未知の寄生生物を駆除するために
駆除光線を人工衛星から照射すると
その影響で気候が狂い気温が低下!
制御不能となった人工衛星からの
光線の照射は続いて。。。数百年後
氷河期となった未来が舞台の本作
(吹雪の中をさまよい。。。)
生き残った人類を統括している軍や
衛星から照射され続ける光線を避け
凍った世界を安住の地を求めさ迷い
大企業の研究所跡に到着したのは
リーダー率いる老若男女のグループ
皆なぜか不思議な能力をもっていて
ここで施設の過去を回想する映像が
施設では元凶の寄生生物が作られ量産し生物兵器として利用するため
世界各地の研究所へと拡散。。。
高い知性を持つ寄生生物もいたが
無視され危険視されることはなく
と、今度はグループの男性の回想へ
その男性は救いを求め巡りあった寄生生物を崇める教団に入信。。。
しかしわずかに残った寄生生物を
信者に寄生させ生けたり贄を捧げる
教団の真実の姿に愕然として逃亡!
追われる中でリーダーたちと出会い
で、回想シーンもひとまずここまで
研究所跡を調査してまわる一行をコウモリのような怪物が襲撃。。。
ま、特になにもなく普通に撃退する
必要の無さそうなシーンでしたが
ちょっと可愛くて好感が持てました
そんなこんなで一息ついたところで
またまた場面は施設の過去へと移り世界各国の研究所では知性を持つ
飼育していた寄生生物が単体繁殖!
そして遂には人に寄生し逃走。。。
後はあっという間に世界に拡散し
光線の照射から氷河期へと至ったと
回想シーンばかりの本作も大詰め
研究所の電力を回復させた一行だがそこへ軍の特殊部隊が急襲。。。
と、グループの少女が兵士をガブリ
喉元を喰い千切って無惨に殺害!
リーダーも真の姿で兵士を襲って
はい、ここで真相がネタバレされ
リーダーたちは既に寄生されていて寄生生物の意思で動き体は器。。。
不思議な能力を持つのもそのため
だから衛星からの光線を避けたり
軍が追っていたのもそれが理由かと
とはいえあの教団の連中とは異なり
ただ静かに暮らしたいだけの彼らは元の体が使えなくなると次の体へ。。。
そうして安住の地を探しているとか
と、電力が戻り動いたラジオから
安住の地からという放送が流れて
そこが探し求めていた安住の地か?
それとも自分たちを捕まえる罠か?
「人類の敵」と追ってくる特殊部隊に
上空から照射される駆除光線。。。
同じ寄生生物なのに敵対する教団
様々な苦難が迫る中を進む彼らの
安住の地への旅はまだまだ続く
で、エンドロールへ
思想の違う寄生生物たちに人類と
それぞれの思惑が交錯する中で
氷河期を舞台に繰り広げられる戦い
なかなか大風呂敷広げたお話で
って、80分では描ききれないほど
いろいろ詰め込んであったのですが
映像はショボいですが悪くはなく
なんだかもったいな気がしましたよ
TVドラマにしたらもっと深く描けて
面白くなったと思うんですけど。。。
もしかしたらパイロット版なのかも?
ま、とはいえ中途半端なラストに
バタバタした場面転換は違和感もあり
人にオススメできる作品ではなく
地雷映画としてもイマイチでしたよ
せっかくのネタもこれでは残念。。。
ぜひともTVドラマのシリーズもので
作り直したものが観たいですね!
なんて言ってみたりして?( ̄▽ ̄;)
今回もまた取り扱いにはご注意を