「カミングスーン」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今回はアマプラの無料配信になっていた

こちらのタイ産ホラーを観たのでご紹介

 

【カミングスーン】

 

火事で愛する子を亡くした女性チャバ―

自分も火傷を負い髪は抜け落ちて発狂!

村の子供たちに亡き子の姿を重ねたのか

子供たちを誘拐しあばら家に監禁すると

鋭いナイフでその両目をえぐりくり抜き

ってか、えぐる意味が分からないけど?

しかし子供たちを探す親たちに見つかり

ボッコボコにされ口の両側を切り裂かれ

首に縄を巻かれて梁に吊るされてしまい

 

(この怨みはらさでおくべきか~!)

 

って、内容の映画"復讐の霊魂"の試写会

まさかの劇中劇に驚いている私をよそに

途中で上映室から監督さんが出ていって

心配してるスタッフさんが声を掛けると

「首吊りのシーンはいらないな」

なんて作品の出来に納得できない様子?

と、先に上映室に戻るスタッフさんだが

吊るされたチャバ―の映像が突然消えて

白いスクリーンには吊された人影が映り

 

(チャバ―の映像が。。。)

 

(消えたのに?)

 

そんな事が起きているとはつゆ知らず?

隣の映写室にいる映写技師のシェーンは

同僚のソムにフラれそれどころじゃなく

どうやら賭博で使う金が足りなくなって

彼女の腕時計を盗んで売り払ったようで

クズ野郎だな。。。それ別れて正解だろ

そのうえソムの兄で同僚のヨートからは

"復讐の霊魂"の映像をビデオで撮影して

海賊版を作り儲けする話を持ち掛けられ

 

(大丈夫じゃねぇよw)

 

背に腹は?その金でもう一勝負できると

話を受け海賊版制作を手伝うことになり

って、彼氏も兄もクズでソムは大変だな

で、営業を終えた上映室のスクリーンに

シェーンが映写機を操作し映画を映して

客席でヨートがビデオカメラを回すが?

いつの間にかヨートは姿をけしてしまい

驚いたシェーンが上映室へ探しにゆくと

落ちていたビデオカメラに映ってたのは

 

(何かに怯えるヨートの姿。。。)

 

何が起きた?劇場を出たシェーンだけど

ヨートに複製を依頼したチンピラに遭遇

シェーンも手伝ってるのを知ってるのか

複製したビデオを持ってこいと恫喝され

シェーンはひとりで映画を撮影する事に

既に従業員たちは帰り無人の劇場の中で

スクリーンに映る映像を撮影していると

そこに映し出されている映像に違和感?

見るとチャバ―に殺された村人の中には

 

(目をえぐられたヨートの姿が!)

 

それも映像のヨートが握る携帯が発信し

シェーンの携帯に彼からの着信が。。。

さすがにヤバい?怖くなったシェーン!

慌てて荷物をまとめて上映室を飛び出し

フィルムも片づけないとダメなんじゃ?

なんて細かい事なんて気にしてられない

地下駐車場の入り口から劇場を出たけど

背後に何かの気配を感じてゾクッときた

リュックのベルトを掴んで背負い直して

 

(よいしょ。。。)

 

ま、シェーンにはリュックに見えるけど

なんか違うものを背負って走り去り出し

帰宅してからも気配を感じてビビる彼は

床についた足跡や櫛の髪の毛を見て驚愕

チャバ―は実在しヨートも彼女に。。。

翌日、あの映画は実話ベースと知る一方

複製の事がソムにバレてしまうシェーン

兄も関係してるんでしょ?と責められて

ヨートはチャバ―に殺された!と話すが

 

(え?どゆこと?)

 

どうやらシェーンは賭博だけではなくて

違法薬物に手を出した過去もあるようで

そのうえソムに暴力を振るったと。。。

主人公なのにとんでもないクズ野郎だな

ま、とはいえ今回は賭博で儲けたらしく

売ったソムの腕時計を買い戻してた彼は

腕時計を彼女に返そうと考えていたけど

上映室で腕時計を落とし失くしたうえに

観客に紛れるチャバ―の姿を目にし卒倒

 

(いいか。。。見とけよ)

 

(ガバ~~~!)

 

気絶したシェーンは自宅へと搬送されて

なんだかんだでソムもまだ未練がある?

わざわざシェーンの家へゆき看病するが

彼女は暇を持て余して映画の事を検索し

惨劇が起きた家は今も残っていると知り

目覚めたシェーンからあの映画の最後は

チャバ―の呪いを解こうとする主人公が

遺体を焼くのに失敗したと聞いたソムは

「じゃあ私たちで焼いちゃう?」

 

(怖い事を言う娘さんだねw)

 

取り憑かれたからチャバ―が見えるなら

死体を焼けばシェーンの呪いも解けるし

あわよくば?兄ヨートも戻って来るかも

なんてソムがとんでもない事を言い出し

兄や彼氏もたいがいだけれどこの子も?

