インドに限らず、外国に行くと不便さを感じてしまうのが、ラップ。

 

 日本のクレラップやサランラップがなぜ進出しないんだ!?と少々の憤りを感じるのは、やはり切れ味の悪さである。

 

 こちらに来てからラップの購入は2度目になったが、最初のは箱の中にラップを切るギザギザがついておらず、いちいちハサミで切っていた。

 30mで99₹(日本円で約188円)、本当に30mあったのだろうかと思うほど、あっけなく使い切り、さらに(写真を撮らなかったが)中の芯に染みがあってどうにも新品とは思えない。中の芯が汚れていようがそういうところは気にしないのかもしれないが…。

 

 今回購入したものは、35mで199₹、日本円で約377円!これは高い笑い泣き なのにギザギザがついていても、切れない。

 

 

 

 そして、ラップが密着していて引っぱり出せず、箱から取り出してラップの端を持って上下させると巻きが下に降りていくので適当な長さのところで箱に戻し、ギザギザで切ろうとするも、押さえつけて切り込みを作らないと切れくれないチーン

 

 さらに、切り込みを入れてもただ引っ張った力で裂けていくという感じ。

 

 たったこれだけのこと、たかがラップ、とはいえ、家事を何倍も長くしていると感じる。

 

 たったそれだけのことで、おそらく日本のラップは切れ味が良くなったのだろうと思う。その少しの(?)不便、ストレスが、商品開発に貢献しているんだと思うよ、日本はグラサン

 

 モンゴルでもそうだったし、今パナマにいる仲間もラップの不便さに嘆いていたチーン

かのフランスに渡ったなんとかという元女性アナウンサーも、日本に帰国した際は何本もサランラップを購入して戻るといっていた。

 

 とすれば、この不便でストレスフルなラップを使っている国の人たちは、これを甘んじて受け入れているのだろうか。不便だとは思わないのだろうか。

 

 日本でも二大メーカーの商品以外では、切れ味の悪いものもあったりする。お値段的にまあヨシとして購入しても、比較的頻繁にやって来る「チッ!イラッ」という感情が、次には二大メーカーの商品購入に至らせるのだ。

 

 日本の二大メーカー、元から日本製はクレハのクレラップ。サランラップはもとはアメリカのダウ・ケミカルが開発、日本では旭化成と合併して生産。

 

 私はクレハカットのクレラップがお気に入りラブラブ

 

 さて、今回購入したHome Freshという商品。HIND FOILS LLPというデリーの企業が製造しているらしい。

 

 初回購入の物は、Ultra Flexipack India Private Limitedという会社の製品のようだ。

 

 これらの会社がどれくらいのシェアを誇るかわからないけど、どっちもイマイチ。

 

 とにかく、世界中の切れないラップを使っている人たちに聞きたい。

 

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