戦場に向かう家族 -4ページ目

戦場に向かう家族

修羅場と化していく家族の記録である。

空手着を盗まれてまだ苦しそうにしている女戦士は立てなかった

紐ビキニだけになった女戦士は担がれて小屋に連れていかれた

 

きっとプロレス技の研究に使われるんだと思った

 

そこを見に行くことはできない

絶対に捕まって技の練習台にされてしまう

 

男戦闘員の後を追った

 

強そうなグローブを付けた女戦闘員を見つけて取り囲んでいる

 

ボクシング戦闘士の女はフットワークがすごい早くて巧い

でも時折ボディーを打たれ、だんだん動きが遅くなる

女戦士は背中と胸部を同時に打ち込むという技をされる

拳が背骨に当たるガツッ音と柔らかい胸部のボクッン音

同時に聞こえ、その後を追うように小さな悲鳴が聞こえる

 

グローブを付けた男戦闘員は胸部を中心に打ち込んでいたが

素手拳になり硬い拳で攻撃し始めた

他の戦闘員が女戦士の背中を打つと同時に胸部の右左を狙った

 

反撃できない女戦士はみぞおちの深いところも攻撃される

両腕で胸腹部をガードというより抑え込んで苦しむ女戦士

 

うつ伏せに倒れている女戦士を横向きにさせ足を捕る

こんなに苦しんでるのにまさかと思ったけど攻撃は続けられた

鍛えることの出来ない柔らかい急所を突きえぐられる女戦士

 

指拳で一突きするたびにグリッと捩じるように上向きにえぐる

つぎの一突きはグチュッンと下向きにえぐる

股裂きの形を取られたときは右えぐり、左えぐりされる女戦士

そして深い指拳突きで急所の奥を真下にえぐり突きされてしまう

女戦士は静かになり失神したようすだった

 

男戦闘員は女戦士の筋肉のない部分を狙うことが良く分かった

 

女戦士は胴着とさらし、そしてグローブを盗られた

マイクロビキニだったけど小屋で紐ビキニにされるんだと思った

 

 

 

 

 

 

目の前で見知らぬ女戦闘者が次々に男戦闘員を倒していく

 

 

 

 

 

殴りかかって来る拳を交わして素早い攻撃で相手を倒す

それは今まで見たどんな戦士より強かった

 

羽交い絞めにされてお腹に拳を入れられても耐えられる

苦しんでもすぐ払いのけて複数の男戦闘員をノックアウトする

 

しかし男戦闘員の一人が指をまっすぐ伸ばした空手拳を使った

とがった指が女戦闘者の急所に突き刺さるように命中した

 

ちょっと顔をゆがめて膝を落として丸くなった。

 

男戦闘員たちはここぞとばかり一斉攻撃してきた

女戦闘者の筋肉のない胸部を空手打ちや正拳突きを仕掛ける

 

何発も受けけてる中に正確に膨らみの頂点をボクンと拳が決まる

両腕でガードするとノーガードの急所を打ち込んでくる戦闘員

筋肉のないところばっかり攻める戦闘員

両足を捕られて股裂きの攻撃される女戦闘者から叫び声が出た

 

男戦闘員は股裂きにしている筋肉のない急所を攻撃し始める

しかも尖らせた指拳で突き刺すように打ち込む

 

女戦闘者は叫び声から呻くような声に変った

男戦闘員たちは勝ち誇ったように空手着を盗んだ

理沙は動かなくなった。

ゴム床の土俵から担がれて小屋の中に連れていかれた

もうどうなるのかここからではわからない

 

きっとプロレスされるのかなと思う冬美

突然後ろから声をかけられた。

 

グリーンの帽子をかぶった老人

非戦闘員でグリーンゾーンの管理人だとわかった

 

小屋の中の様子を話してくれた

四角いゴム床のリングがあるという

戦闘が出来なくなるほどダメージを受けて負けた戦士は

プロレスの技の研究と実験にされるという

 

管理人はボクシングと空手しか経験のない冬美のことをよく知っていたようである

 

少しプロレス技を教えてやろう言ってくる

 

非戦闘員のはずでは?

教えるのはいいらしい

 

プロレス技とは打撃などあまりしない関節技で攻撃するらしい

 

冬美はいきなり喉元、耳の下あたりを指で掴まれた

奥歯を外から掴むように

ちょっと力を入れられただけでボーっとしてきた

脳に酸素がいかなくなった気がした

 

今度はフラフラしている冬美の脇の下に指が滑り込んできた

脇の下の一番深い窪みに指先が突き込まれてきた

 

冬美はなぜか足の関節が外れたようにくたくたとなった

 

そして肋骨の一番下の骨を掴み取るように指が突き刺さる

その指は次第に上に動いていき鳩尾の辺りを確かめるように止まった。

 

そのまま脇の下の奥をもう片方の手を使って指が滑り込んでくる

 

