短編ホラー「をつ神」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

最近流行りの"フェイクドキュメンタリー"ですが

YouTubeで2年前に公開されたこんな短編を鑑賞

 

【をつ神】

 

"レンタルしたビデオに奇妙な映像が映っていた"

なんて毎度お馴染み?のテロップから始まる本作

ノイズ交じりの粗いモノクロ映像の中に映るのは

木々に囲まれた神社?神域?のような場所と神主

 

(何か儀式が始まる?)

 

と、鳥居の側に座った神主が両手を合わせ祈ると

黒い衣のような着物を纏った"何か"が姿を現す!

神主と同じように両手を合わせているその何かは

映像が粗いためか?中に浮いているようにも見え

 

(ん?何か現れた?)

 

(なんだ。。。これは)

 

ここでビデオに映っていたモノクロ映像が終わり

その映像を検証する体で?その映像が撮影された

とある街の森の奥の神社へと。。。行くのですが

どうして撮影場所が分かったのかは謎です(笑)

 

(迷うことなく直行ですw)

 

ま、そのあたりはあえてツッコまずにスルーして

カメラは神社の鳥居らしきものが立ってる場所へ

するとうっそうと茂る森の木々とは不釣り合いな

あの映像と同じ黒い衣を身に纏った何かがそこに

 

(まさかアレって。。。)

 

(うあ!いた!)

 

まだ儀式を検証してないし鳥居も抜けてないのに

先走るにも程がある?既にそこで待ってた何かは

カメラへと向かって全力疾走で駆け寄ってくる!

もちろん撮影者は脱兎のごとくに出したが。。。

 

(先回りされて。。。)

 

(問答無用で襲われる!)

 

映像に激しくノイズでが走ると映像はここで終了

画面が暗転。。。作品もここまで

 

レンタルビデオの中に残された不可思議な映像を

現場まで行って検証する。。。体で描いてる本作

 

我々世代の方たちには説明不要だと思うのですが

ごく稀にレンタルで借りたVHSのビデオテープに

無関係の映像が紛れ込んでる事がありましたよね

映画の本編が終わってからも再生を続けていたら

Hな映像や奇妙なホームビデオとかが始まったり

そういう事が現実にあったからこそ成り立つ話で

モノクロの粗い不気味な映像が雰囲気を盛り上げ

黒い"何か"に得体の知れない怖さを感じる。。。

フェイクドキュメンタリーらしい味わいある映像

観る者を不安にさせるなかなか良い演出でしたが

ここで終わっていた方が良かった気も?(^▽^;)

その後、検証するため現地に向かって実際に遭遇

いきなり追いかけられて「うあぁぁぁ!」となる

もちろん動きのあるシーンは怖さを感じましたが

二度も繰り返すのは蛇足のようにも思えて。。。

ま、そこは個人の好みで評価は分かれそうですね

ちなみに最後にエンドクレジットが映るのですが

主演が"梁瀬泰希"さん。。。

劇場公開された"戦慄怪奇ワールド コワすぎ!"で

心霊スポットで動画を撮影して赤い女と遭遇して

工藤さんたちに助けを求めた三人の若者のひとり

"柳井大輝"を演じた俳優さんでビックリ(◎_◎;)

得も言われぬ不思議なご縁を感じちゃいましたよ

そんな薄気味の悪い映像を楽しむ2分ほどの本作

気になった方はYouTubeの方でぜひともです!

今回もまた下にリンクを貼っておきます(*^^)v