「RED S.W.A.T. レッド・スワット」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

さっそくですが今回鑑賞した作品はコチラ

 

【RED S.W.A.T. レッド・スワット】

 

中国警察特殊部隊と麻薬取締部隊が共同で

大型貨物船に偽装した麻薬製造所を摘発!

武装した両部隊の精鋭らによる突入作戦で

関係者を一網打尽にできたその代償として

麻薬組織は船に仕掛けた爆弾を爆破。。。

警察関係者に数多くの死傷者が出てしまい

主犯の男を追う特殊部隊の女性隊員"ジン"

起爆を止められなかった事を深く後悔して

 

(もっと強ければと悔やみ。。。)

 

一方、摘発のため損害が出た事に怒り心頭

"内通者"がいると知った麻薬組織のボスは

警察特殊部隊局長"ガオ"の命で潜入してた

ジンの父で潜入捜査官"シャオドン"を捕え

いろいろやってくれた?処刑しようとする

が、組織のハッカー"雲雀"がスマホを解析

彼がガオ局長と繋がっていると判明。。。

ボスは利用価値があるはずと殺すのをやめ

 

(いや、異名も知らないんだけど)

 

(シャオドンも知らないみたいw)

 

で、ボスは判明した番号でガオ局長に電話

部下のシャオドンを捕らえていると挑発!

更に裏社会を牛耳る"リンジエ"だと名乗り

サプライズがあると言って電話は切れられ

ガオ局長は特殊部隊の隊員たちを緊急招集

作戦会議を開くガオ局長に意見を求められ

すぐに救出すべき、しかし居場所が不明だ

敵の数も規模すらも分からないと喧々諤々

結論がでず議論する部下たちにガオ局長は

 

(あんたが訊いたんでしょw)

 

結局、ガオ局長がひとつひとつ指示を出し

「仲間を助けるまで休むな!」

なんて檄を飛ばして作戦会議は散会となり

そんな中、麻薬取引の情報を得た特殊部隊

リンジエか?麻薬取締部隊に協力を申し出

立体駐車場で行われる現場を抑えることに

取引きが始まった現場に迫る麻薬取締部隊

ガオ局長は特殊部隊にすぐ動けるよう指示

 

(A班よし!)

 

(B班よし!)

 

(交通課の警官もよし!)

 

しかし雲雀がハッキングした監視カメラで

現場の様子を遠隔で監視していたリンジエ

「お前ら警察に見張られてるぞ」

なんて立体駐車場のスピーカーを通し警告

カメラの映像でリンジエは部下たちを誘導

と、ハッキングに気づいたジンがPCを操作

署の科学班と協力して監視カメラを掌握!

しかし雲雀もあらゆる手段でそれを阻止し

 

(ジンがハッキングを阻止すれば)

 

(雲雀もすぐにそれに対応)

 

互いのスキルを最大限に使う応酬が続いて

雲雀が野次馬たちのスマホの映像を掌握し

無事?最高のライブ映像を楽しむリンジエ

と、関係者は捕らえられ車両も確保するも

そこに肝心の金も麻薬も見当たらず。。。

代わりに立体駐車場を吹き飛ばせる爆弾が

実は取引自体がリンジエの仕掛けた"罠"!

これがガオ局長に準備したサプライズか?

 

(特殊部隊の隊員が解除を急ぎ)

 

(リンジエさん楽しみ過ぎw)

 

"立体駐車場で爆弾騒ぎが起きてるらしい"

映像がネットで拡散され噂も流れる一方で

言論統制を進言する部下を諫めたガオ局長

「中国国民には言論の自由がある」

。。。あるんだ(◎_◎;)

その間にも現場で命がけの解除作業が終了

基盤を外そうとした隊員をタン隊長が制止

"罠よ!"との言葉に基盤の裏を確認すると

 

(まさか。。。)

 

その後、無事に解除された爆弾は処理され

起爆装置に"罠"があると気がついた理由を

ジンに問われたタン隊長は静かに語り出す

かつて同じタイプの爆弾を処理していた時

あの"罠"に気づかず爆発してしまい。。。

その時に身を挺して命を助けてくれたのは

当時、特殊部隊に所属していたジンの母!

ジンの母は爆発により命を落としてしまい

 

(うん、そうなるね)

 

自分の母を殺した爆弾を作ったのは何者か

と、噂の爆弾職人は失敗の責任を問われて

弟を殺されて片腕も切り落とされてしまい

容赦ないボスに恐怖を感じた下っ端の若者

それを見透かした?シャオドンが声をかけ

一方、リンジエたちの通信履歴を追跡して

港に停泊する船のどれかが隠れ家だと判明

特殊部隊が総動員され船を一隻ずつ確認し

データを持った雲雀は逃がすが幹部を確保

 

(意外とアッサリ?)

 

ここでガオ局長はリンジエに電話をかけて

それを逆探知するが。。。さすがに失敗!