背中から足のつま先まで走る激痛

鳩尾が殴られたのと違う苦しさを感じた

 

皆一瞬の攻撃か長い間の攻撃なのかもわからなくなった。

 

冬美は片足を取られて横に捩じられる

少し開いた足の付け根に親指が来た。

鼠径部の一番柔らかい窪みをえぐられた

右の付け根左の付け根を同時に左右の親指でグリグリされる

激痛は尾てい骨にまで走った

 

指が外れたとき冬美は崩れこんでしまった

初めての指だけの攻撃で何も反撃でいない

 

仰向けにされおへその穴に親指が入ってきた

 

管理人は冬美が失神するまで突き刺した

 

失神から目覚めたときの冬美はひもがほどけていた

 

おへそまではしっかり覚えているけど後の記憶はない。

 

 

 

 

 

 

 

冬美は安全地帯を後にして戦場に向かう

暫くすると理沙が闘っているのが見えた

 

巨体の男に胸部を膝蹴りばかりされている

よく見ると

右・左・真ん中の順に膝が理沙を突き上げていた

真ん中はきっと鳩尾

 

時折胃袋や下腹にも入っている

 

理沙は攻撃できていない。

自分の胸を抱きしめて鳩尾の苦しさを味わっているに違いない

 

理沙はもう紐網のビキニだった

片方の紐がほどけ始めている

胸部の柔らかい肉に直接膝が打ち込まれている

 

鳩尾はつま先で肋骨を避けるように蹴り上げられていた

もしかしたら気を失ってしまったら

プロレスの技をかけられるのかもしれない

 

なぜかドキドキして体が熱くなるのを覚えた。

 

母にもっと話が聞きたかった

若い人はグリーンベルトに居られる時間が定められている

 

管理する老人たちがやってきた

 

紐結びのマイクロビキニを渡された

着替えて戦場に戻れと言う

 

紐結びのビキニは盗んではいけないことになってると言う

決められて装備を一式渡されグリーンべるとを追い出された

 

 

ママは派手なマイクロビキニだから

やはりお腹を殴られているのかなと思ったが

母の話ではほとんどがプロレスの技で攻撃されているという

 

ママ友にも、少年たちにも、ごつい男たちにも

そして非戦闘地域グリーンベルトを管理する老人や少年達にも

 

どんな技なんだろう

最初の攻撃でみぞおちを打たれ、ぐったりしているときだから

うまく説明できないという

 

 

冬美は母の痛切なる告白を聞かされた

私はパパの子ではないと

誰なのかははっきり教えてくれない

まさか分からないのではと思うくらいだった

 

姉のユリ亜や理沙も確信はないようだ

 

戦闘は昔にもあったらしい

この戦闘でお腹ばかり攻撃する意味がなんとなく分かった

戦闘は再び始まったのだ

 

 

 

 

母は戦闘の経験はないようだ

ただ耐えなければいけない攻撃などは受けているという

 

話しているうちに衝撃の事実を知った

 

私は父の娘ではない

父が違う人なのだという

誰かはまだ言わない。

 

姉の理沙とユリ亜も本当の父かどうかわかっていないらしい。

 

そのことが・・・

そういった人たちの絡み合う状況がこの戦いの始まりだと知る

 

ママは立ち向かって行く戦闘はできないけど

みぞおちとおへその攻撃には毎日耐えているという

 

おへその下の方の下腹がたくさん狙われるているらしい

 

拳と硬い指でのピすトン攻撃

どんな感じなんだろう

 

きっと大人の女性がダメージを受けやすい攻撃なんだと思った

 

母のしぐさや振る舞いに毅然とした物がなく陰湿なものを感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

冬美はいくつかあるグリーンゾーンに向かった

身に着けるものを手に入れなければならないし食料もない

 

一番辺鄙なグリーンゾーンに着いたとき目を疑った

隅の方に母親の姿が見えた

 

駆け寄ってみると母だった

「ママ!」

 

母の姿は元気そうだったが陽に焼けていた

筋肉のない体にマイクロビキニ姿

 

母がいやらしい女に見えた

 

母は冬美を見て「いつもは裸なの?」

と言ってワンピースの水着を用意してくれた。

でもお腹の部分が丸く穴が開いていてビキニの方は品がいいのにと思った

 

母は「私はこれしか許されないの」

 

母は闘ったことがあるようには思えない

だけどよく女戦闘員が着る極小のビキニだった

違うのは紐で結んでいるで戦闘には向かないものだと思った

石川原に散々な目にあって失神していた冬美

意識が戻った時は武器もマイクロビキニも盗られていた

 

布一枚でも寒くはないがこれでは闘えない

 

歩くと下腹にズンと重い痛みが走った

 

鼠径部を拳骨と指で狙われたのが分かった。

みぞおちで失神してるのに柔らかい急所を探して攻撃されていた