なんちゃって日本語教師２号のささやき

なんちゃって日本語教師２号のささやき

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28May
- 試験監督中
  　インドで行われた総選挙のために、1週間予定が遅れて始まったSemester Exam.　掲示板に試験スケジュールが張り出されたものの試験の日程が変わるというのは、普通の日本人なら驚くことだと思う　聞いたところによると、最初に張り出されたスケジュールは、学生に【これでいいですか】と問うものらしい。　選挙期間であるので、学生の選挙活動を妨げてはいけないという規則があるようで、学生から申請があれば日程変更もアリなんだそうだ。　試験準備期間の休みが2週間と長くなり、さらには夏休みの開始時期が1週間遅れることとなった　そして昨日から始まった試験。　地方に帰省していた学生、または自分の田舎から試験の時だけ来る博士課程の学生、そして全教員が一斉に大学に集まるので朝の大学はいつになくごった返していた。　試験監督は2度目なのでほぼ要領を得たが、Semester のend exam.はInternal exam.に比べ規則が厳しい　しかし時を経て、これまでそれほど熱心に交流をしたわけではないけど、確実に時が味方をして、office staffや他言語を教える先生方がフレンドリーに、さらには丁寧に説明をしてくれるようになった　試験は1科目3時間にも及ぶ。試験会場となる教室は必ずしも条件が整っていない。クーラー、天井ファンがフル稼働してはいても位置によっては暑くてどうにもならないところがあり、そのようなところに座る学生が不満を漏らすようなことがないことに驚きもする。　時折停電ですべてが止まる。日本人としては、試験中に停電と一瞬ひるむのだが、学生たちは顔色変えず試験を続けている。　そうだ、あたりまえなんだ、そういうことが。そして、割とすぐ電力が再開することもみんな知っているんだ…　教室の前と後ろに、教員が一人ずつ、あるいは複数名監督についていて、修士課程、Diploma混合の試験会場では、知らない先生と一緒に監督することもある。　人種違えども、知らない先生とであっても監督の連携はバッチリ。どちらかが机間巡視を始めれば、死角となるところも生じるので、かならず入れ替わるように動く　さて、Internal exam.でも監督者にチャイが配られて、タイの時と同じだなぁと思ったのものだが、今回はおやつにアツアツのサモサとチャイが配られた　学生が真剣に問題を解いているときに、モサモサとサモサを食べる悠長さがなんともいえない…　　試験監督中の教師が労われるというのはタイでも経験した。タイの場合は、キンキンに冷えた教室に、キンキンのシェイクが運ばれてきたりすることもあって、しかも机間巡視するよりも座っていることが多く、ちめたくなっちゃうことがしばしばであった　午後の試験では、チャイを用意する担当の人が会場にやってきて、「チャイ？」と聞いた。持参の飲み物を飲み干し、試験途中でCanteenにコーラを買いに行ったのだったが、それも飲んじゃったあとだったので、もちろんいただきました。試験も残すところあと15分というところだったけど…　日本だったら、ないよね、こういうこと。　　
26May
- インドのFood Wrap事情
  　インドに限らず、外国に行くと不便さを感じてしまうのが、ラップ。　日本のクレラップやサランラップがなぜ進出しないんだと少々の憤りを感じるのは、やはり切れ味の悪さである。　こちらに来てからラップの購入は2度目になったが、最初のは箱の中にラップを切るギザギザがついておらず、いちいちハサミで切っていた。　30ｍで99₹（日本円で約188円）、本当に30ｍあったのだろうかと思うほど、あっけなく使い切り、さらに（写真を撮らなかったが）中の芯に染みがあってどうにも新品とは思えない。中の芯が汚れていようがそういうところは気にしないのかもしれないが…。　今回購入したものは、35ｍで199₹、日本円で約377円！これは高い　なのにギザギザがついていても、切れない。　　そして、ラップが密着していて引っぱり出せず、箱から取り出してラップの端を持って上下させると巻きが下に降りていくので適当な長さのところで箱に戻し、ギザギザで切ろうとするも、押さえつけて切り込みを作らないと切れくれない　さらに、切り込みを入れてもただ引っ張った力で裂けていくという感じ。　たったこれだけのこと、たかがラップ、とはいえ、家事を何倍も長くしていると感じる。　たったそれだけのことで、おそらく日本のラップは切れ味が良くなったのだろうと思う。その少しの（？）不便、ストレスが、商品開発に貢献しているんだと思うよ、日本は　モンゴルでもそうだったし、今パナマにいる仲間もラップの不便さに嘆いていたかのフランスに渡ったなんとかという元女性アナウンサーも、日本に帰国した際は何本もサランラップを購入して戻るといっていた。　とすれば、この不便でストレスフルなラップを使っている国の人たちは、これを甘んじて受け入れているのだろうか。不便だとは思わないのだろうか。　日本でも二大メーカーの商品以外では、切れ味の悪いものもあったりする。お値段的にまあヨシとして購入しても、比較的頻繁にやって来る「チッ！」という感情が、次には二大メーカーの商品購入に至らせるのだ。　日本の二大メーカー、元から日本製はクレハのクレラップ。サランラップはもとはアメリカのダウ・ケミカルが開発、日本では旭化成と合併して生産。　私はクレハカットのクレラップがお気に入り　さて、今回購入したHome Freshという商品。HIND FOILS LLPというデリーの企業が製造しているらしい。　初回購入の物は、Ultra Flexipack India Private Limitedという会社の製品のようだ。　これらの会社がどれくらいのシェアを誇るかわからないけど、どっちもイマイチ。　とにかく、世界中の切れないラップを使っている人たちに聞きたい。　イラつかない　　　　　　　
24May
- ヒンディー語カレンダー
