「ガーゴイルズ 生きていた怪獣」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今回はいつの間にかアマプラで配信されてた

1972年制作懐かしのコチラの作品を鑑賞!

 

【ガーゴイルズ 生きていた怪獣】

 

天国を追放されて地獄の底に堕ちた悪魔たち

神と人類を憎み復讐の時を待ち続けて。。。

って、神はともかく人類は無関係だろ(-_-;)

「とんだとばっちりだな」とか言っていたら

そんな悪魔の子孫である"ガーゴイル"たちは

人類の繁栄を横目に暗闇の中にその身を潜め

600年毎に生まれ変わり復讐の機を待ち続け

しかし人類の繁栄と進化は悪魔の予想を凌駕

復讐のため人類に襲い掛かったガーゴイルは

近代兵器の前にことごとく駆逐されて。。。

 

(機を待ちすぎて機を逃した?)

 

そして現在。。。

悪魔やら何やらを研究しているボリー教授は

ガーゴイル存在の証拠があるとの手紙を貰い

さっそく娘ダイアナとメキシコの片田舎へ!

なんで娘を?とか疑問には思うところですが

オッサンとジジイじゃ華がないですからねぇ

で、砂漠の真ん中で見世物小屋を営んでいる

ウィリー爺さんの元を訪れたボリー教授たち

先住民らが悪魔が潜むと噂する谷で見つけた

伝説の悪魔ガーゴイルの全身骨格を目にする

 

(どうじゃ!)

 

ピカピカに磨き上げられてる全身骨格の前で

組み上げるのに骨が折れたよ。。。骨だけに

みたいな?ウィリー爺さんの話を聞かされて

"動物の骨で組んだ偽物"だと疑うボリー教授

しかし部族の長のお墨付きだとか必死に説明

自分の話と全身骨格をネタに新刊を書くべき

世に知らしめるべきと訴えるウィリー爺さん

「本を出版するなら儲けは折半じゃ」

って。。。金が欲しいだけかよ!強欲ジジイ

それもダイアナが勝手に骨格の写真を撮ると

 

(撮らせてやれよw)

 

ま、既に日も暮れてきたし納屋に腰を据えて

話だけは聞いてやる事にしたボリー教授たち

するとウィリー爺さんはテキーラ飲みながら

先住民たちは悪魔ガーゴイルをこう呼んだと

ナカタデカチンコ。。。いやナカタチンコ?

って、うろ覚えかよ!そのうえ下ネタかよ!

ま、正解は"ナカタカチンコ"だったけれども

先住民は若者たちを集め特別な衣装を着せて

成人の儀式をした伝承があるとかないとか?

二回くらい同じ話を繰り返すウィリー爺さん

 

(チ〇コって言いたいだけだろw)

 

とはいえボリー教授にとっては貴重なお話し

ダイアナも真面目に聞いてそれを録音。。。

で、ウィリー爺さんが同じ話を繰り返しつつ

泥酔した状態で曖昧な記憶を思い出してると

何かが納屋を襲撃!建屋自体を大きく揺らし

その激しさに建屋が崩れてしまい一気に崩壊

すると大切な飯のタネ?全身骨格を守ろうと

やめときゃいいのに近づいたウィリー爺さん

崩れ落ちた梁の下敷きとなって動けなくなり

ランプの火が引火しウィリー爺さんは炎上!

 

(泥酔してるからよく燃える?)

 

金の話と下ネタで炎上する前に自分が炎上し

特に活躍もしないままでジジイは退場。。。

で、ボリー教授たちは間一髪で納屋から脱出

それもガーゴイルの頭蓋骨をちゃっかり奪取

車に乗りこんで逃げ出すボリー教授たちだが

しばらく走ったところで。。。屋根に気配?

そこには納屋を襲撃した着ぐるみの怪物が!

車の屋根にしがみついた怪物をのせたままで

猛スピードで走り振り落とそうとするけれど

振り落とせず悲鳴を上げるダイアナ!そして

 

(おちる~~~!)

 

屋根の上ではしがみつく怪物が悲鳴をあげて

で、カーブで振り落とされてしまった怪物は

「あいたた。。。」と腕を押えながら退散し

そのままスタンドまで走り続けたボリー教授

ボロボロになった車の修理を店員に任せると

紹介してもらった近くのモーテルへ向かうが

そこで待っていたのは。。。妙齢な女主人!

どうやらボリー教授を一目見て気に入った?

