ふと、目に入って来た
これ。↓
夏目漱石の作品読んだことある?
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そういえば、夏目漱石の本って
学生時代の授業で使われた
『こころ』を
一部読んだだけで、
きちんと全部読んだ事ないのですよね。
ぶっちゃけ、私自身は所謂
"本好きの人" ではなく。
本を愛する人が好きなのだと
気付かされつつあり。
でも、本は読みますよ。
(積ん読。)
このご時世、入院中でも病棟に
パソコン持込みやスマフォが
当たり前になって
そっちに時間使うこと多くなりますが
昔は、入院中は身体辛くとも
ゆっくり心向き合い
読書が出来る時間でもあり。
当時、親友から贈られた本。
本の中で書かれてあった言葉は
今も心に残っています。↓
そういった面からも
私は本に助けてきてもらってますね。
そうそう、
祖父が生前、昔のお札を
綺麗に並べて保管していたのを見た記憶があり。
私は全くそういうのに興味なく
普通に使っちゃうので
一つも昔のお札や硬貨は無いな。
と思ったら、
たった一枚、これのみ持っていました。
夏目漱石好きでもないし
古札集め趣味でもないし
でも、不思議と
近代日本文学の代表的作家である
この御方のだけは持っていたいという
衝動ともいえない
何かを感じたのでしょう。
話は戻り、
『こころ』の中にあった言葉。
「おれは策略で勝っても人間としては負けたのだ」
ここに関しては
教科書の模範解答みたいな
読み取り方がほとんどで。
どう感じるかは人それぞれですよね。
人は、限りなく美しく
誰にも壊してほしくない
純粋なものもあれば
醜さで辟易してしまうもの
コントロールしがたいもの
混濁してしまう時もあるのが
人間なのではないでしょうか。
他者に対して
清濁併せ吞むことができれば何よりですが、
最終的には
自分自身にそれができるかどうか。
スポーツや他競争技での勝ち負けはともかく、
人間としてどうこうになると
自身の中でゆるぎない
哲学的思想をしっかり持っている人や
繊細なこころを持つ人程
苦しみ苛まれるのかもしれません。
全肯定で受け入れて生きていく
というのは
なかなか難しい。
だからこそ、
赦しや愛を
共に分かち合っていくことが
大切なのかなと想う、
漱石の日でした。
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