  　インドの祝日がわからないのが不便でカレンダーが欲しいと思っていたところ、いつものネットスーパーblinkitで買い物していたら、ふっとカレンダーが出てきてぽちった　日本のカレンダーと大きく違うところは、曜日が縦に並んでいるところ…1月（जनवरी）5月（मई）　昨日の23日は、ブッダプルニマというブッダの誕生、悟り、涅槃を祝う休みで、満月の日がこの日にあたる。　この休みは毎年違う日になるようだ。　今週は、元のスケジュールでは学生のEnd Semester Exam.の週であったが、選挙期間に当たったため、試験は翌週に延期された。なので、先週に引き続き大学に出校することはなく、なんとなくどこにも出かけず過ごしている。　Advanced Diplomaのクラスの最終試験にはWork Shopが課されており、27日の提出日に向けてその論文が佳境に入っているようで、ちらほらと書き方の質問がやってきて、家にいてもそこそこの仕事がある。　それにしても、この休みに何かしなければもったいないと思いつつ、部屋を片付けたり、うろうろしたり…。　あれほど、日々の仕事が忙しいと嘆いていたのに、いざ時間ができると得体のしれない不安がやってくる　まぁ、不安の正体はわかっているのだ。この休みの前に試験問題作成にあたって少々の問題にぶち当たり、封をした封筒に新たにサインをしに来いといわれたら面倒だなというのがそれ。　大学から給料をもらっている正規の教員ではない、私の責任ではない、正規の先生たちの問題であるから私が心配する必要はない、と思うのだけど、モヤモヤする　モヤモヤはまだあって、試験問題のチェックを教員同士でするのだけれど、インド人教師に私の日本語が間違っていると指摘されたこと　間違っていません　腹が立って仕方ない。　そんなことをモヤモヤ考える隙のある休日がある意味よくない。　ということで、カレンダーを購入。日付の読み方も、曜日も、実は勉強してなくて、ビギナークラスの学生たちに「ついたち」「ふつか」・・・と教えているのだから、少なくとも日付曜日くらいは覚えねばと、ちょっとだけモチベアップ　といいつつ、その指摘された文が、どうして間違っていないのか明確に説明できるようにしておこうと思うのだった　
22May
- エアコン故障～やはり一筋縄ではいかない…みたい
  　4月にDaikinのエアコンを買って、ちょうど1か月で突然生温かい風が出るようになり、見事に故障となった　エラーコードE6と表示されていたので、ネットで検索。Outdoor Compressor Start Up problem ということだったので、さっそく修理を依頼。　とはいえ、大忙しの日々、どうせ修理会社の人の話すヒンディー語か英語か区別のつかない言語に困るだけだからと、博士課程の学生に修理依頼を完全丸投げして、仕事に励んでいたのだが…　いったん修理の人は来たものの、コンセントを抜き差ししただけで、明日新しいコンプレッサーを持ってまた来ると言って帰った　なので、翌日14時の約束で授業の予定を変更して急いで帰宅するも、来ないので電話。そしたら、「今日俺休みだから」って感じ。なんで昨日のうちにそれがわからないのよ！と思い、またまた学生に交渉を依頼。　明日朝一番で行くからというので、学生に留守番を頼み、仕事へ。（本来これをやっちゃいけない）　仕事から戻ると、まだ来てないという。それから待つこと2時間。修理人は来て、色々調べて行った。そして、もう夕方だからまた今度…ということに。　ところがそれからが進まない。部品がないからというのだが、どうもこうもプライオリティの高い客のところに先に行くという感じらしく、後回しになっている模様。　関係各所のスタッフ、カウンターパート、近所の先生方がこぞって電話するも進展せず。　これが「インド」だと言われれば仕方がないのではあるが、なにぶんにも40度越えの日々である　6日目の朝、頭痛と痺れがあったので、Helth Advisor に体調不良を訴え、点滴が熱中症に効くからと病院受診。　エアコンのない部屋に帰るのはちょっと嫌だなと思うところに、点滴があまりにゆっくりで、いつ終わるのと聞けば4時間かかるという。夜になっちゃうじゃん、やだよ、夜帰るのは…と思う。　生理食塩水だね　優しい女医さん、血液検査の結果次第では入院というので、その方向に行くことを願う　結果、脱水と細菌感染　3週間近くおなか壊してたので、それかなぁと思う。入院ということになり、きれいで快適な部屋で過ごすことになった　　　　　こじんまりとした小さな病院だが、清潔で医師、看護師、配膳スタッフみな優しい。さらに英語がわかりやすい。　救急で対応してくれたのが女医さん。院長先生も女医さんで、この小さな病院でも朝、夜には全医師を院長先生が引き連れて回診する。男性医師のほうが小さくなっている感じ。　ここも白い巨塔か…？　お食事は、インド料理食べられる？って聞かれて、大丈夫ということでこんな感じのが出された↓　　　　インドでも、こういうきれいな建物建てられるんだから、寮ももう少しなんとかならないものかねぇとしみじみ思う。　　この病院、高級住宅街にあり、外国人受診者がほとんどだとのこと。　大きいVillaが立ち並ぶエリア　これで、タイ、モンゴル、インドと住んだ国全部で入院経験済み　この入院が、たぶん功を奏し、関係組織スタッフが修理会社に交渉を重ねてくれた。　ただ、この入院の後に休暇を取って旅行に行くことになっていたので、それがどうなるか不安だったのだが、旅行から帰る日の予報が45度を超えるというので、もし、旅行中に修理が来るようであればスタッフが対応してくれるということになったのだ　そして、旅行当日、まさかというように修理会社から、修理に行くよと電話。スタッフに依頼し、旅行を楽しませてもらった。　まことにありがたい　ということで、一筋縄ではいかないと感じたものの、一件落着　
25Apr
- 先生、インド文化の『jugaad』を体験してください。
