「宇宙戦争 ロンドン壊滅」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

サメ映画の興奮はまだまだサメませんが

今回はこちらの作品を鑑賞したのでご紹介

 

【宇宙戦争 ロンドン壊滅】

 

天文学を専攻するハンナ、オギー、ハーブ

流星を目撃し「よし!明日見に行こう」

とかのんきな事を言って翌日現場へ行くと

落下した隕石の周囲には既に人だかりが

警察官の目を盗んで隕石に近づいた三人は

それが隕石ではなく宇宙船だと気がつき

ハッチが開くとその中にいたものは。。。

 

(え?まさか。。。タコ?)

 

(うあ!墨を吐いたw)

 

すぐにハッチは閉じて姿は見えなくなるが

墨も吐いたしタコ型宇宙人に違いない?

が、警官は"タコ"なんて話を聞いて呆れ顔

そこに三人を指導してる博士が到着して

調査だタコだと話してると宇宙船に異変が

機体の一部が開き巨大な機動兵器が出現

破壊光線を放ち野次馬を次々と消し炭に!

 

(放たれた光線で。。。)

 

(一発昇天!)

 

「"一撃一殺"って効率悪いよね?」

なんてツッコんでる私をよそに話は進み

ハーブの実家に逃げた三人だったけれども

するとそこに逃げてきたのは兵士のベン

彼から"絶望的な戦況"を聞かされた三人は

ハーブの母がいる近くの街を目指す事に

が、敵は燃料を使う動力を追跡するらしく

 

(言ってる場合かよw)

 

まさかのおかわり?宇宙船が次々と飛来し

あちこちの街が蹂躙されてゆくそんな中

前線基地に到着したところでベンと別れて

ハーブの母の元へ。。。行こうとしたが

そこに機動兵器が現れて基地に攻撃を開始

逃げ惑う避難民!迎撃にでる地上部隊!

手も足もでない。。。かと思っていたら?

 

(攻撃ヘリが到着!一斉攻撃!)

 

(アッサリと破壊される機動兵器)

 

。。。普通に撃破できるじゃん(゚Д゚;)

なんだよ!楽勝?なんてムードが漂うけど

そこに無数の機動兵器が現れて形勢逆転

軍は蹂躙され全滅。。。逃げ延びた三人は

手漕ぎのボートでロンドンを目指す事に

が、一難去ってまた一難?道に迷ってると

迷える子羊を待ってたのはイカれた神父

 

(うあ、勘弁してほしいw)

 

迷える子羊をたち栄光の来世に送るために

「私の手で楽に殺してやろう」

なんて完全に頭がおかしい神父に捕まって

三人の命は風前の灯火。。。だけれど?

そこに機動兵器襲来!騒ぐ神父は神の元へ

すぐに身を隠した三人は無事やり過ごし

神じゃなく機動兵器に命を救われた形に?

 

(今だけは機動兵器に感謝?)

 

翌日、生きてたベンから無線で連絡が入り

合流するため森を目指し歩き出した三人

道すがら変わり果てた街並みの様子に驚愕

"赤い蔦"のようなもので建物が覆われて

宇宙人が地球環境を改造している事が判明

それも合流したベンはロンドンは危険と

今街がどんな状況かを三人に聞かせ。。。

 

(殺されてはいない?)

 

(しかし地上は破壊し尽くされ)

 

7体の機動兵器が連携し軍は崩壊寸前だが

四人は英国を救うと決意!ロンドンへ!

そこでは宇宙人が卵を育成しているよう?

何をしてるのか動向を探る隙を突かれて

オギ―が機動兵器に捕らえられてしまう!

と、すぐ救出しようとしたベンも捕まり

万事休す。。。と、ベンは手榴弾を手にし

 

(自爆して機動兵器を破壊!)

 

ベン。。。あんたの事は忘れないぜ( ノД`)

崩れ落ちた機動兵器から逃げたオギーは

ハーブ、ハンナと合流して下水へと隠れる

このまま人類は滅びてしまう?世界は?

不安を抱えたまま三人は眠りにつき。。。

翌朝、外からの銃声や爆撃の音が途絶え

最悪の状況を覚悟し外へ出た三人の前には

 

(息絶えた宇宙人の死体がゴロゴロ)

 

何があったかさっぱり理解できない三人

と、説明しよう!なんて現れたのは博士!

生きていたのか博士!とか驚いていると

「細菌に感染して宇宙人は死んだのよ」

人類には無害な細菌が宇宙人には致命的?

悶え苦しんだその挙句に全滅したとかで

ま、原作通りだし納得するしかない三人?

 

(なるかもしれないねw)

 

(。。。酷でぇな)

 

とにかく人類も英国も女王陛下も救われて

ハーブの母も無事だと分かって一安心?

宇宙人は全滅して後続の侵略も確認できず

めでたし、めでたし、ハッピーエンド!

めちゃくちゃ多くの犠牲者が出たってのに

のど元過ぎれば。。。そんなの関係ない

しかし宇宙人が残した卵のひとつが蠢いて

 

(まさか。。。生きてる?)

 

耐性がある個体がいてもおかしくないし

人類と宇宙人の戦いは始まったばかりだ!

で、エンドロール

 

突如飛来した宇宙船から機動兵器が出現!

人々を蹂躙し恐怖のどん底に突き落とし

このまま地球は侵略されると思った矢先に

まさかの?細菌により宇宙人が全滅する

 

原題「WAR OF THE WORLDS: THE ATTACK」

原作はもちろんH・G・ウェルズの

「WAR OF THE WORL(宇宙戦争)」

 

いや、ホントね申し訳ないと思うんですよ

どうせまた宇宙戦争を冠しているだけの

デタラメな作品かと想像していたのですが

これが思ってた以上に原作に沿っていて

ちゃんとした作品だったんですよ(^▽^;)

 

ま、かなりアレンジもされていましたし

主人公たちが若い学生さんなのもあってか

ジュブナイルっぽい仕上がりなのですが

それでも十分に「宇宙戦争」していて驚愕

同行していた兵士は砲兵と言っていたし

最初から狂ってるけど神父も登場したりと

「真面目な作品なんだ」と思わず納得?

 

映像は少しチープさを感じさせられるけど

トライポッド(機動兵器)は迫力もあり

夜の闇に浮かぶ姿は不気味で威圧感を感じ

B級作品としてなら合格点の出来栄え!

ただ、タコ型の宇宙人は浮いた感じがして

墨を吐いたりとなんだかちょっと滑稽?

 

話の展開は早く中弛みは感じられませんが

その分だけ唐突な部分も多く見えたので

原作や他の映像作品をご存知ない方たちは

ピンとこなくて混乱しそうな気も(-_-;)

"赤い蔦"とか"宇宙人に囚われた人々"とか

特に説明が無いまま丸投げなんですよね

 

それでも原作へのリスペクトは感じられる

イギリスで製作されたこの「宇宙戦争」

無難なできなので暇つぶしにはなるので

気になった方は試しに観てみてはいかが?

 

🛸🐙