今日の夕暮れの空は
とても綺麗でした。
大抵オレンジか赤みが掛かった
一日の終わりを穏やかに包み込むような
夕暮れ空を見る機会が多いのですが、
今日のは、色も強さも鮮やかな光で
雲の隙間から天使の梯子が
今にも現れそうな位
眩しく美しかった。
運転中だったので
写真は残念ながら撮れなかったけど
窓の外真横見続けたり
ハンドル切りながらずっと見蕩れてました。
(↑危ないし
いつも相当ヤバイ運転してるのに
何故かゴールド免許というのが
みんなに不思議がられます。笑)
話は飛び、
私の力になればという想いで
きっと当時選んでくれたのだろう
以前、親友が贈ってくれた
写真家・星野道夫さんの本。
「オーロラの彼方へ」
自然描写の中に
生命・人間・地球・宇宙etc.
その全てが凝縮されているかのような
詩的で深い文章も心に響きますし、
何より、星野さんの写真からは
人・動物の枠を越えた世界観を感じます。
安心しきって心も体も委ねているようだったり、
まるで祈っているかのようだったり、
他にもグッとくるシロクマの写真がありました。
愛くるしいアザラシの赤ちゃんにもほっこり
満天の星を眺めながら
星野さんとご友人が語り合っている、
印象に残ったページがあります。
「いつか、ある人にこんなことを聞かれたことがあるんだ。
たとえば、こんな星空や泣けてくるような夕陽を一人で見ていたとするだろ。
もし、愛する人がいたら、その美しさやその時の気持ちをどんなふうに伝えるかって?」
「写真を取るか、もし絵がうまかったらキャンバスに描いて見せるか、いややっぱり言葉で伝えたらいいのかな」
「その人はこう言ったんだ。
自分が変わってゆくことだって…
その夕陽を見て、感動して、自分が変わってゆくことだと思うって」
全く予想していなかったこの答えに
私は衝撃と言うか何というか、
心打たれました。
美しい景色も
美味しい食事も
楽しく笑い合う時間も
悲しみや辛さも
ただ傍に寄り添って
温もりを感じている時の
穏やかな幸せも
分かち合いたいと
私は思ってしまうタイプなのですが、
こういった愛のカタチもあるのですね。
本当に心から大事にしたいと
想っていることを大切に
これからは
自分のハートに正直に生きて
変わってゆけたらと、
美しい景色を見て
改めて思う今日この頃でした。