  　学生から日々、授業内容のリクエストが来る。　今日は、日本の企業文化というリクエスト。日系企業や日本の会社そのものへの就職を希望する学生が多いので、知っておきたいというもの　わかりました、授業プランを立てていつやるか告知しますと言ったら、学生から「インドには『jugaad（ジュガール）』という文化があります。用意がなくても、なんとかその場でやってしまうということです。先生、今日はそれを体験してください。」ときた　　　Wikipediaによると、「独創的な方法による間に合わせ、あるいは急場しのぎとしての弥縫策を指し、規則を上手い具合に曲げての解決、はたまたそのような解決に役立ち得るあらゆる手材料を指す。また、現実としてある障害を何とかしてしまう、あるいは乏しい手材料だけで打開してしまう――といった文脈における創造性を意味する言葉としても使われている。」ということらしい。ジュガール - Wikipediaja.wikipedia.org　　でも、文法が…しかもN2の文法対策が…と言うと、なんと、文法なんてどうでもいい！という言葉が聞こえた気がした…　そうですか、やりましょう、やろうじゃないか、と踏み切った　幸い、たまたま前日に、日本企業への就職支援を職種としてインドにやってきた仲間が、「日本企業文化と日本語」的な教科書を作ったと送ってきてくれていたので、それをチラ見しながら始めることにした　最初が「日本人の精神」という内容で、ビジネスマン経験のない私はビジネスマンのマインドって何～～ってドキドキ。　しかもまた、難しい日本語が並んでいて、正直ネットで意味を調べながら、どういうこっちゃと頭を巡らせる　そのうち、この精神て根底にあるのは日本人の心理だよねと気付き始めた。そうなったら止まらない　その精神が（心理が）日本人のどういう行動、態度に結びついているか、はたまた言語表現にどう影響しているか、じゃ、インド人と比較してどう？って、90分の授業熱く語ってしまいました　　ありがとうございます。熱弁を揮わせていただきました。…が、これでよろしかったでしょうか？学生さんたち…　私が日本語教師として教えたいのはこういうことです。　『jugaad（ジュガール）』に戻ります。　モンゴルでもそうでしたが、多くの国において日本語教師にはこのjugaadが必要なのではないかと思いました。　限られた資源でいきなり何かをやらねばならない状況。　あります　授業のほとんどが、苦肉の策ということ　　
17Apr
- Mid term exam.があってわかったこと
  　学年最後のセメスターの（1学年でいくつのセメスターがあるか、まだわかっていない）中間テスト（Mid term exam.）があって、いろんなことがわかってきた　まず、Diplomaの１年生、２年生のコースは、持ち上がりではなく、コース開始前にそれぞれ入学試験があること。　１年生のコースは日本語初級で、日本語そのものを学ぶ　２年生のコースは、日本の歴史、日本文学＆翻訳、ニュースリーディング、日本語そのもの（私担当・N2相当）の科目があり、中間テストの内容はそれぞれの分野で出題されるので、日本語そのものの問題が文法中心であったのに対し、それぞれの分野が知識を問い、それに日本語の文章で答えるという遥かに難しいものであった　また、このコースでは修了するために短いながら研究計画を立て論文を書くことが課されている。修了後は日系企業に就職する学生、日本に行く学生、大学院に進む学生に分かれるのだが、コースのほぼ全員が大学院の入試を受けていた。中間テストの内容から推察すると、この入試のための準備コースにもなっていると思われる　詳しい説明がなかったので、なんとなく日々を過ごしながらわかってくるという感じだ　　だから、学生から要望があれば、ふ～～ん、そうなんだと深く考えずに論文の書き方の授業をやったけど、ようやく経緯がわかった。　中間テストのテスト作成をしたばかりだというのに、もうFinal exam．への準備は始まっていて、まもなく研究計画の面接試験があり私を含む４人の教師が面接官をする。　昨日、全員分の研究計画書をドーンと渡された　なるほど、最近授業後はひっきりなしに私のオフィスに学生がやってきて、研究指導をするはめになっていたのだが、こういう試験もあるのね　はて、私は何をすればいいかね？日本語のチェックかね？研究内容も精査するんかね？　
12Apr
- 踏んだり蹴ったり
  　昨日から今日にかけての出来事。　昨日の朝、ベランダで洗濯物を干していたら、上階から、な、なんと　ガラスが落ちてきた　　大きなガラスよ！　あと数センチ、そして数秒前だったら、ガラスが直撃する場所に立っていた　なにごとと上階に行き、事を説明。上階の人間は確認したいとやってきて、ガラスの破片が飛び散っているのを見ると箒を持ってきて掃除をしてくれた。当然だ　どうやら上階の部屋ではエアコンの取り付けを行っていたようで、作業員が外したガラスをベランダの手すりにのせて、作業中にそれを落としたらしい…　　　Sorryとは言わないから、その状況説明が言い訳にしか聞こえない　もちろん、彼自身が落としたわけじゃないから謝る筋合いはないと思っているんだろうけど、とても危険だ、とても怖かった、階下の住人のことを気にしろ、と言ってみたら一度だけSorryと言った。　上の住人も大学の教員だし関係は悪くしたくないが、背中にガラスが突き刺さることは十分に考えられ、そんなことがあったら何針も縫う大けがだ　　想像するとしばらくは体の震えが止まらなかった。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　さて、その深夜のこと。　猛烈な痒みで目が覚めた。防蚊対策で蚊帳の中で寝ているのでまさかと思ったが、蚊帳の中に蚊が。どうやら連れて入ってしまったのだろう。電気をつけて蚊を探し、バチンと叩くと、手のひらに血が　ずいぶん吸ってくれたねぇというほど、たっぷり。　ふと周囲を見渡すと、なんと寝ている私を見下ろしていたのかという感じで蚊帳の外側に数匹が並んでいる　もうそれからは蚊を追いかけ、バチンバチンと５匹は叩いた。なんでまた寝室にこんなに蚊が入ったのか。　アースノーマット系の蚊取りはずっとつけっ放しなんだけど、ちっとも効かない。殺虫スプレーもなんだか効いているように思えない。　　　　　　　ODOMOSは効くという噂だったんだけどなぁ。　　あぁ、眠れなかった　　踏んだり蹴ったりの日だった　　　
11Apr
- これか!?　一筋縄ではいかないインドとは？