逆に?シャオドンを殺されたくなければと

幹部を解放するようリンジエは脅してくる

その時に送信されてきた映像に映っていた

シャオドンを見て父では?と気がつくジン

ガオ局長に事情を聞こうとした彼女だけど

察したガオ局長は今は任務に集中するよう

 

(そんな言われても)

 

通信履歴からリンジエを追跡する特殊部隊

ゴルフ場を隠れ蓑にしたアジトを見つける

一方、あの下っ端に金をやると誘いをかけ

ジンが自分の娘だとリンジエにバレる前に

財布の写真や首飾りを回収するシャオドン

最後の最後まで娘ジンだけは守ろうとする

そして弟と片腕を奪われたあの爆弾職人も

復讐?何か企んでいるような素振り。。。

 

(爆弾じゃなくて銃なんだw)

 

そしてガオ局長の指揮で特殊部隊は出動!

リンジエの逮捕とシャオドン救出のために

要塞のような警備のゴルフ場へと潜入する

忠誠心と"100万ドル"のボーナスのために

ボスのリンジエを守ろうと反する部下たち

しかしなんだかんだで素人は素人なのか?

まともに戦えるのは雲雀くらいしかいない

ジンと互角以上のバトルを披露して。。。

 

(得意なのはハッキングだけじゃない?)

 

が、捕まったシャオドンの姿が目に入って

必死のジンは雲雀を撃退!助けに向かうが

隠れていたリンジエに襲われて万事休す!

そこに仲間の隊員が駆けつけて援護。。。

気絶してた雲雀も目覚め他の隊員を襲うが

高所から投げ落とされしまいゴクロウサン

リンジエの方も3対1では分が悪いようで?

ならば奥の手!ジンたちに見せつけたのは

 

(まさか起爆スイッチ?)

 

ま、起爆じゃなくて時限爆弾のスイッチで

押したら1分後に爆発するとご丁寧に説明

シャオドンを助けるかオレを追うか。。。

なんてボタンを押し逃げるリンジエだけど

特殊部隊の隊員は"ひとり"じゃないからね

ジンはリンジエを追い他の隊員は爆弾処理

普通に分担作業でそれぞれが最善を尽くし

車で逃げたリンジエだけど追い詰められて

 

(車が崖から飛び出し)

 

(ザバ~ンw)

 

しかし悪運強く生きてたリンジエは対岸へ

その先で待つ迎えのヘリに乗ろうとするが

何故かヘリが爆発!唖然とするリンジエ!

すると銃を手に現れたのは。。。爆弾職人

ヘリを爆破したのは当然?彼なんだけれど

警察にゴルフ場の場所を発信したのも彼!

「復讐のためなら警察の犬にだってなる」

そう言うとリンジエの頭に銃を突きつけて

 

(復讐の時。。。)

 

しかし爆弾のプロでも銃の扱いは素人か?

リンジエにアッサリ反撃され銃を奪われて

そこに駆けつけたジンも参戦したけれど?

銃を奪い取ったリンジエが彼女に銃を向け

と、無事に時限爆弾を解除してもらった?

間一髪でシャオドンがその場に駆けつけて

自分が撃たれながらリンジエを射殺。。。

そしてシャオドンとジンは仲間に支えられ

 

(ハッピーエンドですな)

 

(って、なんでお前が真ん中?)

 

-ラストシーン-

無事に潜入捜査の任務を終えたシャオドン

すっかり怪我も治った?特殊部隊の本部へ

そこでガオ局長や多くの同胞に迎えられて

労をねぎらわれ花束を貰いエンドロールへ


 ちなみにエンドロール後に映像が挿入され

アジトを現場検証する様子が映るのですが

顔を塗りつぶしたような絵画が映り。。。

何か意味ありげなシーンで終わるんですよ

もしかして続編への布石ですかね?(^o^;)


近頃の中国映画はクオリティが高めなうえ

アクションとか銃撃戦も見応えがあるので

今回も。。。と期待して鑑賞したのですが

うん、アクションや銃撃戦は悪くないです

激しい格闘戦にリアルに撃ちまくる銃撃戦

特に銃撃戦は"実弾を使用"が売りのようで

確かに見せ場も多いし映像としても映えて

十分に堪能させてもらえたのですが。。。

ただ、爆破シーンやカーチェイスはチープ

爆弾を処理するシーンなんかはCG丸出し

熱量も迫力もまったく感じらませんでした

そしてストーリーの方もちょっとだけ残念

大味でありがちなストーリーなだけでなく

かなり説明不足で「察しろ」な展開ばかり

ま、ある程度は観ていて理解はできますが

もう少し主人公の背景を描いていたのなら

彼女の気持ちになって楽しめたような気も

潜入捜査官なのを秘密にするのは分るけど

母が爆弾で死んだのを知らないのは不自然

って、中国では普通の事なんでしょうか?

とはえい中国万歳!な国威発揚的な演出や

それを表に見せるようなシーンなどは無く

なんか"国民は発言の自由がある"だとかの

ビックリするようなセリフはありましたが

素直に"映画"として楽しめる作品でしたね

オススメ。。。はあまりできないこの作品

それでもB級アクションとしては悪くなく

気になった方は観てみてはいかが?(^^♪