2011.8.30~2012.2.24 同世代の志をつなぐ世界一周の旅 -8ページ目

古き良きヘブライ大学 part2

次回に引き続きヘブライ大学について
Esthyの話を踏まえて書きます。


Esthyのことを少し書きます。

27歳女性。
日本語学部と英語学部のダブルメジャー。

大学進学をしてから
奨学金を貰い一年間日本で留学していました。

今は首席で日本語学部を卒業後、
大学院でさらに勉強をしています。

また大学の図書館でアルバイトをしています。

彼女は昨年、1期のメンバーが会い
今年紹介して貰い会った次第です。

そんな彼女から
色々話を伺いました。




1. ヘブライ大学外国語学部について

入学時期に日本語か中国語のどちらかを選ばないといけません。

中国語がアジアで1番人気らしく
人気の理由はやはり経済発展だそうです。

しかしまだインド語はあまり人気ではなく、
まだ先であるという学生の見解があるそうです。


中国語は
1年生で100人
2年で40~50人
テストが難しいためどんどん減っていきます。


アジア学は楽しいことだけじゃなくて
しっかりやるべきだ。という意味で
捉えるようになるそうです。


2. 日本語学部について

大学はトータルで70人ちょい
院で10人くらいしかいません。

一年に2人だけ奨学金を貰い留学できるそうです。

奨学金は一年20人くらい申請するそうですが
面接とかもなくどういった審査基準なのか学生は知りません。

日本語を選ぶ理由は
「漫画、アニメなどの文化産業が好きだから」
「日本の経済発展を知り仕事に活かしたいから」
とヨルダン大学の日本語学ぶ生徒の理由と似ています。

図書館には
クレヨンしんちゃん~魁男塾までいくつか漫画があるのと
歴史書や小説も多々ありました。


3. 日本について

Esthyは
日本の偏った報道
マイノリティのみの報道を
日本で留学している時に感じたそうです。

そこで彼女は
ブログを通してヘブライ語で日本の真実を伝えるようにしています。

また先ほど出たアニメ、漫画文化。

海外で流行っている日本のアニメと
日本で流行っている日本のアニメは違いました。

好きなアニメは?
と彼女に聞いたところ
全く知らないアニメの名前ばかり言われて驚きました。


輸出目的の作品、日本で試して不作のものを海外輸出しているそうです。


彼女は着物の着付け師になりたいそうで
日本で働くことを夢見ています。


少しずつですが、
海外における日本語学部の限界が見えてきました。


なんか思案し来年以降大学に提案できればと思っております。


では、また。


古き良きヘブライ大学

皆様いつもご購読いただき
ありがとうございます。

今回はイスラエル→エジプトの国境を超え
ターバーからダハブに向かっている
乗合タクシーの中で書いています。


周りはみんな欧米人の中
1人日本人として奮闘していますw


今日はヘブライ大学について書きます!