  　先日の窓の修理から、着々と住居の環境が整いつつあり、順調になってきたと思われた。　というのも、浄水器（water purifier）、現地生活費が入ったのでようやく注文しようと学生に頼んでほしいと話すと、前回紹介されたものより安いものがあるという　すぐに手配してくれて、その翌日取り付けに来ることになった。こういうの早い　実はその少し前に２０Lのでっかいボトルをwater dispenserにのせて使うのも購入👇　　これ、近所のお店に注文して持ってきてもらうんだけど、玄関先までなのよ。ディスペンサーにのっけてくれないの　無理なんだな、２０Lをこの高さまで、しかも口を開けてから持ち上げるのは　これはこれでよいとして、野菜や果物、米研ぎなど、水道水でやってるので、なんだか緊張感がある　生野菜を食べる時の注意事項である。　緊張しながら？あるいは慣れてしまって油断したころにお腹壊すとか？　そんなことがあるのも嫌だなと、浄水器も購入というわけ　　Aquaｘというメーカーらしく、他の学生も良いですと言っていた。これで7,080ルピー。　3か月に一回フィルター交換、1回300ルピー・・・　うーん、落とし穴？　そして、この浄水器が取り付けられたあとに、エアコンの購入に。Cromaといった大型店舗で買いたかったけど地元の店を勧められ、博士課程の学生と共に店に向かった。なにぶんにも通訳が必要なんで　買ったらその日のうちに来るというのだよ。こういうのが早い　そして、取り付け工事の人も来たのだが…室外機を窓の外に置くには鉄格子が邪魔で出すことができない。ここは３階、外からも回れない。屋上に置く案も出たが、延長パイプが１ｍにつき1000ルピーで、６ｍは必要という　6000ルピーも　それでは見積もりよりオーバーしてしまうので、やむなくFixの窓ガラスを外すことになった。　赤レンガの壁にドリルで穴を開け、ホースを通す…　その赤レンガの砂塵が開けた窓、穴をあけているところからもうもうと入ってくる　　そして、取り付けたあとの状態👇　　嗚呼、なんでこんな？　　そして、穴から外が見える状態のまま作業員は帰って行った・・・　これがインド仕事か　　一筋縄ではいかないとはこのことか　このオレンジのホースね、作業員がホースの長さが足りないって言って、学生が買いに行ったのだよ。まったく。　一連の流れを別の学生に話したら、またひとつインドの文化を体験しましたね　イヒヒ、と笑われたのだった　そこにとりあえず詰め物をして、掃除をすること２時間　この部屋で寝なきゃならないので、必死で掃除をしたが、空気清浄機は赤の点滅をやめることがなかった　外した窓ガラスは学生が応急処置して帰った。。。　そして、翌日。　学生はまた同郷の友人（今度はヨガを研究する修士課程の学生で、合格すれば今度博士課程に進学するという。日本じゃ考えられないね、ヨガの博士だよん）を連れてやってきて、ガラス窓２枚と、空いた穴を修復してくれた　　　工夫の跡…ホース自体がモルタルで埋まらないようペットボトルでホースくるんだよ。　窓ガラスもね、長いはしごを借りてきて外からしっかりはめてくれたよ。3階だからね、怖かったと思うごめん。　もう、この学生たちに頭が上がらないね。まぁ、その代わりと言っちゃなんだが、日本語で書かれた文献の読み取りを手伝うんだけどね　どうだろうか、このエアコン取付事件は、一筋縄でいかないインドの一部なのだろうか。　　　　
06Apr
- 一筋縄ではいかないインド？？
  　よく、インドは一筋縄ではいかないと言われています。　どんなことが一筋縄でいかないのか…　　今私が感じている一筋縄でいかないことは、【土埃・砂埃・塵・ホコリ】　どこで何を触っても手がすぐ汚れる　スーパーマーケットの陳列棚に並んでいる商品も、ネットスーパーでやってくる商品も、そして、学校の机、いす、教員寮の部屋の何から何まで。　靴のまま部屋に入る習慣のインド。部屋の中は外なのである　もちろん、靴を脱いで入るようにしているおうちもあります　教員寮への入居日には、何度拭いても真っ黒で、気が遠くなったものだよ。　窓は内側に網戸、真ん中に鉄格子、外側にガラス戸という構造で、木枠にペンキが塗ってある。この網戸を開けると土埃に交じって、乾燥した鳩の糞、細かい羽根、たんぽぽの綿がもわ～～っと部屋に入り込んでくる～　　　　　　手ごわい　サッシではない木枠の窓、当然隙間風が入り込んでくるし、土埃も運んでくるだろうよ。と思っていたある日、網戸とガラス戸の間で、バサバサと音が。なんと鳩が挟まっているではないかい　なんでやねん、と思って恐る恐る網戸を開けると、なんと、ガラスが入っていないところがあった。隙間風どころではない、鳩が通れる隙間があるということよ　また、風の強いある日、ガラス戸が勝手に開いてはバタンと閉まる！恐る恐る開けてみたら、ロックがない　だいたい、汚いから開けない、触らない、見ないようにしていた。いわゆるチェックを怠った？　そんな箇所は気がつけばいっぱいあって、特にシャワールームのガラスははずれて下に落ちたらヤバい状況。キッチンの一部の窓も、たぶん換気扇を外してそのままの状態でガラスも網戸もなし！　日本人的にはあり得ん状況。大学の施設だから大学側に改善を求めるも、自腹でやってくれという切ない回答　それで、セキュリティ面、衛生面でよろしくないと訴え、組織側の初期対応案件として処理してもらえることとなった　　本日、めでたく業者さんが来て修理　　ほんとに予定通りの時間に来るのかな？インドタイムかな？予定時間を30分過ぎてやっぱり来ないなと思っていたら、突然シャワールームの窓から音が。なんと外から修理に取り掛かっていた　　　　　正直、あまり仕上がりは期待していない。見積もりの時にきたおっちゃんのちゃちゃっと見て帰っちゃった適当さ　ヒンディー語が話せないから、言いたいことが伝えられなかった。　でも、このお兄さんたちの仕事を見て思った。あぁ、おっちゃんもこのお兄さんたちも察したんだろうか。。。　困っていたことはほぼやってくれた。依頼した以上に気がついてやってくれた　たぶん、私が見た以上に、見るべきところを見たのかもしれない。　　ロックをするためのハンドルがないので、それをつけてくれている。そして、わたしが開閉可能か、ちゃんとチェックし、可能な限り鉄の棒を窓枠に合わせようとしてくれた　隙間が出来ちゃうのはもうしょうがないんだけど、それを可能な限り狭くしようと、調整してくれたのだよ～～　火花散る溶接で、飛び散る火花がお気に入りのカーテンに穴をあけやしないかハラハラしたが、無事ロックがかかる窓になった　例のおっちゃん、机の上のヒンディー語の本を見て、ヒンディー語で話しかけてくるんだけど、全然わからない　ティーチャー？って聞かれたから、うなずく。ややや、ここ教員寮なんよ。じゃ、私何よ、と思いつつもジャパ二バーサー　ティーチャーって言ってみたら、メーン　ドーター　ピンキー　って　教え子のお父ちゃんや～～ん、おっちゃん　その後、思い切り入り込んだ土埃にまみれた部屋を大掃除したのは言うまでもない。　ということで、一筋縄ではいかないのは、２時間もあれば終わると思ってた作業がおよそ４時間かかって（うちに来てから鉄のハンドルを作りに行ったみたいでその待ち時間が２時間ほどあったので）、予定がすべて先延ばしになったことか？　それは、あまりそう思わないので、やはり土埃かな。埃が舞うキッチンでご飯作る気にならなかったもん、今日。　　　　　　
