今週の新刊 | Suzunari の花たちへ

Suzunari の花たちへ

稲垣吾郎さん、新しい地図、SMAPが大好きです。

3冊入荷しました(笑)

 

「週刊文春WOMAN」
「JUNON 特別版」
「燕は戻ってこない」

こう並べると壮観です。

まず「週刊文春WOMAN」の「談話室稲垣」を読みました。「ゴロウ・デラックス」以来の「芥川賞・直木賞受賞者スペシャル」です。見出しに「ゴロデラの名物企画を誌上再現!」とあるので「週刊文春WOMAN」さんはこれをやりたかったんでしょうね。芥川賞の九段理江さん、直木賞の河﨑秋子さんと吾郎さんの鼎談は受賞作とその背景だけでなく、過去作品の感想まで広がって読み応えがありました。3人で話している分当然ページ数も多く、色々な話題が出て楽しかったです。九段さんが「ゴロデラ」での吾郎さんの朗読を褒めて下さった特に特に嬉しかったです。
吾郎さんは役者だから「この作品を演じるとしたら自分はどの役だろう」と想像しながら読むんですよね。その役を演じているところを想像しながら読んでいるのでしょうか。普通の人には出来ない読み方なので、それが「ゴロデラ」や「談話室稲垣」が出版業界の方々に愛される理由なのかもしれません。吾郎さんが「ゴロデラ」や「談話室稲垣」(「インテリゴロウ」も含む)で取り上げた作品を演じることが出来ると良いですね。
そして「ゴロデラ」と「インテリゴロウ」の復活も熱望しています。

「JUNON」はこれから読むのですが、表紙と折り込みポスターの渋さとかっこよさにまず溜息をついています。アラフィフのおじさん3人がJUNONさんの表紙を飾るってすごくないですか?

この特別版を企画して下さったJUNONさんに感謝です。

「燕は戻ってこない」はご存じ4月からの吾郎さん出演NHKドラマの原作。私はとにかく読むのが遅いので、4月30日の初回までに読み終わるのが目標です(こら)。
それとも読むのを途中でやめて、結末はドラマを見てから読むか…(「正欲」と同じパターンです)。いずれにしろ桐野夏生さんの文章はパワフルで引き込まれるのでワクワクしながら読んでいます。