以前紹介した「椅子」、「似顔絵」などの
薄気味の悪い短編ホラーを制作されている
"in-facto"さんのYouTubeチャンネルに
また不気味な新作がアップされていました
【トレッキング】
私有地らしき山に登ってしまった林と高岡
"何か"を見た？ヤバいヤバいと下山を急ぎ
スマホで撮影した"何か"を確認していると
「お前ら見たんか？見たんやな！」
そう地元の人らしき男性に声を掛けられる
と、男性は何かを"しなければならない"と
高岡のスマホを奪いついて来いと歩き出し
（二人は何かしたのか？）
スマホを返してくれと訴える二人に男性は
「死んでもいいんか」
そう言うと"やらなあかんこと"だと口にし
男性の話の真意や今の状況が見えない二人
ところが山道を歩くうち高岡の身に異変が
急に咳き込みはじめてそれは次第に悪化！
苦しそうに身をかがめると鼻から血が滴り
（謎の体調不良。。。）
「ついてゆけば治るんですか？」
そう言うと二人は男性に従い急な坂を登り
不意に足を止めた男性は"ここや"と呟いて
木の陰に隠うよう置いてある麻袋を掴むと
麻袋の中から酒瓶と湯のみを二つ取り出し
酒？瓶に入っている液体を湯のみに注ぐと
それを今すぐ飲むように二人に促し。。。
（中身は。。。お神酒？）
突然の体調不良に恐怖を感じていた二人は
男性に言われるがままにそれを飲み干して
と、高岡の体調が少しよくなり安心するが
「これで終わりじゃない」
そう話す男性と"何か"がある山頂をめざす
二人がこの山に登った事情など話しながら
歩き続け。。。そして遂に山頂に辿り着く
（何かがある。。。）
（なんだ？あれは）
男性は慣れた様子で近づいてまずは"一礼"
と、男性はソレを挟み座るよう二人に指示
言われるがまま座った二人はカメラを設置
これから始まる儀式？の様子を撮影。。。
すると男性は鎖骨のあたりを叩くよう告げ
それに従い叩く二人に麻袋から取り出した
文字？のようなものが書かれた覆面を被せ
（祝詞？呪詛？）
男性の"よし"の声で叩くのをやめた二人は
次にソレに三度深々と礼をするよう言われ
礼を終えると今度は男性が言った"言葉"を
二人も同じように復唱するように指示して
ゼン、トウ、ビ、ルイ、チョウ、ケイ、
キョウ、シ、ジョウ、ガク。。。
次に瞼に触れて"まぶた"、鼻に触れ"はな"
頬に触れ"ほお"、顎に触れ"あご"と言えと
（どんな意味があるのか。。。）
男性の言葉を復唱し触れた場所を口にして
言われた通りにしてゆく二人だったけれど
"あご"の時だけ林の声がしなかった気が？
しかし男性が聞き逃した？特に指摘はせず
二人の被っていた覆面を"ソレ"の前に供え
何をさせられたか二人は理解できないまま
男性が一礼し"やらなあかんこと"は終わる
（これで助かったのか？）
いきなり帰れと言われ呆気にとられる二人
と、高岡は"ソレ"は何なのか男性に問うと
"妻"と言った？男性がポツリと呟き。。。
それを確認しようとした二人は追い払われ
最後に林の身に起きた事を高岡が独白する
山から戻った翌日から林との連絡が途絶し
最後に交わしたメッセージに不審な言葉が
（あご？）
音信不通となった林はどこへ消えたのか？
-ラストシーン-
あの時、林とは逆の視点で高岡が撮影した
映像に"何か"が映り込んでいると話す高岡
ここで流れる映像には言葉を復唱する林と
二人の側に立つ男性と木に寄り掛かるソレ
その奥の方で"何か"が蠢く姿が映り。。。
（中央の奥に。。。）
（映り込んだモノは何？）
映っていたのは何なのか？で、THE END
以前に紹介した「椅子」、「似顔絵」とは
また違うタイプの恐怖を映し出してる本作
知らず知らずのうちに二人が禁忌を犯して
地元の男性がそれを祓う？収めようとする
そんな感じのストーリーだとは思いますが
得体の知れない何かが放つ底知れぬ怖さを
粗い映像に漂う不穏な空気が煽りに煽って
男性がおこなう謎の儀式？や唱える言葉は
胡散臭いけど？どこか真実味を帯びていて
何か意味がある？とか妄想を掻き立てられ
思わず引き込まれてしまいました(◎_◎;)
ま、単純に不気味な映像を楽しむのもよし
ブルーシートに包まれたモノが何かだとか
最後に蠢いてたモノが何か考察するもよし
観る人次第で様々な形で受け止められる？
ちょっと観るにピッタリな13分ほどの作品
気になった方はYouTubeの方でぜひです！
今回もまた下にリンクを貼っておきますね
って、山歩きの時にこんなのを見つけたら
そう考えるだけでゾッとしますよね(-_-;)