05Apr
- 日本語の授業ー【書く】論文の書き方ー
  　かねてより学生たちから要望のあった「論文の書き方」の授業。　セミナーだったり、休みだったり、スケジュールが変わってようやく実現　このセメスターで２年のコースを修了する学生たちは、最後に論文を書かなければならないらしく、書き方が気になる様子　少し前に、奨学金を得るための試験（初級は翻訳問題、中級と修士課程は小論文）があって、小論文の出題と評価は私に役割が回ってきた　評価にあたってのルーブリック作成は…　これが、タイ滞在の時に作文評価をするにあたって初めて作ったんだが、それから何回か作っているうちに、まぁ、結構素早く作れるようになったもんだと、我ながら感心　小論文の評価のアルバイトもかなり役に立ったように思う。なんでもやってみるもんだねぇ。　さて、この時の課題・・・　　原稿用紙の使い方がわかってなかったので、試験後にまず原稿用紙の使い方授業を。そして、パラグラフ・ライティングを教えた方がいいかなと思ったので、今回の論文の書き方では、パラグラフ・ライティングを含めた次第　論文の体裁からAppendix、ついでに論文と小説の違いなども説明。なぜなら、文学を専攻する学生の小論文は小説さながらの表現、美しい表現に陶酔しきっているのだろう、文学への熱が感じられる書き方。　一通り説明し終えたあとというか、授業の途中でも、学生の顔に疲れが見えていたのだが…あれほど何度も執拗に論文の書き方の授業はいつですかと聞いて、楽しみにしていたのに、さすがに難しかったのか　学生の反応に、となっていると・・・　実は・・・前の時間の授業も論文の書き方だったんです・・・って。ほかのインド人の先生にもやってほしいと言っていたらしく、同じ日に重なってしまったし、何も同じことをやらなくても？　まぁ、そんなこともあるわけよ、それぞれの先生が自由にやってるクラスだからさ　ちょっと、私のほうが詳しかったらしいし、それにインド人の先生は英語での説明だったんだろうし、私は難しい説明以外は日本語で説明してるし、まぁ、いいか　　
- 日本語の授業ー【話す】プレゼンテーション
  　　２月２７日に着任して、その週は会議と授業見学の予定だったが、授業見学のあとあっさり「先生、次の授業お願いします。」と言われて、えええええ、なにも準備してないんですけど～～と焦るも、担当の先生は行ってしまったので、しかたなく自己紹介からのきっと誰でもやる、「どうして日本語を勉強していますか。」「将来はどうしますか。」のインタビューで学生に話をさせて切り抜けた　そんなことから始まった授業だが、自由に任されているクラスでは…（とはいえ、教科書は買わされたし、要望もあるし）　教科書を進めながらも、【話す】授業の定番、まずはプレゼンということで、２つのテーマから一つを選ばせて、原稿を書かせ間違いを指摘して直させた後で、プレゼンを決行。　テーマは①　初めてインドに来た日本人に紹介したいインド②　あなたの知っている日本人の価値観について、そしてそれに対する自分の意見　おおかたが①を選んで、だいぶ見所を紹介してもらった。もちろん、観光地だけでなく、インド人の価値観、宗教観といった見えない文化についての発表も見受けられた　プレゼンは毎日２～３人ずつ。回が進むにつれて、パワーポイント資料を用意してくる者、写真を印刷して紙芝居方式でやる者、板書で先生さながらの者などが出てきた。（プロジェクターが教室にないので、PPTなどは強制してない。自由にやれることをやる。）　②のテーマでは、やはり多くが日本人の時間や約束を守るといったことに触れていたが、それを集団主義であるからなどと、考えを至らせるところはさすがである。　このあたり、私の専門領域であるので…（専門て言えるのかよと思うところでもあるんだが）興味深い。　途中までは私自身がFeedbackをしていたんだが、それに無意味さを感じ、学生にFeedbackや質問をさせるようにしたら、当然のことながら活気のあるプレゼンになった　ここでもさすがだと思ったのだが、悪いところを指摘する者はいないといっていいほど少ない。良いところを探して必ず褒める。わきまえているのだよ　ドラフト、録画と資料は取ってあるので、あとでじっくり観光地やおすすめ料理などを拝見することにしている。　ただ、もろもろチェックもしてやらないかんだろうと思うので、余計な仕事作っちまったな　　　
02Apr
- インド滞在記…私が日本語を教えるところ
  　インドに来ることが決まって、約1年半。ようやくインドに来ました。　そして、先輩のブログを拝見して、ちょっと真面目モードで書こうかなという気になりました　インドは希望して来たわけじゃない。そもそもこの国の環境が自分には合っていないと思っているし、インドの場合は英語力がある程度必要だったので、選ばれもしないと思っていました。　まず、私が来ることになったのは、インドの東大と言われるデリー大学です。　このことを誰かに話すと、ほとんどの人がまずしばし沈黙（絶句）、その後、えええー？（なぜにお前が）と驚かれるわけです。　ええ、私も驚きました　←こんな感じです。　まぁ、デリー大学知らない人もいましたが。　教える人（私）より遥かに頭がいい人たちなわけですから、務まるのか大いにプレッシャーでした　こちらに来て、外務省表敬訪問時もプレッシャーをかけられた次第・・・　実際に来てみないとわからないことはいっぱいあって、当初学士課程を担当と聞いていたけど、実際には学士課程を卒業したあとのPostgraduate Intensive Diplomaと、諸々の事情で穴の空いてしまったMaster Courseを担当することに。　