やけに"女一人"を強調しグイグイ言い寄って

下手な怪物よりも危険な香りを漂わせ。。。

 

(勘弁してよ。。。)

 

無事にチェックインして女主人の誘惑も退け

翌朝、ボリー教授は納屋の一件を警察に通報

もちろん怪物の話は伏せたままで現場検証へ

しかし現場にはジェームスたち5人の若者が

彼らは近所で鼻つまみ者の悪ガキグループで

ジジイの納屋が焼け落ちたとどこで知ったか

金目の物を盗もうとバイクで集まったよう?

警察は昨夜の一件も彼らが犯人と考えて逮捕

その夜、ボリー教授たちのモーテルの部屋に

あの怪物が侵入!それも相手は一体ではなく

 

(ベッドサイドに一体)

 

(バスルームにも一体w)

 

まさかダイアナの下着を物色していたのか?

なんだか怪物とか悪魔というかただの変態?

むしろ微笑ましくも見えて苦笑いしていると

二体の不気味な珍入者に部屋の中は大混乱!

悲鳴をあげてダイアナはモーテルを飛び出し

ボリー教授は片方の怪物と掴み合いとなって

その間にもう一体はあの頭蓋骨を強奪。。。

目的はそれなのか?そのまま部屋から出ると

「ヒャッハー!」と道路に飛び出したその時

トラックが猛スピードで迫り。。。ドカン!

 

(怪物もトラックには。。。)

 

逃げたもう一体に頭蓋骨は盗まれたけれども

図らずも怪物の死体を手に入れたボリー教授

一方、ダイアナは怪物を見せて説明したなら

ジェームスたちを釈放できるかもと警察署へ

ところが巡査に事情を説明しても話が通じず

ダイアナの話をジェームスたちも鼻で笑って

仕方なくモーテルに戻ったダイアナだけれど

そこに死体を奪うため怪物たちが舞い戻る!

するとボスらしき怪物がダイアナを押し倒し

恐怖のあまり気絶してる彼女の胸元を。。。

 

(さわさわ。。。)

 

(オレのナカタカチンコが。。。)

 

って、下ネタやめろ!Σ(゚Д゚)

それは冗談としてボスはダイアナを拉致して

他の怪物たちは仲間の死体を見つけ奪い去り

えっちらおっちら日が昇ってからも歩き続け

荒れ地の奥にある怪物たちの巣穴へと向かう

巣穴には無数の怪物たちが潜んでいるようで

中にはメス?女性?らしき怪物の姿もあって

と、ダイアナを巣に連れて帰ってきたボスに

ボスの妻?らしき怪物が近づいて詰め寄る!

どうやら"痴話喧嘩"が始まったようで。。。

 

(ちょっと!なんなの?あの女!)

 

(違うって、事情があるんだって)

 

手下の手前?ダイアナも目の前で見ているし

ボスは妻を抱きしめキスしてその場を収める

「何を見せられているんだ?」

なんて呆れる私をよそに話はグイグイ進んで

怪物襲撃の様子を隠れて聞いていた女主人は

すぐに警察に駆け込んで何が起きたのか説明

怪物に殴られ気絶してたボリー教授も合流し

巡査や署長、留置所のジェームスたち悪ガキ

全員でダイアナ奪還作戦を決行することに!

男たちは武装して巣穴へ、女主人は州警察へ

 

(頼れるオバサンだぜ!)

 

(しかしその背後には。。。)

 

もちろん車両もバイクも馬も犬たちも総動員

優秀なK9たちのがその嗅覚で巣穴へと案内

一方、巣穴ではとんでもない事が判明する!

ボスや怪物たちは人の言葉が話せると分かり

「話せるなら事情を聞かせて」

とか捕まってるのに冷静なダイアナの質問に

ボスが見せたのは。。。ボリー教授の著書!

怪物たちは"600年に一度"生まれるけれども

その"寿命"はけして長いものではないようで

生きてる間に"多くを学びたい"と考えていて

 

(どゆことですか?)

 

学ぶことも強さを手に入れる手段という事?

何度も人間と戦い負け苦汁をなめてきた彼ら

間もなく生まれる次の世代が後を引き継いで

強くなり人類を滅ぼして怪物の時代が来ると

そこにダイアナを探すボリー教授らが接近!

