地元で飼っている
茶トラのミミちゃんが亡くなりました。
家族の話だと
死に際は穏やかに、
天寿を全うしたようです。
18歳位だから、
(保険所で殺処分される前の
里親探しで引き取った2匹なので
正確な年齢は解らず)
人間で言えばもう90歳近く。
ここ半年程は
元々病弱だったのでその病気も悪化し、
何とか生きてるといった感じで
先は長くない状態でした。
文句も言わずされるがままの
心優しい三毛猫エリちゃんを
枕にしていたミミちゃん。
昨年辺りからは枕通り越して
体乗っける位まで
図々しくなってました( ̄▽ ̄;)
私のことが大大大好きで
ストレートに愛情表現してくれるエリちゃんと違い、
ミミちゃんは私がたまに帰省しても
基本シカト
寒い時だけ、2階まで上り
私の部屋の電気ストーブ目当てで来るんだよね。
でも、冬に限らずどの季節でも
私が東京に戻る時が解るのか
不思議と、普段来ないのに
前の晩になると私の部屋に現れて
その時はいつもより長く一緒に居る子でした。
それに、出発する時は私の姿が見えなくなるまで
玄関でお行儀よくお座りして見送ってくれたり。
先月石川に用がありその帰りちょこっと富山に立ち寄り。
ムクムクして愛らしかったミミちゃんは
ここ半年程で一気にやせ細って
ほとんど動けず寝てばかりだったので、
もうお見送りも出来ない状態だと思った私は
リビングまで行って
ミミちゃんにお別れ言いに。
ドアを開けたら
目の前にミミちゃんが居て
玄関の方向に体を向けて
いつものように
お行儀よくお座りしてくれていました。
さすがにもうきちんと足を綺麗に揃えるのは辛いようで
少し広げながらも、頑張って足支えていました。
ミミちゃんを見たのがそれが最後です。
最後の姿って、それぞれ
思い出せるシーンと
思い出せない場合もありますよね。
今年頭に、知人が亡くなった時
物凄く悲しくて辛かったけど、
笑顔で手を振ってくれていたあの姿が
最後に見た姿として心に残っていて、
そういった温かい記憶を残して下さったことに
感謝しています。
――また話が逸れていきそうになったので
戻りますが、
とても仲良しの2匹だったので、
エリちゃん大丈夫かな…と心配になり
様子を聞いたら、
今はミミちゃんをずっと見ながら
近くに居るそうです。
家に来た頃も、その後十何年間、
いつもこのままずっと居続けてくれる気がしていました。
当たり前ですが、そんな訳はなく
命あるもの
必ず死を迎えるのですね。
今まで癒し続けてくれて、
心あったかい時間を一緒に過ごしてくれた
ミミちゃんにありがとうの気持ちでいっぱいです。