社会科学部東アジア研究科というところで、日本語を教えるなら外国語学部日本語学科とかしか思い浮かばなかったので、イメージするのが難しかったのでした　　　　東アジア研究科で日本研究をするから日本語が必要という学生で、修士課程には日本語で日本研究をするコースと、英語で日本学を研究するコースの二つがあります。　もちろん、日本だけでなく、韓国と中国が東アジア研究科の対象です。　Diplomaのコースも、ただ日本語を学ぶのではなく、日本文学、日本の歴史、日本の社会などを通して日本語を学んでいきます。修士課程の前段階で、修士課程受験に必要な内容が盛り込まれていると考えられます。　　求められているのは、もちろん養成講座で学んだ教授法の実践なんですけど、それ以外にも日本の社会・文化について教えてほしいということなので、願ったり叶ったりです　　あぁ、インド人の先生方はみなさんね、日本で博士号取得された方でしてね、明らかに私は足元にも及びません　そんな中なので、プレッシャーはすごいです　ネイティブとしての役割をすごーく考える日々です。　とはいえ、　アカデミックな環境に身を置きたいと願っていましたので、こんな環境で教えることができるなんて、とりあえず、願うと叶うのだなと思いました　　　　　　　
04Oct
- ＋251　エチオピアから電話かかってきた
  　最近、国際電話詐欺がニュースになっているけど、ニュースになる少しばかり前に、＋２５１から始まる番号からワン切り電話。What's Up アプリ経由。　はて、＋２５１は心当たりがないけど、私に何の用？と調べたらエチオピア。　どう考えてもエチオピアには知り合いも教え子もいないので、かけなおす義理もない。　このあとにニュースで言われるようになったので、いち早く流行に乗った気分でいる　　
17Aug
- フィリピンから帰る
  　たった３週間とはいえ、英語漬けの環境にいられたのに、実際に使うとなると自分が期待してるほど話すことはできず、結局サバイバル程度から抜け出せず自分にガッカリしているのだった　市内観光からホテルに戻り、ふたたびコンシェルジュデスクでおススメのレストランをピックアップしてもらい、そのうちの一つに予約を入れてもらった。　ホテルからショッピングモール行きの送迎バスに乗り込むと外国人観光客がいっぱい。いろんな国から来てるだろうおばちゃんたちが、ひとりで乗り込んだ私にいろいろ話しかけてくる。　私の足元を見て、日本ではそういうかわいい靴下が売ってるのよね、いいわよねって言われて、どう返答していいかわからずニコニコするのみの日本人。悲しい　乾杯！　英語漬けスパルタコースからの解放感だな。　　　　ひとりでこれだけ頼んだんかい！と今驚いている。　　そして翌朝、空港ラウンジで牛丼を食べる。　　バイバイ、マニラ機内食完　　　
15Aug
- セブ島からマニラへ～市内観光
  　３週間の短い語学留学を終えて・・・　こういう短いのを“留学”というのは、どうもしっくりこない。留学お試し体験みたいなもんじゃん　　３カ月以内だから、まぁ短期留学と言えばそうだけど・・・　やはり、大学院とか正規留学してみたいよなぁ・・・　それはさておき、私にとっては壮絶なスパルタコースで、頭は活性化されたどころか依然凍り付いたまま終えるとことなった。　マニラ経由で帰るので、初めてのフィリピンを体験しようと、マニラに1泊。　どんなとこなのかなぁと思う理由は、EPA（経済連携協定）の日本語講師派遣プログラムへの応募を考えていたから　フィリピン希望で。　　　はて、どこに泊まったんだっけ？なかなか思い出せなかったけど、☟書いてあった。　THE　PENINSULA MANILAのWelcome Fruits　に迎えられ・・・　　さほどの感動もなく・・・窓からの景色　マニラの街かぁ　朝早くにセブを出たので、早く到着。すぐにお部屋に入れてもらえた。　すぐにコンシェルジュデスクに電話をし、市内観光の車の手配を頼んだ。　電話で話したところ、今日の市内観光のツアーはもう出てしまった、個人手配の車は高いののでお勧めしない、と私の耳は聞いた　タクシーを手配してくれればいいんだけど…的に話したのだが、なんか話が嚙み合ってないというか、うまく話せてないってのが実際のところなんだろうけど、こういう時は電話じゃなくて、対面で話そう！と１階に降りて行った。　同じだった　どう聞いても、同じようにツアーはこの値段だが、個人の場合の車はこれこれで、いくらいくらで高い、とパンフレットを見せられながら説明された。どうも観光の交渉は決裂したらしい・・　はて、じゃどうやって市内観光に出ようぞと、シュンとして部屋に戻ったら、車の手配ができたから来いという電話。　ちょ、ちょっと、どういうこと？そんなに私の耳ダメかね？と思いながらとりあえず、お出かけの用意をして行ってみた。　なんか、よくわかんないんだけど、車とドライバーの手配ができて、この値段（お手頃）でやってくれるって、ということらしかった　コンシェルジュのホスピタリティなのか、まぁ、目論見通り市内観光には行けることになった　おじさんドライバーに、一般的なコースで連れてってくださいとお願いし、ホテルを離れた。　　　フィリピンの、というか、アジア全域どの国であっても、庶民の生活が垣間見える住まいを眺めるのが好きで、写真のようなアパートメントに目が釘付けになる。　ご覧の通り交通量が多く、車はちょっと進んでは止まる・・・エリア？　どこからともなく、子どもがやってきて車の窓を叩き、手に持ってるものを買ってと言っている。　どうしていいか戸惑っていると、ドライバーのおじさんが、キリがないから窓開けないほうがいいよと言った。　しかし、おじさん、自分は窓を開けて少年に小銭を渡し少年から何かを受け取った　おじさんは続けて、フィリピンの経済格差と子どもたちについて語った。　それに対しては、思うことがあってもそれを英語で話せるほどの能力はない　さて、観光するところに着いて車を降りると、、、そう、この人はドライバーなので、駐車場に車を止めて待ってる人なのだが、おじさん、ドライバーとして来てるけどガイドの資格持ってるから案内できるけどどうする？と聞いてきた。　別料金かなぁ？と頭をよぎったが、そもそもの料金がお安かったので、払ってもいいかと思った。　お願いしてみようと思い、おじさんにガイドしてもらうことにした。英語だけど。　このおじさんガイド、あの、インド人日本語ガイドに比べるとよく気が利く。　景色にカメラを向けると、必ず撮ってあげるからと、何枚も写真を撮ってくれる。おかげで自分が写ってる写真ばかりになった　おじさんが車を移動させてくるからと離れたときに撮った写真☟パティオのあるところに住んでみたいこんなホテルあるんだ、いいなぁ　離れてる間、危険がないようにと、いくつか注意事項を言い渡された。スリとか、危ない人たちとか、何かあったときに駆け込む店とか、なんか親切だったなぁ　時は経ち、ホテルに帰る途中でおじさんがお土産屋さんに寄ろうかと言ったとき、ちょっとガッカリしたんだけど、気持ちを切り替えてその手に乗ってやろうと、高級感漂うお土産屋さんでそれなりに購入。　まぁいいや　　ということで、さらにおじさんにチップを払って市内観光はおわり　　　　　
