「エレベーター・ゲーム」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回鑑賞した作品はコチラ

 

【エレベーター・ゲーム】

 

エレベーターゲーム。。。エレベーターを

4階、2階、6階、2階、10階と昇降させて

10階に止まった時に目を閉じて5階を押す

5階でドアが開くと"女性"が乗ってくるが

絶対に見ないように1階のボタンを押して

次にドアが開くと"異世界"に行ける。。。

そんな"都市伝説"を遊び半分で試す女の子

乗り込んできた"5階の女"を見てしまって

赤いフロアに辿り着き。。。そのまま失踪

 

(背後に迫る5階の女)

 

なんて不穏なオープニングから始まる本作

"都市伝説"を検証する動画を制作している

クリス、クロエ、マディ、イジ―、ケビン

スポンサーに急かされて動画制作を急ぐ中

新たにメンバーとなったライアンの提案で

エレベーターゲームの真偽を検証する事に

時間もないし?他のメンバーは了承するが

何故か不満げなクリスだけは提案に反対し

とはいえ時間がないからと提案は了承され

 

(もう後には引けない?)

 

検証する場所もライアンの提案で決定され

冒頭の女の子ベッキーが失踪したあのビル

無許可で不法侵入しての撮影になるけれど

いわく付きの方が盛り上がると場所も決定

スポンサーから出演者が着るよ指定された

商品名がはいったダサいTシャツも到着し

機材の準備を整えていよいよ撮影を開始!

エレベーターゲームと5階の女を解説して

もちろんスポンサーの意向にも完璧に応え

 

(仕事とはいえ大変だw)

 

で、ライアン、イジ―、ケビンたちが残り

1階エレベーターホールで撮影をフォロー

クリス、クロエ、マティはエレベーターへ

4階、2階、6階、2階、10階と昇降。。。

固定カメラが映す映像に謎のノイズが入り

いよいよ"5階の女"が現れるという5階へ!

しかし巡回の警備員がライアンたちに接近

見つかったらヤバい?必死に身を隠す間に

5階のクリスたちは1階のボタンを押すが?

 

(何故かエレベーターは上昇!)

 

まさか本当に5階の女?異界へ着くのか?

めちゃくちゃビビるクリスたちだったけど

9階で止まったエレベーターのドアが開き

普通にビルの関係者が乗りこんできて。。。

他フロアでボタンを押されてゲームは失敗

それも機器の故障?撮った映像が失われて

ライアンが再検証を訴えるがクリスは拒否

どちらも必死にも見えて驚く他のメンバー

と、ここでライアンは驚きの言葉を口にし

 

(冒頭の女の子と知り合い?)

 

そしてライアンとクリスの"事情"が判明!

動画のファンだった高校一年のベッキーは

DMでクリスと接触し体の関係を持ち。。。

エレベーターゲームの都市伝説の話をした

で、それを試し動画を撮ればそれを公開し

有名にしてやるとクリスはベッキーを煽り

結果。。。冒頭で見た通り彼女は失踪した

その事情を知るライアンはベッキーの兄!

話を聞いて問い詰めるメンバーにクリスは

 

(逆ギレ?クズ野郎だなw)

 

ただ、ライアンはそれを責めるのではなく

妹は5階の女に"赤の世界"へと連れ去られ

それを助け出す手助けをしてほしいと話し

が、巡回の警備員に見つかりつまみ出され

続行は不能?今回の撮影はこれでお開きに

現地解散ってことでそれぞれが去ってゆき

アパートに帰ったクリスは異変を感じる!

次の瞬間!金縛り状態となって宙に浮くと

全身の骨をボキボキとへし折られて。。。

 

(最後は首を。。。ゴキッ!)

 

(それを見つめる怪異。。。)

 

その頃、事務所に戻ったイジ―とケビンは

エレベーターにカメラを忘れた事に気づき

気乗りせず行きたくないがビルに戻る事に

一方、自宅に戻ったクロエはPCを開くと

ベッキーの情報を求めるHPに何かを思い

バスを待つマティも何かの気配を感じる中

ライアンは一人エレベーターゲームを行い

順番に昇降し。。。赤の世界に辿り着く!

ビルを出たライアンが目にしたその世界は

 

(薄暗い空には"×"が浮かび)

 

(不気味な女もいた~~~!)

 

5階の女?迫る怪異から逃げ出すライアン

ビルに戻りエレベーターのボタンを連打!

なかなか降りてこないエレベーターを待ち

その一方、現実世界ではイジ―とケビンが

ビルに戻ってエレベーターでカメラを回収

が、せっかくだし?イジ―がボタンを押し

嫌がるケビンとエレベーターゲームを試す

順番に昇降していよいよ5階に到着すると

ふざけ半分の二人に5階の女が襲い掛かる

 

(ケビンの首に手を突き刺し)

 

(逃げるイジ―の頭を掴む!)

 

殺された二人は暗がりに引きずられてゆき

で、エレベーターのドアが閉じて1階へ

ドアが開くと。。。そこにはライアンが!

間一髪?5階の女に捕まるまえに乗りこみ

安堵する彼は落ちていたカメラを手にして

現実世界に戻ったライアンはクロエに連絡

二人は会って話すため事務所へと向かって

その頃、やはり何か変?不安になるマティ

ふと停留所の屋根を見上げるとそこには!