巣穴には間もなく孵化する卵が数多くあって

ボスたちはそれを守らねばと行動を開始する

そに一方でボリー教授たちは怪物に襲われて

見せしめのため吊られた女主人の死体を発見

お互い"殺らなければ殺られる"状況に。。。

 

(オバサン。。。成仏しろよ)

 

ボスが率いる怪物たちが巣穴を守るため外へ

既に夜は更け真っ暗な中で近づく人間を襲撃

そんな中でボリー教授とボスが遂に出会う!

娘に会いたければとのボスに従うボリー教授

案内され怪物の巣穴の中へ誘い込まれ。。。

もちろんそれは罠であっさりと囚われの身に

ボスはお気に入りのダイアナとポリー教授は

人類を滅ぼしても生かしておくつもりのよう

ところがボスの隙を突き逃げたポリー教授は

巣穴の奥で次世代の怪物たちの誕生を目にし

 

(孵化した子供をかいがいしくお世話)

 

これは始末せねば。。。とか思っていると?

ポリー教授に声をかけてきたのはボスの妻!

彼女はダイアナを邪魔だと考えているようで

ポリー教授が娘を連れ帰るよう手助けするが

気づいたボスはダイアナを連れて逃走。。。

ここで一度巣穴から外に出られたポリー教授

署長やジェームスたちと合流して事情を説明

ダイアナを奪還し卵を駆除するため巣穴へ!

卵を燃やすためにガソリンを撒くジェームス

しかし彼に怪物たちが群がり襲われてしまい

 

(最後の力でライターに点火!)

 

(ジェームスー!)

 

ジェームスの決死の行動で怪物の卵は丸焼き

そんな彼の尊い犠牲を無駄にしないためにも

ダイアナを探して奥へ奥へ向かうポリー教授

ボスとその妻とダイアナの元へと辿り着く!

そこに外で待つ署長が呼んだ増援の迫る音が

怒ったボスたちは二人を襲おうとするけれど

ポリー教授はボスの妻の翼を岩で叩き折る!

これでもしもボスがポリー教授たちを殺せば

その間に増援が駆けつけてきて妻は殺される

しかしボスが妻を連れ逃げれば互いに助かる

 

(ボスも唸る賢さw)

 

大岡裁きみたいなうまいアイディアの勝利?

「いつか地上の覇権を再び争う日が来る」

とか捨て台詞を吐いたボスは妻を抱えて逃走

飛び去るボスたちをポリー教授らが見送って

本当の戦いはここから?で、エンドロールへ

 

「悪魔の全身骨格があるでよ」

なんて怪しい手紙を信じた悪魔学の教授と娘

メキシコくんだりまでやってきたけれども?

いたのは金の話と下ネタが好きな酔っ払い!

ま、下ネタは冗談なんですが(^▽^;)

地元の先住民に伝わる伝承を聞く教授たちに

襲い掛かってきた不気味な怪物それは。。。

太古の昔より地上の覇権を狙うガーゴイル!

 

さすがは1972年制作のぶっ飛んでいる作品

序盤から容赦のないツッコミどころが満載で

チ〇コとか連呼されたらそりゃ笑うしかなく

もちろん本人たちも設定としても大真面目!

私が勝手にふざけてるだけで申し訳ないです

そんな酔っ払いは重要な人物かと思ったら?

怪物の最初の襲撃でアッサリと退場ちゃうし

他の登場人物たちも思わせぶりではあるけど

特にいてもいなくても構わない程度の扱い?

教授に一目ぼれ?してた妙齢な女主人だとか

もっと活躍を見せてほしかった気もしました

それでも各々に見せ場は準備されていたので

いろんな意味で印象に残りましたね(*^^)v

 

そしてもちろん一番の見所はこの作品の主役

ナカタカチンコこと。。。ガーゴイルです!

よく見ると一体一体が違う造形の着ぐるみで

大小様々?サイズ感もいろいろいるんですよ

当然ですが細かいところまで造形されていて

クオリティが高くビックリしました(◎_◎;)

作品としてB級映画(TV映画)のようですが

そういうところは一切手を抜かないだなんて

ほれぼれする程に見入ってしまいましたよ!

それも終盤にチラッ?なんて出演ではなくて

中盤少し前からその肢体を惜しげもなく晒し

観てる方としてはテンション上がりましたね

 

とはいえあくまでも70年代の作品という事で

今のCG満載の作品のような映像美は楽しめず

ただ、そんな映像の方がまた味わいがあって

私としては大満足できましたけどね(^▽^;)

時代は感じるけど違う意味でも楽しめる本作

気になった方はアマプラの見放題でぜひです

他の配信サービスでも観れると良いのですが

配信元さんにお願いしたいところですよね!