14Aug
- セブ島語学学校ダイニング～滞在中の食事一挙公開！～
  　語学学校滞在中、なんと言ってもご飯３食をダイニングで食べられるのが最大のメリット　ブッフェ形式で、好きなものをチョイス　写真を撮らなかった時もあるので、すべてではないが、こんなの出るんだぁって参考になるかと思って・・・　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目玉焼き焼いてくれる人　　　　　　　The Last One　好みでないものは取ってないので、メニューを網羅してるわけではないが、なかなか豊富なラインナップ。まったく困ることはなかったのでした。　ありがとうございました　この学校はコロナ禍を生き延び、再開してると思う。　たぶん、次に機会があれば、またこの学校を選ぶと思うが、ほかも検討した。シニア向けの学校もあり、ホテル住まい、ただし食事はなし、みたいなところ。シニア向けという触れ込みは魅力だが、３食付いてるのがなにより私むき　いつかまた行く機会に恵まれますように・・・・って　おーっと！次、インドやんか。　頼むよ、自分　英語使う国に行く機会ゲットしたやん　なんとか上達しますように・・・　　
10Aug
- セブ島3週目最終週（体験記⑤）
  　最終週に入るころには、WritingとSpeakingの授業では頭がフリーズ状態になってしまっていて、にっちもさっちもいかなくなっていた　書くにも話すにも、話題に富まないというか、自分の意見も考えもなくて、いかに何も考えずに生きているかと痛感させられる　お題に対して、日本語ででさえもアウトプットには時間がかかるだろうと思われるのに、まして英語ではお手上げだ　てなわけで、楽しそうにしているESLコースの人たちを横目で見て、せめて最終週は楽しく過ごしたいという気持ちが強くなり、ESLコースへの変更を申し込んだ　が、ESLコースは新しく到着する人たちでもういっぱい。３週間のコースでは、短かすぎてコース変更はできないということだった　そんな逃げ腰の私にクラスメートが気づき、めっちゃ若者たちから応援される運びとなったのだった　流暢に話すことができない私は、ダイニングではだいたい一人で食べることが多いのだが（とはいえ、大人のみなさんはだいたい一人で過ごしている）、クラスメートが次々に同じテーブルにやってきては励ましてくれたりする　さらに、夜の外食に誘ってくれたりもした。　　おしゃれな日本食のお店が学校の近くに　　そうそう、先生たちの話をしていない。　先生たちはみな熱い　私が接触した先生はどの先生も大学で英語か英語教育を専攻していて、多少のなまりはあるが困るほど聞き取れないなぁんてことはない。　日本人を担当することの多い先生は、日本人の特徴をよく知っていて、指摘も的確だ。　またこの学校で同じ先生方に教えてもらいたいと思う。　　それと・・・気になったこと。集団になりがちなのはやはり日本人だと感じた。一人参加の子も３週目にもなると、数人のグループになってきゃぴきゃぴ日本語で騒いでいる。　もともとグループで参加している集団は、その構成を変えることなく排他的でもある。　中国人、台湾人というのはとっても多く、彼らは中国を使うことができるのに英語で話していた。というか中国語を聞いていない。　どちらとも話すことがあったが、日本人の子たちとは英語を話すモチベーションが違う。お互いブラッシュアップするために英語を話すのだという意識が強い。　日本人の子たちは、同胞と仲良くすることを主眼に置いているように見えた。　さて、最後に受けた模擬試験は、Listeningは飛躍的に伸びていた。意外にもWritingとSpeakingも点を伸ばし、Readingは３回の試験でまったく変化なしという状態だった　やらないよりマシという結果なのだと思う。　私のような人だと、６カ月の期間があると、ほぼほぼ目標に到達できるということだった。　独力で何年もかかっているのだから、６カ月で達成できたらめっちゃお得やん　と思ったが、その６か月という期間を捻出するのは難しいかもしれない。　では、また　To be continued、、、　　　
09Aug
- セブ島の生活（体験記④）
  　まず、寮の部屋はまずまずの快適さ。　広くて大きなクローゼットにベッドと机、そしてエアコン。　エアコンの音がガーオンガーオンとっても大きかったような記憶。常夏の国？とはいえ、窓を開けていれば外から涼しい風が入ってきて、ほぼほぼエアコンなしでも過ごせる　ただし、夜の騒音は大きい。近くに大音量で音楽を流したり歌を歌ったりする施設があったようで、夜も結構遅くまで歌が聞こえてくる　　窓を開けて寝ると、そういった騒音と明け方のにわとりの鳴き声が響きわたる。　おまえか、おまえが毎朝雄叫びを上げているのか・・・（ん？雌鶏か？）　音に関しては、まぁ、思ったより気にならなかったが、朝の通勤は結構早くから始まり、車やバイクの排気が部屋に入り込んできて、喉をやられた　結局、暑さよりは空気の問題で窓を閉めてエアコンにするということになった。　鼻の奥が痛くなって喉も腫れたので、薬を購入。　学校で教えてもらった薬屋さんに行き、症状を話して買った。うーん。フィリピンの薬ね、効くのかしらん？合うのかしらん？といっぱい疑問は湧いてくるが、まぁ、仕方がない。　さて、買い物は徒歩圏内にスーパーマーケットがあるのだが、私は道路を渡るのが怖かった。交通量は多いし、信号があってもどうも渡りづらく・・・　なので、最初は、学校を出て左に向かったら、左側をひたすら歩いて左方向にしか曲がらないし、右に向かったら右側を歩いて右方向にしか曲がらないって感じで外出した。　