ヘブライ大学は
アインシュタインが教壇に立っていたことでも有名な
総合大学です。

2つのキャンパスがある中
僕は昨期からお世話になっている日本語学部がある
Mt Scopus campusに行ってきました。

キャンパスの名の通り
丘の上にあり、エルサレムを見渡すことができます。

今回もヨルダン大学訪問した際に一緒だった
大阪大学大学院のヒロさんと行きました。


朝8時に昨期お世話になった
日本語学部首席卒業し
現在は大学院に在籍しているEsthyと会いました。

彼女は現在27歳で
僕の5個上。

軍役2年を経てストレートでこの大学に入りました。

*彼女の話は別で書きます。*

その後、彼女が図書館でアルバイトをしているので
時間までキャンパスを案内してもらいました。

伝統あるキャンパスに古き良き建物、新しい建物、
庭、そして何より景観。

無駄なものが一切ありませんでした。

中には植物園や洞窟もあります。
トンネルもあります。


自然が残りつつ建物が調和し
うまく丘を使った作りになっています。


アルバイトがあるEsthyと別れ、
日本語の授業へお邪魔しようと
聞き込みをしました。


アジア言語のオフィスにたどり着き
時間と場所を聞きました。


聞いた時間が11:30
授業が10:00-12:00の一つだけとのこと。

急いで教室へ向かい
授業をやっている中
バックパック背負ってお邪魔しました。


先生が日本人の屋山先生という方で
快く引き受けてくれました。

質問攻めを20人くらいの生徒からされ、
最後にインタビュー調査をやらせてもらいました。

みんな日本語は文化に興味があるから勉強している
と言っていました。

みんな良い子達で
楽しい時間となりました。


その後、キャンパスを再度見学し、
Esthyと再会し、
彼女の住んでいる学生寮に連れていってもらいました。

この日からエルサレム大学の学生寮に
お世話になりました。

大学から徒歩10分程度にある学生寮。

いくつものアパートが立ち並び
男女ともにそこに住んでいます。

すごく綺麗で広く
最高の環境だと思います。

家賃は2人共同部屋で
2LDKで3万円というから驚き。

その日はEsthy家に
次の日からAssafという中国語学部と経済学部で学んでいます。


そう、
ヘブライ大学はダブルメジャー制なんです。
そして、3年で卒業しようと思えばできるんです。

卒業までに3年間で4つの論文を書かなければいけません。


テストは難しく
知識より独自の意見が求められます。

ちなみに外国語を学んでいる場合は3つ学部に所属できることもできます。

例えば日本語学部には
言語学部と文学部が存在して両方選択することもできます。


けれど、問題もあります。
必修がかぶったり、どちらかに偏ってしまったりと
両立できる人は少ないです。

それで大半の学生は4年卒業になります。


大学に入るまでは
高校卒業試験→軍役→勉強→大学
という順です。

軍役は女性2年を、男性3年です。
履歴書含め何でも軍役時代に何していたか聞かれるそうです。

軍隊に入ってから親離れができるようになり、
大学進学を目指すようになります。


夢調査を最後にしました。

大半の学生は
「幸せになること」
と答えました。


イスラエルの教育環境は昔から
「夢を持とう」「夢はあるか?」
という教育ではないそうです。

なので夢と言われてもピンと来ない人が多いみたいで
軽く考える人も多いです。


しかしながら今を楽しんで生きるということは
しっかり持っています。


軍役や宗教が大きく起因していると
Esthyは言っていました。


ーーーー続くーーー

次はEsthyの話を踏まえて書きます。

ヨルダン大学日本語講師 タイムール先生

久々の更新となります。

まさかのエルサレムからエイラット行きのバスの中で
更新です。

イスラエルはWifiがすごいですね。。



今日はヨルダン大学訪問した際にお話しさせていただいた
日本語講師タイムール先生のインタビューを書きます。


先生をまずお見かけしたのは
前日ネットでヨルダン大学の情報収集をしている時でした。

タイムール先生のブログを発見↓
http://www.blogger-index.com/feed800822.html


最初は日本人の方かと思い
インフォがあったため駄目もとで
アポイントを取ったのが始まりです。

その夜にメールが帰ってきました。
その際twitterをフォローしていただきました。↓
https://mobile.twitter.com/#!/TymoorHamdokh


そこで初めてヨルダンの方だと知りました。

メールの返信は日本人から返ってくるメールより
わかりやすくミスもありませんでした。

そして次の日ヨルダン大学訪問後
お会いできることとなりました。


ヨルダン大学訪問し
夕方JAAJという日本語教室のオフィスをお邪魔しました。

そこで待っていて下さったのが
タイムール先生。

イメージと違いものすごく優しい雰囲気の方でした。


オフィスを案内させて下さった後
一時間ほどお話しをさせていただきました。





1997年タイムール先生が大学3年の時
1年留学。
その後、一度帰国し北浦和のjaicaにて1年仕事をされた。

日本に戻られて今仕事をされているのは
「やっぱり母国の役に立ちたいから」だという。


自分を含めヨルダンの学生日本語を学ぶ大きな理由は

「アニメ、漫画、ドラマといった文化産業」
「戦後60年でここまで成長、その成長を自国に映したい」

と大きく2つ。


日本の印象は
「礼儀正しい、勤勉」

また面白かったのは
良い意味でも悪い意味でも印象がない=ポジティブなイメージ
なんだという。

他国に比べ目立って悪い印象がないということは
良い印象になるということ。


また、欧米に占領された同じ境遇から
多少なりとも仲間意識があるのでは。

と話されていた。



僕たちがヨルダン大学に行った時の話をした。
すごい囲まれて歓迎されたと。


「東洋人は見かけない、話しかけたくなる
コミュニケーション取りたくなる」
らしい。

確かに東洋人はかなり少なかった。


また、全員複数人でキャンパスにいた。
と話したら、

「フレンドリーな関係、
ファミリーネームが一緒だと部族の繋がりになり
どこかで繋がっている」

驚いた。
日本にはない感覚だった。


ヨルダンの教育環境もお話を伺った。


「高校まで勉強が大きい。学歴社会で大学も重要になる。
私立大学はあまり良くない、お金を払えば入れるという噂があるから。
国立大学はテストの結果で学部が決まるから頭良い人は工学部や理系に進む。」

「私立大学は先生はいいが、生徒が悪い。勉強するかサボるか。」


最後に就職感について伺った。

「仕事するには経験が必要。
UAEなど湾岸の国は受け入れ態勢をしいている。
卒業後国内ですぐ就職するのは難しい。」

「今、若年層のは20%に近い失業率で
新卒にこだわりはなく、むしろ経験を重視している。」

と日本とは全く違った就職環境、流れだった。



タイムール先生は
現在、日本語翻訳の仕事もされいる。

それはやはり海外での経験が大きいと
インタビューをして感じました。


来期また後輩が
タイムール先生にお会いできることを願っています。