足元の地面の底が抜けていくようで、身体や心のエネルギーがどんどん消費されてなくなっていくような感じなのですね。

必死で銀行や取引先とのやり取りをしている両親の苦労も大変なものだったと思います。
両親ともに私には心配を掛けたくないと、昔も今もあまり会社で大変な事があっても話してくれなくて、平静にしてみせて愚痴も何も言ってはいなかったのですが、父は頭に帯状疱疹を作って病院に行くようになり、母も 「ぜんぜん私は平気!」 と言いながら、大きな円形脱毛症を3つも作っていたので、相当なストレスと苦労が溜まってきているのは分かりました。

そんな親を見ているので、私も心配で心配で食欲がどんどんなくなっていき、本当に何も手がつかないし、夜も眠れないという状態になりました。

こう言ってしまうと申し訳ないですが、この時思ったのは 「恋愛なんかで悩んでいた時の方がずっと楽」 でした。
恋愛の方もまあ色々とあって、当時はげっそりする程痩せた事もあったのですが、辛さを比較するにこれほどではなかったです。

恋愛の辛さと、経済的な辛さを比べれば、やはり経済的な辛さの方が大変だなと思いました。
恋愛で悩むのって、ある程度の生活の余裕がいるんじゃないかなと。
一度これを経験してしまった後は、多分恋愛の悩みはあんまり苦にならないかも…とまで思った程です。
(その後、全くそういう事がなかったので、本当に平気かどうか確認できる機会はなかったのですが(^^;))

私は元々活字中毒で、暇さえあれば本や漫画を読んでいるのですが、この時ばかりはもう何も読む気になれないという経験をしました。
私は疲れている時は新しい本は読む元気がないので、昔読んで気にいっている小説を読んで疲れを癒すのですが、この時はもうそういう本も読めません。
何もかも絵空事のように感じて、心が受け付けないのです。

唯一読めたのが、「最後の夏休み」(倉科るり作)という小説でした。
今は絶版になっていますが、相次いで親が家を出てしまって、捨てられてしまった中学生の少年が、どうしても幼馴染とサッカーをやりたくて、誰にも言わず夜は年齢を偽ってスナックで働いて、学校に通っていたという話でした。

これは実話を元にした話だと後書きにあって、まだまだ幼いといえる中学生が、今の私よりもずっとずっと辛く先の見えない状況で頑張っていたのだから、私だって耐えられるはずだと、何度も何度も読んでは自分に言い聞かせていたのですね。

それでもやはり食べられない寝られないという状態が続いて、私の身体の方が限界にきていました。
季節的にちょうど今頃でしょうか。
春のある日の午後、暖かな日差しでポカポカとして気持ちが良くなってきてしまい、私は眠ってしまいました。

うとうとしていると、夢で見たことのない20代後半か30代前半の女の人が出てきました。
そして私に向かって 「そんなに心配しなくて大丈夫よ」 と一言だけ言いました。
はっとしてすぐに目が覚めました(この時は、他のメッセージの夢のように時間がすごく経っていたという事はなかったです)

たぶん私があんまり家族や先々の心配していたので、守護霊様(の1人?)がかわいそうに思って、わざわざ出てきてくれたのだと思いました。

とはいえ、その時の状況では本当に大丈夫だと信用するのは、正直いって全く難しかったです(^^;)
ただ励ましてくれる存在がいてくれるという事に、とても慰められました。

結局その後、父の会社は不渡り手形を出してしまい、債権者が自宅に来るから逃げろと言われて、父母と別れて私も家を出る事になりました。

その頃お世話になっていた占い師の I 先生に相談すると、まず方位を調べてくれました。
最初に東南の方に行って、その後に北西に行きなさいと言ってくれて、最初の東南の方は以前天使と話すPさん(4)に書いたBさんが、「うちにおいで~」 と言ってくれて、その頃まだ新婚だったにも関わらず、一部屋私の為に空けてくれて3週間いさせてくれました(方位取りは21日間以上夜10時まで、引っ越し先にいないと方位を取った事にならないのです)、そして西北の方位はやはり天使と話すPさん(7)に書いたEさんが引き受けてくれました。
自分の知り合いの1軒家を、格安家具付きで借りてくれたのです(七部屋あって月々5万円という)

この時のなんとかなりそうだというほっとした安堵感と、心と時間を尽くしてくれた友人達への泣きたくなるような感謝の気持ちは多分一生忘れられません。

そんなこんなで色々あったのですが、その年の12月には元の実家に戻りました。

なんだかよく分からないうちに何もかもが終わってしまって、あの夢で女の人が言っていたように本当に大丈夫だったのです。

結局債権者も誰もうちに来なかったし、債権者への説明会の会場まで用意したのですが、そちらも誰も来なかったんですね(^^;)
(その後さすがに悪いので、うちの親も手型分はお返ししてました。不渡りのトータル金額が少なかったというのもあると思います。無理に取りに行く程でもないって感じでしょうか)

何もかも落ち着いたのは、あの夢を見てから1年後位だったでしょうか。

夢で慰めてくれた事が嬉しかったり有難かったりしたのもありますが、やはり守護霊様(かな?)達は、その時の全体の状況や未来を知っているんだなというのが、私にはすごいと思いました。
あの世での時間って、この世の時間と違うって言いますが本当に不思議です。

こうして目に見えない世界からの励ましと、現実の友人達の助力によって、私の人生の最大の危機を乗り越える事ができたのです。

このブログの私の色々な夢の話を読んで、私には不思議な夢が多いように感じられるかもしれませんが、実際には毎日眠っているので1万回以上夢を見る機会はあったのですが、ここに書いた数位しかメッセージは貰ってないので、見る事を確率で考えるとものすごく低いです。

ということは、余程の事がないと守護霊様達も夢に出ては来てくれないのですね。
守護霊様達も夢に出るのは、あちら的にものすごいエネルギーが必要で、ちょっとやそっとじゃ出られないという事情もあるのかもしれないなとは思いました。

もしくはあんまり色々と言ってしまうのは、結局は本人の為にならないので、言いたいけどメッセージを与えるのは控えているというのもあるかもしれませんね(^^;)

それでもまたメッセンジャーの皆さんに夢でお会いしたいなと思いますが、またまた大変な時が来るのはちょっと…。
何もないのが一番なので、やっぱりゆっくりお話しするのは、あの世に行ってからの方がいいのかなあと思ってしまいます(^^;)

さてさて長くなってしまいましたが、夢の話は今回で終わらせて次回からは他の話にします。
とりあえず夢繋がりのような気もするので、ヘミシング体験の話もしてみますね。
スピ系では一時期とても話題になったのですが、普通はあんまり知らない人は多いと思うのです。
でも昔1度、ビートたけしか何かの番組でやったので見た事がある人はいるかもしれませんね。

左右で違う波長の音を聞くと幽体離脱が出来るというCDです。

市販された一番最初のWAVEⅠを買って聞いた経験の話です。
興味のある方やいつかやってみたい方は、どうぞ参考にしてみて下さいね。
ここで書いた夢話での経験で、私なりに成功する方法を考察してみました(^^)


私が体験した不思議話を色々と書いています。

天使と話をしたり、魂から直接過去現在未来を聞く事ができるPさんという不思議な人の話も下記に書いています。

不思議話やスピリチュアルが好きな方は、よかったらどうぞ~(^^)



★天使と話す不思議なPさんの話


★私が体験したちょっと不思議な話


☆よもやま話

(私が最近経験した不思議話もあり)


★ゆなかいとブログ(雑談、散歩の会など)



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