そのスーパーマーケットに向かわないといけないときはハラハラドキドキで歩いたのだった　　　スーパーマーケットまでの道とマーケットの前　　私が週末に出かけるといえば、せいぜいこのスーパーマーケットと周辺の散歩。勇気を出して一度だけマッサージに。　　　こんなところに住んでる人もいるんだなぁと思いながら、マッサージに向かった。　　語学学校の週末は、海でのいろんなアクティビティが提供されていて（別料金）、若者たちはそれに申し込んでいたが、わたしは周辺を歩くだけで精いっぱい。なにせ、勉強が追い付かないから　せっかくのセブ島も、落ちこぼれにはリゾートを満喫することさえできないのだ。　ちょっと落ち込み気分で寮のカフェに行ったりすると、大人のみなさんは意外に寮内にいる。　日本人ビジネスマンに尋ねると、彼は英語そのものではなく通信制大学院の課題があるので、遊びに出かける暇がないと言っていた。　大人のみなさんて、大変ね　それと、若者は怖いもの知らずでお出かけしている感あり。ルール破りも若者らしさか。　それに対して大人のみなさんは危険を知っているから、怖いから夜は早く帰ってくるよ、って言ってた。　　機会があれば、次もこの学校がいいけど、できればリゾートを満喫したいなぁ　To be continued、、、　　　
08Aug
- セブ島語学留学体験記③授業に突入！
  　私は３週間のコースだったので、Morning Spartaは出なくてもよいが、せっかくだからと早起きして出席　快調に一日１２コマの授業に出席　Listening、Readingのクラスメートは、全員がいろんな国（台湾、中国、ロシアとかいろいろ）からの大学生で、みんなアメリカの大学への留学を目指しているという。同じクラスに日本人の子もいて、彼は大学の協定留学に申し込むために最低TOEFL６０必要だからと言っていた。　そんな中だから、おばちゃんはなぜTOEFLのコースなの？と興味津々で聞かれる。　私もね、アメリカの大学、あわよくば大学院にね、留学してみたいの…　でね、だいぶ前には、米軍基地で働きたいと思ったことがあって、それにはTOEFL８０が必要なの…って、しょーじきにお話しまして・・・　Listeningは、年の功といいますか、さすがに現役大学生より多方の分野を勉強してますから、推測して正解を選べる感じ　Readingは、長い学術的な文章を短時間では読めなくて、予習をしておかないとまったく授業についていけない感じ　Group studyは、ディスカッション的だった記憶・・・クラスメートは他のコースの人も混在で、中国人のチビッ子にさえ、負ける感じ　Special Classはたくさんの人がいて、アクティビティを楽しんだ。これは、日本語のクラスでも活用できる活動で、印象に残った　One to oneのWritingとSpeakingは・・・・　まるでダメ。　1週間も経つと、大学生たちは飛躍的に向上していて、私は落ちこぼれていった　２週目は、Group studyとSpecial Classは出席しなくても大丈夫なことがわかり…とはいえ、たしかきちんと欠席する理由を言わないといけなかったんじゃなかったかなぁ。。。　この時間を利用して、復習、予習をやらないと完全に追いつかなくなった　かくして、私はカフェテリアで過ごすことが多くなったのである。　　　　　　　　私のコースはTOEFLコースだから留学を目指す大学生がメインだったが、ほかにもいろんなコースがあって、大学が参加者を募集してツアーでTOEICコースにくるなんていうのもいたし、前述した中国人チビッ子は、家族で来ていておじいちゃんおばあちゃんがESLコースで学んでいるみたいなの。　日本人ビジネスマンは、社命でタイへの駐在前に会社が行って来いというので来てるとか、中国人の女性は３歳の子どもを国に置いてきて、昇進を目指しているとか、大人のみなさんもとっても志高く頑張っていた　TOEFLコース特典の模擬試験は、1週目はそこそこだったけど、２週目はむしろスコアを落とすような状態　　日本人大学生は、２週目ですでに目標の６０に到達する勢いで、さっさと上のクラスに上がっていった。　授業も模擬試験も苦しみであった・・・　　
07Aug
- セブ島語学留学いよいよ（体験記②）
  　　この語学学校に予約をする時点で、自分の英語のレベルを提示して希望のクラスを決めなきゃいけないので、私はその時最新のTOEICの結果を出した。　さらに、初日にプレイスメントテストを受けた。　目指せTOEFL６０のスパルタコースを希望していたので、希望通りのクラスに入ることができた。　オリエンテーションがあって・・・Student's　Assitantが一人ついて、自分のクラススケージュールを渡された。　さて、私のStudent's　Assitant…　長い髪を揺らして近づいてきた。挨拶すると・・・　太い声・・・え？男の声だよね？　　でも見た目は完全女子なので、半信半疑だけど、そういうことらしい。　さすがFillipine　これが私のスケジュール　朝6:40からのMorning　Spartaから、夜8:35まで、びっちり授業　セブ島留学では、One to Oneを売りにしている学校が多いが、ここは？というか私のコースではListeningが８人、Readingが４人のクラスになっていて、WritingとSpeakingがOne to Oneだ。　さらに、毎週１回授業後にTOEFLの模擬試験が受けられる。このサービスは大きい　オリエンテーションでは、テキストの購入やルール、学校の使い方などの説明があった。　日本人スタッフもいるが、空港への出迎えなどで留守なことも多いので、事務スタッフとはやはり英語でやりとりできるのが望ましい。　　　　　初日の３食　ここでは、３食がダイニングで食べられる。自分で作る必要もないし、外食する時間も節約できる。勉強に集中するにはとても良い環境　食事は口に合わないということはなく、むしろ美味しく、毎食たくさんいただきました　さらには、ランドリーサービスも・・・。たしか、費用に込みだったと思う。決められた曜日に出せば、まったく自分で洗濯する必要がなく、ホントに楽だった　ということで、初の語学留学の幕開けとなった！　To be continued,,,

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