入院~手術~退院~その後③
手術翌日です。



状態を看て、飲み物許可がでる。



そのまま、そこで、歯磨き、洗顔。



立てるのを確認して、尿の管が抜かれました。
管抜くとき、痛かった。
それからは、トイレは自分で立って歩いてです。



手術翌日は、痛みとの戦いでした。痛み止めを飲んでも、座薬を差しても、かなりの痛みがありました。
歩くときは、点滴のガラガラに頼りながら、背中曲げてヨチヨチ歩きしかできません。
『あの人、術後なんだな』て一目瞭然な歩き方しかできませんでした。
トイレ行くときと、歯磨き、洗顔のときと、ゴミを分別に行くときと、見舞いにきた母と姉をエレベーターまで送りにいくときくらいしか、歩かなかったけど、そんくらいで十分だと思います(笑)
入院~手術~退院~その後②
手術前日です。









手術当日です。






『もうだめだと思ったら言ってくださいね~』
と言われても、初めてだしだめの境界線がわからず、結局500ml全て、入りきりました。
その後、トイレにこもるも…『え、こんなもんなの?』という感想です。
もっとすごいのを想像してましたが、ブリブリとすごい音がなるわけでもなく、淡々とスムーズに終わりました。












『これあと何分くらいで効くんですか』
と聞いた後、3回目くらいの呼吸から意識ありません。(笑)



私はもう意識あるのに、声が出ないので呼び続けています。
どうにかガラガラの声を出したら、
『じんましん出てるねー。あら、全身に出てる。何かが合わなかったんだね。このまま5分くらい待つか』
およそ5分後。
『まだひかないねー』『大丈夫かな』
と言われながら、手術室を出る。



頭はすごくハッキリしていて、とても元気でした。でも、手だけ異常~に冷たくて、母と姉が、片手ずつ、暖めてくれました。
看護師さんがきて、どうかと聞くので、『手が冷たい』と言うと、触りもせずに手だけを暖めるものはないと言われました。その対応が、冷たかった。
姉が、売店で、温かいココアの缶を2つ、買ってきてくれて、それを握りながら暖めました。
母と姉が帰った後、違う看護師さんがきて、両手にココア握っているのを見てびっくりしてました(笑)
手が冷たいからと事情を話すと、『ちょっと15分くらい準備かかるけど、ホットパックする?』と言って、準備してくれました。
『あるんじゃん!!』と思ったけど、多分、前の看護師さんはちょうど交替の時間だったんだろうなぁ。もうすぐ仕事あがるときに、時間のかかることしたくないよねぇ。
と思い、特に怒りは感じず。
ただ、患者側から見ると、看護師さんが患者をどう思っているか、すごくよく分かる。
サービス業の私も、気を付けようと思った。



二時間おきに寝返りをするように言われてたけど、これが一苦労。
午前2時頃から、腹部の局所麻酔が完全に切れたらしく、どの体勢でも痛くて、ずっと痛みに耐えてた。
時間的に、ちょっとナースコールをするのが気が引けて、朝6時に看護師さんがくるまで我慢してたけど、痛みは我慢しないほうが良いです。
入院~手術~退院~その後①
今回のこと、書いていきます。
手術決まってから、いろんな方の卵巣嚢腫手術体験記を読ませて頂きました。
それによって、どんなものかイメージできたり、不安が和らいだりしたので、私もどなたかのお役にたてればと。。。
まず、入院について。
病院からもらう『入院のしおり』には書いてなかった持ち物で、私がとても重宝したものを書きます。



昼間だと気づかない、誰かの時計の秒針音や、イビキ、ケータイをピコピコ打つ音、そして何より赤ちゃんの泣き声。
産科と婦人科が、全く違うところにある病院は大丈夫だと思いますが、夜中の赤ちゃんの泣き声はすごいです。
今回、初めて耳せんというものをしましたが、多少耳に慣れない圧迫感はあるものの、静かになるのでぐっすり眠れました。






手術前の不安や、手術後の痛みをあまり感じずに済みます。
ちなみに私は、一条ゆかりさんの『プライド』でした。



よく使うものが良い物だと、入院中でも気持ちが凹んだりしません。痛みがあまりにひどくて一回だけ泣いてしまった時も、肌触りの良いティッシュに助けられました。



でもこれを、シュッと空中に吹き掛けると、ファサーと顔にかかるミストが心地良く、香りにも癒され、リフレッシュできます。
私は手術後、これを枕元において何回もシュッシュしました。






痛みに耐えて頑張った自分の足に感謝を込めて、手術翌日から毎晩、ふくらはぎと足裏にシートを貼って寝ていました。
朝、足がスッキリしていて、『今日も頑張って歩くか
』と思えます。

とにかく、いかに快適に入院生活を送るか、を第一に考えてました。
結果、大満足です。