雀の涙程度の賞与しか出ない代わりにと
強引に年末年始の休みを頂いたので
公開されたばかりのこの作品を劇場鑑賞
【サンクスギビング】
サンクスギビング(感謝祭)発祥の田舎街
感謝祭を祝う街のスーパーのセールに
欲にまみれた有象無象たちがなだれ込み
悲劇的？いやむしろ喜劇的？事故発生
多くの死傷者が出て。。。それから一年
再び感謝祭が迫る街で失踪事件が発生
スーパーや事故の関係者が次々と消えて
目を背けたくなる無惨な姿で発見され
収穫に感謝し祝う宴が殺戮の宴に変わり
ジワリ忍び寄る恐怖と狂気に悶絶する
高純度まで研ぎ澄ましたスラッシャー！
クエンティン・タランティーノ監督と
ロバート・ロドリゲス監督とが手掛けた
二本立てムービー「グラインドハウス」
その中で登場したフェイク予告の一つを
「ホステル」のイーライ・ロス監督が
ホントに制作しちゃったとんでも作品で
レイトショーだから？観客は4人程度
初日だけどゆっくり鑑賞できたんですよ
ま、観客の数とかはどうでもいい話で
ノリとか展開はまさにB級ホラーの王道
くるぞ、くるぞ、キター！の連続（笑
もう次に誰が血祭りにあげられるのかが
ご丁寧に観ていてわかっちゃう仕様で
もちろん一番の見所である陰惨な殺しも
笑っちゃうほどバリエーションが豊富
切断された首が飛ぶなんてのは朝飯前？
大量の血糊に惜しみなくはみ出す臓物
サービス満点！お腹いっぱい胸いっぱい
ひとりで必死に笑いをこらえてました
ただ、王道なだけに先の展開が見えたり
なんだかんだで生き残る者がいたりと
物足りなく感じる部分もあるんですよね
それにお色気シーンがほぼ無しなのは
B級ホラーとしていかがなものかと。。。
それでも他作品で見たようなシーンや
ちょっとした小ネタも放り込まれてたり
この手の作品が好きな方なら満足する
今年の締めにピッタリの作品でしたよ！
ぜひ劇場で。。。とまで推せませんが
レンタルや配信になった際にはぜひです
