「カルト・ガールズ」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今回はアマプラのレンタルでコチラを観ました

 

【カルト・ガールズ】

 

怪しげな新興宗教団体"ゴールデン・パス教団"

自然回帰、死と復活、救世主の出現を教義とし

死と再生の女神が転生した魔女"ラガナ"の元で

数百の信者たちが施設で共同生活を送っていた

少女"ダリア"も"マリヤ"、"ライマ"二人の妹と

大人たちや他の子供たちとと共に暮らしてたが

どんな経緯があるのか教会に保護されて"15年"

今は教会を出て妹たちを探す日々を送っていた

 

(幼い頃のダリアと妹たち)

 

(そして怪しい教主ラガナ)

 

で、教団での日々がダリアの回想として描かれ

教団は幼い少女たちを信仰と教義によって洗脳

選ばれた少女はとある"儀式"に参加させ。。。

そんな教団での日々が遠い昔のように思える中

ボランティアで炊き出しするジョニーを手伝い

帰宅したダリアがTVをつけると始まった番組は

過激なブラック・メタルバンド"ソラト"の特集

バンドのリーダー"モロク"が身に着けてるのは

 

(ゴールデン・パス教団のシンボル!)

 

(もしかしたら信者?)

 

確認するためダリアはソラトのライブへ行くが

ダリアは腕の"シンボル"のタトゥーを見た男に

「あの時の少女だろ?ニュースで見たぜ」

そう声を掛けられ。。。再び回想が始まります

15年前、教団に当局が介入!武装警察が突入し

銃撃戦の中でダリアは他の少女たちと保護され

しかし妹たちは幹部信者やラガナと逃走。。。

そして教団は壊滅しダリアは教会で暮らす事に

 

(そんな事情があったのね。。。)

 

一方、銃撃戦の際に致命傷を受けていたラガナ

「これも運命。。。受け入れる」

傷の心配をしている幹部信者たちにそう伝えて

教主の気丈な姿をマリヤとライマは側で見つめ

で、場面は現在に戻りダリアの事情を聞かされ

同情した?ブラック・メタルを愛する男サムは

モロクの所在を知っていると案内を買って出る

そして人里離れた辺境の森の奥へ奥へと行くと

 

(どういうこと?)

 

まるで全てをお見通しのような口ぶりのモロク

短剣をサムに与えダリアに知る事を語り始める

教会への攻撃や破壊工作を行っていたモロクは

投獄された刑務所で捕まった他の信者と出会い

警察が突入してからの話を聞いたらしく。。。

逃げ延びたラガナやダイアの妹たちと幹部信者

自然回帰を教義とする教団らしく森の奥へ入り

そこでラガナは息絶えて信者たちに見送られた

 

(その遺志は信者に受け継がれ。。。)

 

死と再生の女神の転生であるラガナ復活を信じ

信者たちは売春業などを営んで闇の世界に生き

ところがマリヤとライマは信仰心を失ったのか

他の信者の隙をついて教団から逃走して離れた

そして二人は次第に復讐を考えるようになって

と、ここでモロクが出した酒が効きすぎたか?

ヨロヨロと外へ出て行ったサムはその場で倒れ

ダリアは朦朧としながモロクの話に聞き入るが

 

(ダリアさん目がイッてるw)

 

ドイツに渡ったマリヤは復讐のため情報を収集

教団が信者獲得のため女性を拉致してると知り

真実を世に伝えようとしたが教団に殺されたと

話しを聞き助けられなかったとダイアは絶望し

その頃、サムの前に教団信者らしき連中が現れ

彼が消えた事を不審に思うダリアだがモロクは

それを遮るよう今度はライマの話を始め。。。

賢く勇敢でたくましく育った彼女は生きている

 

(わずかに希望の光が見えた?)

 

ライマは姉妹の故郷でもありラガナ生誕の地で

教団発足の場所でもあるリトアニアへ戻ったが

そこではいまだに教団は健在で信者の数も多く

地下クラブを経営して女性たちを監禁していた

教団はそこで女性に売春をさせては資金を稼ぎ

古くからの信仰を守る女性を純潔の乙女と呼び

拉致してきては儀式で生贄に捧げているようで

証拠を掴んだライマはすぐに警察へ通報。。。

 

(クラブは摘発され教団は壊滅)

 

ライマは勇敢な行動によりその復讐を果たした

が、その話を聞いていたダリアの様子の異変が

ますます朦朧としてトランス状態となった彼女

「生まれ変わるため過去を浄化しなければ」

そんなモロクの言葉に誘われるよう全裸となり

風に身を任せユラユラ体を左右に揺らし。。。

他の信者らしき全裸の女性も姿を見せたその時

無事だったサムが戻りモロクにナイフを向ける

 

(生きていたのかサム!)

 

ふと我に返ったダリアはサムと二人で逃げ出し

と、信者たちに追いつかれてしまったところで

サムは自分が引き受けるとダリアを先に行かせ

乗ってきた車まで戻ったダリアだがサムは来ず

それどころか信者たちが森から現れ追ってきて

仕方なく車を走らせるダリア。。。だったが?

森の側に佇む不気味な女性の姿に気を取られて

事故って意識を失ったダリアに女性が近づくと

 

(馬乗りになり何かを吐き出す!)

 

それは死んだはずのラガナのようにも見えるが

ダイアの服を脱がすとその白い肌がひび割れて

と、気がつけばダリアの容姿はラガナに変化し

それでもその意識はまだダリアのままのようで

ここで生きていたサムが彼女の顔を見て驚くと

「あなたは聖母だ」と何か意味不明な事を言う

どうやら彼もダリアと同じ施設にいたようで?

すると驚くダリアの意識がラガナとシンクロし

 

(教主復活。。。)

 

サムや追ってきた信者たちがひれ伏して。。。

こうしてラガナは"生き続ける"ダリアの死後も

死と再生。。。画面が暗転して THE END

 

カルト教団から警察に保護されて15年が過ぎ

教団に残して生き別れた妹たちを探す主人公は

何かに導かれるように信者の待つ森へと向かう

って、はいきました!毎度お馴染み宗教系作品

魔女とかカルトとか胡散臭い話がメインなので

聖書なんかの基礎知識は必要なかったのですが

キリスト教と元からある信仰との軋轢や争いと

そのあたりのテーマを盛り込んで描いてるので

そういう知識があると見方も変わる?(^▽^;)

ま、変わるも変わらないも淡々とした展開やら

台詞も無い環境映像みたいなシーンも多いので

知識云々以前にさほど面白さは感じられなくて

とはいえ変に捻って小難しいお話でないために

知恵熱出るほど悩む必要はないのはいい感じ?

中盤でブラックメタルバンドの演奏を流したり

儀式のシーンで無駄におっ〇いを見せたりとか

なんだかんだ時間稼ぎしてるのは否めませんが

アマプラのレンタル限定作品なんでしょうか?

おかげで被害者が少なく済み一安心な地雷映画

当然オススメはできないのでご注意下さいね!