「ゾンビ2009」。。。 | 怒りくまのブログ(仮)

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気が向いた時、だらだら書いてます
一部、ネタバレもあるのでご注意を

今日観たのは、皆さん大好きゾンビ映画なんですが。。。


「サンゲリア2」、「ラッツ」、「食人族2」など、数々の迷作を世に送り出した


イタリアが生んだキング・オブ・地雷!


ブルーノ・マッティ(ヴィンセント・ドーン)監督の遺作となった作品です


   叫び【ゾンビ2009】叫び


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ジャケットに書いてある「今度は最終戦争だ!!」なんて、


エイリアン2みたいなコピーで分かるとおり。。。


エイリアンシリーズにゾンビを足して2で割った後、


面白いシーンを引いた感じの作品です


海上を漂流しているところを救助された主人公のシャロン


彼女はタイラー社に所属する生物学者で、


海難救助船ダークスター号で航海中謎の島に上陸するが、


その島に巣食うゾンビの襲撃にあい、彼女以外の乗組員は全滅


彼女だけが逃げ延びることが出来たのだった


と、ここまでの話も映画化されているらしいのですが。。。


日本ではDVD化されていないのかな?ちょっと不明です


その後、意識が戻った彼女は会社に呼ばれ、


役員達の前で事態の説明をするが。。。


当然ゾンビなんて話は信用されず、彼女はその場で解雇


悩んだ彼女は僧侶になることに(何故僧侶?)


それから数ヵ月後。。。


毎晩悪夢に襲われながらも、僧侶として生きる彼女を


タイラー社の社員が訪ねてくる


彼の話では、シャロンを解雇したあと会社は事故の調査を開始


その際シャロン達が上陸したという謎の島を偶然発見!


島に生息していたゾンビ数体を捕獲して、


会社保有の島にある研究施設に運び込んだのだという


ところがここで問題が発生、施設のある島との連絡が途絶


今回、軍の協力を得て調査隊が現地に向かうことに


そこで彼女にも生物学者として会社に復帰、


ぜひ調査隊に同行して欲しいと頼みに来たのだという


最初は断ったシャロンだったが、ゾンビと決着をつけるため


調査隊に同行することを決意する!


そんなわけで、調査隊は現地に到着施設の調査を始める


施設で働いていた人達の姿を探す彼等は、研究室を発見


そこには。。。縛り付けられたゾンビ檻に入れられたゾンビ


保育器に入れられた赤ん坊のゾンビ等の姿が


「いったいここで何の研究が。。。」


と、ここでレーダーに生存者を示す反応が!


生存者の反応がある火薬庫へ向かう!


警戒しながら火薬庫に入る調査隊が見た物は。。。


天井から吊るされた無数の死体袋、


そしてベッドに縛り付けられた女性たちの死体


女性達の死体は酷く損傷していて、腹は引き裂かれている


調査隊が死体を調べていると、まだ息がある女性が見つかる


「私を殺して。。。」と懇願する女性


と、次の瞬間!女性の腹がモゾモゾと蠢いたがと思うと


腹を割いて中から赤ん坊のゾンビが!


それと同時に死体袋の陰から現れたゾンビの群れが、


調査隊に襲い掛かる!次々と犠牲になる隊員達!


なんとかその場を逃げ出したシャロンたち数人は、


再び研究室のほうへ


研究室に戻った彼女は、施設を爆破して島から出ようと提案


ところが同行したタイラー社の社員は、


ゾンビは会社の大切な財産だから。。。」と、猛反対!


彼女の好きなようにはさせないと、ゾンビのうろつく研究室に


シャロンを閉じ込めてしまう!


外から鍵をかけられた研究室内、シャロンにゾンビが迫る!


すると間一髪!調査隊の隊長がそれに気が付き


鍵を破壊してシャロンを救い出す


結局、シャロンの計画に生き残っていた隊員達は同意


すぐに施設を爆破の準備をしよう。。。としたその時!


研究室にゾンビの大群が乱入!あっという間にほぼ全滅!


シャロンと隊長は、外に置いてあった車に飛び乗る


逃げる際に怪我をした隊長を車に残し、


辿り着いた建物(どこだココ?)の中へ突入するシャロン


奥へ進むとそこには。。。ベッドに縛られた女性たちの姿、


そして部屋の中央の台座に鎮座する巨大な脳ミソ!


シャロンが物陰からその様子を観察していると、


チューブの様なモノが女性の腹部に空いた穴へ。。。


そのチューブが引き抜かれるとそこには赤ん坊のゾンビ!


どうやらココは巨大脳ミソの指示で、


女性の子宮を使いゾンビを量産している施設のよう


巨大脳みそに火炎放射器を向けるシャロン


すると、脳ミソをかばうように子供ゾンビが集まってくる


脳ミソは「自分達と一緒に世界を支配しよう」


とシャロンに語りかけてくるが。。。


当然そんな誘いには乗らず、全てを炎で焼き尽くすシャロン


施設は炎に包まれ巨大脳ミソも燃え尽きる


建物から脱出し、車に飛び乗ったシャロンは港へ


ところがその途中車が道を逸れ転倒しゾンビに囲まれてしまう


隊長を残し港に辿り着いたシャロン、燃え上がる研究施設。。。


そしてエンドロールへ


グログログチャグチャ、ストーリーも設定もメチャクチャ


展開?ナニそれ?とにかくゾンビが人を襲うだけ。。。


さすがは“キング・オブ・地雷”の称号を持つ監督の作品です


良く分からないけどとにかく血まみれのゾンビ


腹に大穴空けられて死んでる女性達


素っ裸で全身赤い塗料で塗られ、頭にはターバン?を巻き


そして目には卓球の玉を半分に割ったモノを付けた子供ゾンビ


もうお腹いっぱいですよ 。(´д`lll)


ツッコみ始めたらキリが無いけど、ツッコむ気にもなれない。。。


いやはや、キング最後の作品に相応しい地雷作品でした!


彼のご冥福と、彼がゾンビとして甦らないことを祈ります


当然オススメできる作品ではありません


ただ、偉大な監督とゾンビ好きの方は一度観ておくのも良いかと