先日、お子さんの体調不良で
連絡をくれたママさん
風邪をひいてしまった、とのことで
お熱も高く
すっかり食欲が落ちているご様子
その他、詳しい体調をお聞きして
その子に合いそうなお手当ての方法を
お伝えしたところ
明け方には熱が下がり
元気に一人遊びできるほどに
回復したそう
よかった〜
ママさんいわく
いつも
逆のことしてました！
でもね、これ
小児科のお医者さんが
言っちゃってるんだもの
そうするのも仕方ない
38度5分を超えるようなら
解熱剤を使いましょう
食欲がない時は
食べられるもの
（この場合、アイスクリームやゼリー
ジュースなどのこと）を食べさせて
とりあえずお薬出しておきますね
小児科（大人の場合でも）
お医者さんは、そう言いますよね
では、中医学的には
どうするかというと…
どの感染症にも共通するのは
食欲が出るまでは食べない
お味噌汁のお汁だけとか
梅干しを入れてお醤油を効かせた
番茶などで
こまめに電解質と水分は補給します
基本的に解熱剤は使わない
熱が上がればしんどくなるのは当たり前
しっかり保温して、寝たいだけ寝せて
汗をかかせてあげれば
しんどさはなくなります
とにかく身体を冷やさない
体温を上げることで免疫力を上げ
ウイルスや菌をやっつけるので冷やさない
ウイルスや菌がいなくなれば
自然に解熱します
といった感じでしょうか
加えて
病み上がりの養生としては
普段より早く寝る
疲労困憊の腎を養生するには睡眠第一！
身体が疲れる活動は避ける
体育の授業や部活は
2、3日はお休みさせてあげたいですね
食欲が戻るまでは無理して食べない
病気で胃腸が弱っているので
食べても消化・吸収できません
栄養をつけようと無理して食べるのは
胃腸にとっては負担でしかなく
ますます回復が遅れます
腸内環境が悪くなっているため
茶色のバナナうんちが
出るようになるまでは
乳製品やお砂糖、お菓子、パン
脂っこいもの
外食も、お休みします
お薬に頼らずに病気を乗り越えると
病み上がりがスッキリとします
これは病気をきっかけにして
身体全体がデトックスでき
細胞が若返るからなんですね
自己治癒力（自然治癒力）は
それを発揮させることで
少しずつ強くなっていきます
学校や会社で
どんな病気が流行ろうとも
びくともしない身体を
手に入れたいなら
お薬に頼らず不調をケアする
という経験を積んでいくしか
ないんですよね
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