 

(見つけたw)

 

「出た!」叫びその場から逃げ出すマティ

彼もクロエに電話し事務所で落ち合う事に

でもその前に?相手が怪異ならアレが必要

"ここでいいや"手近なレストランに入ると

テーブルに置いてる"塩"をかき集め。。。

店員に通報されながらもミッションを達成

大量の塩を詰めたカバンを抱えて事務所へ

一方、先にクロエと合流できたライアンは

赤の世界に行ったと説明するが信用されず

 

(ごもっともw)

 

そこであのカメラに残る映像を確認すると

イジ―とケビンが何かに襲われる様子が!

真偽はともかくとして友人を救わなければ

と、そこにマティが合流!塩で円を描いて

彼曰く。。。その中なら怪異も入れない?

そして最初のゲームは半分は成功していて

9階で止められ中断されてしまったけれど

赤の世界と繋がる門だけは開いていたため

5階の女があの場にいた者に取り憑いたと

 

(それは納得)

 

マティの言ってる事が正しいのかともかく

このゲームについて調べたクロエによると

その起源は数十年前に女子大生のアリーが

酔って悪ノリした先輩たちに歓迎の儀式と

エレベーターシャフトの中に閉じ込められ

その事を泥酔した先輩たちは忘れてしまい

アリーはそこに一週間もの間閉じ込められ

そこにやってきた作業員たちが点検のため

普段下げない位置までエレベーターを下げ

 

(赤い点検灯に照らされ。。。)

 

5階の女アリーの悲劇と赤い世界の空の×

点と点が線で繋がり。。。さてどうしよう

と、マティの鼻歌に聞き覚えがあるクロエ

ライアンも5階の女が歌っていたと気づく

エレベーターが昇りまた降りてくる♪

ドアが開いて閉じたらまた乗ろう♪

クロエによると有名な童謡らしいけれど?

ここでライアンとマティが何かに気づく!

赤の世界に出て再び乗れば"扉は閉じる"?

 

(童謡に扉を閉じるヒントが!)

 

やった!大喜びするアホな男たちをよそに

冷静なクロエは警察に通報しようとするが

誰も歌ってないのにその歌が聞こえてくる

ふと見ると暗がりには。。。5階の女か?

「アリー?」クロエが声をかけると反応し

近づいてくるが塩の円の前で動きを止める

うそ、まさか効果あり?浮かれるマティは

ネットの情報もたまには役に立つもんだ?

5階の女を挑発して背中を向けたその時!

 

(ザッ。。。)

 

(ガブッ!)

 

ネットの情報を鵜呑みにしちゃダメという

教訓を見てる者に伝えたマティは息絶えて

で、その隙に逃げだしたクロエとライアン

童謡がヒントってのもかなり胡散臭いけど

やるしかない!あのビルのエレベーターへ

邪魔する警備員に催涙スプレーを浴びせて

エレベーターをルールの順番に昇降させる

5階では扉が閉じるまでしっかり目を閉じ

1階を押すとエレベーターは10階へ上昇!

 

(扉が開くとそこは赤の世界)

 

と、ドアの向こう側に佇む人影を目にして

妹だと思い込み近づこうとするライアン!

すると「罠よ」と叫び引き止めたクロエに

妹の死を受け入れるよう説得されて。。。

エレベーターに戻ると1階のボタンを押す

ところが何故か5階で止まるエレベーター

まさか?ひとまず目を閉じる事にした二人

すると何かが乗って動き出すエレベーター

恐怖のあまり耐え切れなくなったクロエは

 

(目を開けた瞬間。。。)

 

(ぶほっ!血が噴き出し)

 

と、異変を感じ思わず目を開けるライアン

その背後には5階の女が静かに立っていて

1階に着いたエレベーターのドアが開くと

現実世界ではライアンの姿は消えているが

赤の世界の1階に着いたエレベーターには

ライアンの姿があり彼を呼ぶ声が聞こえる

-ラストシーン-

ライアンたちが失踪してから数年が過ぎて

噂を聞きつけたアホがノコノコやってくる

「ここでエレベーターゲームをしま~す」

とか配信しながら4階のボタンを押そうと

伸ばしたアホの手より先?やや食い気味に

 

(ポチッとなw)

 

ゲームに終わりはない?で、エンドロール

 

「エレベーターで異世界にGO!」なんて

日本発祥?の都市伝説をテーマとした本作

以前鑑賞した「地縛霊5階の女」もですが

エレベーターの狭い空間がメインのためか

ジリジリと背後に迫る恐怖感は味わえても

どうしても大きな動きで見せる事ができず

殺害パターンもワンパターンになっていて

怖いけれど少し物足りなさを感じましたね

ただ、本作はエレベーター以外の場所でも

怪異に襲われるため映えるシーンもあって

その分だけより楽しむ事はできましたよ!

陰惨な描写などはやや控えめではあるけど

赤の世界の空に浮かんだ"×"の意味や理由

怪異が何者かも劇中でしっかりと語られて

クズ野郎からポンコツな登場人物もいたり

キッチリメイクな怪異の動きも気持ち悪く

小粒ながらまずまず楽しめる作品でしたよ

ツッコミどころもかなりありましたけどね

物凄く怖い作品ではないけど悪くはない?

暇つぶしにちょうどいい無難な感じの本作

気になった方は見放題になってからぜひ!