「Cycle Rider and the Witch(1909年)」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

怒りくまのブログ(仮)

気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今回はクリスマスにピッタリ?

少しファンタジックな雰囲気の

クラシックな作品を紹介します

 

【Cycle Rider and the Witch(1909年)】

 

自転車のおじさん疲れたのか?

一休みしようと道端でうたた寝

「ってか、道端で普通寝る?」

なんて細かい事は気にすんな!

そこに現れた物乞いの"老婆"が

声をかけてお金を無心するけど

おじさんは無視し自転車で去り

 

(そんな態度に老婆はご立腹w)

 

と、罵声を浴びせかけた老婆が

手にした杖を振りかざした瞬間

かなり遠くまで走り去っていた

おじさんの自転車が逆走しだし

道を後ろに向かって全力疾走!

戻って戻って。。。ふりだしへ

着いたところは?老婆の目の前

 

(はい!お金ちょうだいw)

 

「ふざけんなよ!」って感じで

老婆に怒り心頭のおじさんだが

またその態度が逆鱗に触れたか

杖を一振り!おじさんの衣服が

ボロボロの服に代わってしまい

更に杖を一振り!次は自転車が

森の木の上に瞬間移動させられ

 

(うあ!俺の服が!)

 

(うそ!イリュージョン?)

 

ま、やっぱり?というか老婆は

普通のババアではなくて魔女!

「なら魔法でお金を出したら?」

とか無粋な事は言いっこなし!

倫理観とか法的な事情もあるし

すると魔女は自分に魔法をかけ

身なりを整えて自転車を奪うと

 

(じゃあねぇ~~~w)

 

何がなんだか?おじさんは呆然

と、ここでハッ!と気がついて

周囲を見ると着てる服は元通り

すぐ側に自転車が置いてあって

「夢かwビックリしたw」とか

胸をなでおろすおじさんだけど

観てるコッチは納得いかねぇ!

 

(おお!私の自転車!)

 

ここで終われば夢オチだけれど

それで終わるような事はなく?

変な夢を見たからと気分転換!

カフェで一息ついたおじさんが

帰ろうとした。。。次の瞬間!

さっきまで乗っていた自転車が

デカくなったり小さくなったり

 

(うほ!デカくなった!)

 

(と思ったら小さくなった?)

 

まさかまだ夢から醒めてない?

それともあの魔女はホンモノ?

カフェの客たちが見ている前で

赤っ恥をかかされたおじさんは

恥ずかしさと怒りにぶちキレて

小さくなった自転車を投げる!

と、投げた自転車がドロン!と

 

(まさかの馬車に化けた!)

 

もう既に自転車ですらないけど

逆に自転車よりも価値がある?

なんだかうれしそうなおじさん

せっかくだし馬車でもいいか?

それに乗らなきゃ帰れないしと

やめときゃいいのに乗り込むが

その瞬間!馬車がまたまた変化

 

(キャリーカートに早変わりw)

 

どうすりゃいいんだよ?なんて

諦め顔のおじさんだったけれど

ここで元の自転車にパッと戻り

笑顔のおじさんは颯爽と。。。

また森に向かって自転車が逆走

たぶん魔女の元に向かったか?

ふりだしに戻る?THE END

 

物乞いしてる魔女を無視したら

大切な自転車に魔法か?呪い?

なにかされちゃってさぁ大変!

逆走したり自転車が変化したり

 

ドタバタ喜劇をトリック映像で

面白おかしく描いたコメディ!

 

原題は「Heksen og cyklisten」

1909年制作のデンマーク映画

デンマークの映画と聞いたなら

「冷凍凶獣の惨殺」くらいしか

パッと思い浮かばないのですが

クラシックな作品もあると知り

少しビックリしました(^▽^;)

 

作品としては3分ほどと短くて

サクッと鑑賞できる短編ですが

逆再生とストップトリックなど

タネがすぐ分かる特撮ながらも

映像だけでも観る価値はある?

見応えも十分な出来栄えでした

 

どこか不思議でクスッと笑える

クリスマスにピッタリな。。。

って、ぴったりじゃないかな?

とにかく気になった方はぜひ!

 

🚲