で、半ば強引にシェーンを連れて現地へ

廃屋でチャバ―の遺体を探す二人だけど

シェーンは暗闇からのびる手に掴まれて

ソムのような声で彼を呼ぶそれは。。。

 

(シェ~~~ン!!!)

 

「いやぁぁぁ!」悲鳴をあげるシェーン

そこに駆けつけたソムが寄り添い。。。

病院へ行くと掴まれた腕は骨折していて

と、診察する医師に事情を聞かれた二人

死んだチャバ―の調査をしてると話すと

「んあ?チャバ―?生きてるよ」

実は首を吊られたところに警察が突入!

一命をとりとめ今は介護施設にいるとか

村人たちが死んだと思い込んでるだけと

 

(チャバ―"本人"さんですw)

 

じゃあシェーンが見た"チャバ―"は誰?

で、考えてみると彼が目にしたって姿は

本人ではなく映画に登場する"チャバ―"

何か知ってるかも?と映画製作会社へ!

しかし制作会社はしばらく無人だそうで

深夜に出直して建物に不法侵入した二人

そこで制作会社が隠していた真実を知る

実は首吊りシーンの撮影中の事故により

チャバ―役の女優さんが死亡したようで

 

(記録映像にその様子が。。。)

 

制作会社はその死を隠蔽して作品は完成

。。。劇中の首を吊る死体は本物の死体

で、何かを思いき覚悟を決めたシェーン

ひとりで行くとソムに言い残して劇場へ

そこにはあのチンピラが待ち構えていて

コケにされた!と怒り心頭の彼だったが

観客に紛れてうまく逃げ切ったシェーン

映写室で"復讐の霊魂"のフィルムをGET

それを焼き。。。これで呪いは解ける?

 

(死体ではないがこれで。。。)

 

しかし廊下に出るとどこかで見た景色?

そこにはあのチンピラが待ち構えていて

コケにされた。。。と、ループしてる?

チンピラを蹴散らしフィルムを焼いたが

廊下に出るとまた同じ光景に逆戻りして

それもこれも死んだ女優さんの呪いか?

もうきりがない!と逃げ出したシェーン

ソムの姿を見た気がして上映室へ入ると

彼の背後からいきなり駆け寄る黒い影!

 

(ヒャッハー!)

 

(み、見たくないです!はい!)

 

上映室を出たシェーンが飛び込んだのは

何故かあの映画で描かれてた廃屋。。。

そこには目をえぐられた撮影スタッフや

監督さんやヨートの死体も転がっていて

と、そんなシェーンが恐怖してる様子が

映画のようにスクリーンに映し出される

それを心配し駆けつけたソムが目にして

「兄さん。。。シェーン。。。」

そう呟き映像を見ているソムの目の前で

 

(女優さんの霊がシェーンに迫り)

 

(両目を指で押しつぶす!)

 

上映室にソムの悲鳴が虚しく響き渡って

-ラストシーン-

"復讐の霊魂"の上映が始まり連日大盛況

観客が夢中で見つめているスクリーンに

両目をえぐられた子供たちの映像が映り

その背後には。。。目をえぐらえたソム

やはり彼女も女優さんの霊に呪われた?

そしてあの首吊りシーンが映し出されて

観客たちの目が一点に集中したその時!

 

(そんな事を言われても。。。)

 

女優さんの呪いは終わる事はないのか?

で、エンドロール

 

実話を映画化したのが売りの新作ホラー

その公開が間近に迫る劇場を舞台にして

怖ろしい呪いが繰り広げられるタイ映画

お国柄?それとも気候柄でしょうかね?

陰湿でじっとり湿度高めな空気感が漂い

観てるコチラまで汗ばんでくるんですよ

描かれている怪異もどこか邦画というか

日本の怪談に近いような雰囲気のために

最初から最後まで薄気味が悪くて不気味

それを表現する映像はやや粗いのですが

CGも交え描かれてい血みどろな映像は

粗いからこその怖さなんかも感じられて

バットなラストも作品の流れとして完璧

絶賛!できるほどの出来ではないですが

B級ホラーとしては十分に合格点でした

これは良いものを見せて頂けましたよ!

気になった方はアマプラの方でぜひです

 

ってか、一度書き消えた内容を書くのは

テンション的にもなかなか大変でしたが

面白い映画だったので助かりましたよw