「Le cheval emballé(1908年)」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

もう暑くて暑くて意味が分からないため

無心で楽しめるクラシックな作品を鑑賞

 

【Le cheval emballé(1908年)】

 

穀物店の前に荷馬車を停めた洗濯屋さん

お客さん宅へ洗濯物を配達している間に

馬は店先の"オーツ麦"をモリモリ食べて

うまいうまい。。。馬だけに?(^▽^;)

完食で満腹?元気爆発!テンションMAX

何も知らない洗濯屋さんが戻ってくると

手綱を握ったのを合図に。。。大暴走!

 

(ヒャッハー!気持ちいい!)

 

穀物店の店主が「泥棒!」と追うけれど

走って追って追いつけるのか?(◎_◎;)

そんな間にも暴走荷馬車は街中を疾走!

他の馬車に激突しては相手を破壊しつつ

やめられない止まらない?と、その時!

乳母車を押して道を渡っている女性の姿

人道的にも映画的にも避けると思いきや

 

(グシャッ!)

 

(最悪の事故だろ。。。)

 

一歩間違えば。。。って、直撃だけど?

赤ちゃんも母親もとりあえず無事でした

その様子を目撃した警官が荷馬車を追跡

怒り心頭の母親も乳母車を押し後を追い

穀物店の店主や街の人々も追跡劇に参加

で、走り出したら止まらない暴走荷馬車

橋脚の工事現場の低い足場に激突。。。

 

(物凄い勢いで突貫!)

 

(幌は飛び洗濯屋さんは落馬w)

 

邪魔な幌も洗濯屋さんも消えてスッキリ

身軽になり速度も勢いも増す暴走荷馬車

街角のニューススタンドをぶち壊したり

いきなり止まって後ろ向きに進んだりと

やりたい放題?好き放題?自由気ままに

馬の向くまま馬の気の向くまま走り続け

その後を追いかける人の数も増えてゆき

 

(乳母車を押す母親も爆走!)

 

壁を補修するため組んだ足場を蹴散らし

雑貨屋の店先で食器をめちゃくちゃに!

と、さすがに疲れた?スピードが落ちて

なんとか荷台に飛び乗る洗濯屋さんだが

手綱を掴むも振り落とされて振り出しに

するとまた暴走を再開した暴走荷馬車は

多くの人が集まるマーケットの中へ突撃

 

(買い物を楽しむ人々だけど。。。)

 

(邪魔だ!邪魔だ!ぶち壊すぞ!)

 

迷惑をこうむった人々がゾロゾロ追跡し

中には何の騒ぎか分かってない連中も?

と、ここで暴走は意外な形で幕を下ろす

馬はさすがに走り疲れた?洗濯屋へ戻る

何事も無かったように馬小屋で一休み?

そこに洗濯屋さんも戻り同僚に事情説明

店の門を閉じ。。。開けろと騒ぐ群衆に

 

(馬なんていねぇ!帰れ!帰れ!)

 

って、だめだろ!そんな事しちゃ(゚Д゚;)

みんなお前らが飼ってる馬の被害者だろ

まさかも群衆や乳母車にも水をぶちまけ

警官さえも仕方なく諦めてそのまま退散

これで洗濯屋は事件の責任をから逃れて

馬も何事も無かったように馬小屋で休憩

めでたし、めでたし。。。THE END?

 

(また暴走してやるぜw)

 

洗濯屋さんの荷車を引く馬が突如暴走!

あちこちを破壊し乳母車を跳ね飛ばして

大暴れした挙句。。。馬小屋に戻るけど

責任を逃れたい洗濯屋はまさかの行為に

英題は「Runaway Horses」

不条理極まりない?フランス制作の本作

 

ま、ストーリーはあって無いようなもの

馬が暴走しているだけとシンプルながら

暴走する馬や危険なシーンは迫力満点!

乳母車が馬に巻き込まれる部分などでは

特撮映像が使われたり工夫もされていて

当時の人は本当に危険な映像と勘違い?

ハラハラして手に汗握り鑑賞したのかも

もちろん今観てもハラハラできる映像で

それなりに楽しめませてもらえましたよ

ただ、他のクラシックな作品などと違い

思っていたほど印象深いシーンは無くて

少し物足りなさも感じましたね(^_^;)

暴走する馬を描いたシュールなコメディ

気になった方はYouTubeの方でぜひです

 

ってか、昨日の山形の最高気温は38.2℃

今日は39℃になる予報が出ていましたが



良かった38℃だ。。。って、良くないよ

暑さで焼かれて溶けて蒸発しちゃうかも

無事に生き残れたらまた明日もよろしく


🌞