[23日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)
終値 7037.67(+15.16)
前営業日終値 7022.51(+60.19)
クセトラDAX指数(フランクフルト)
終値 11895.84(‐143.53)
前営業日終値 12039.37(+139.97)
CAC40種平均指数(パリ)
終値 5054.52(‐32.97)
前営業日終値 5087.49(+50.31)
<ロンドン株式市場>
FT100種総合株価指数が終値で過去最高値を更新して取引を終えた。
金属価格の上昇で鉱業株が買われた。
米連邦準備理事会(FRB)がしばらくは超低金利を維持するとの見方からドルが下
落し、銅価格 が約2カ月ぶりの高値をつけた。
これを受け、鉱業株指数>は2.15%上昇した。
個別銘柄では、英・オランダ系資源大手BHPビリトン が3.4
%、スイスの同業グレンコア が2.6%上昇した。
アジアとの取引が多い金融大手スタンダード・チャータード銀行(スタンチャート
) もドル安を背景に、株価が6.5%上昇した。シティグループとJPモルガン
が投資判断を引き上げたことも好感された。
CMCマーケッツのアナリスト、ジャスパー・ロウラー氏は「新興国市場にとっては
ドル安の方が良く、こうした地域を得意とするスタンチャートにとっても好条件だ。ドル
安になると、商品価格も値上がりする傾向にあるので、鉱業や原油関連の企業にとって追
い風となる」と話している。
一方、エンジニアリング大手ウィアー・グループ は2.2%下落。
RBCキャピタル・マーケッツが投資判断を引き下げたことが嫌気された。
<欧州株式市場>
反落。
ユーロ上昇で輸出の減少が不安視され自動車株が売られた
。ギリシャの先行き不透明感も相場の重しとなった。
FTSEユーロファースト300指数 は10.69ポイント(0.66%)
安の1600.24で取引を終えた。
DJユーロSTOXX50種指数 は2
7.03(0.73%)安の3699.04だった。
自動車株指数 は2.79%低下した。
個別銘柄ではドイツのフォルクスワーゲン が3.7%、フランスのPSAプジョー・シトロエン
が2.3%それぞれ値を下げた。
ユーロはここ1年間で約25%値を下げており、自動車輸出の追
い風となっていたが、この日は、ユーロが持ち直した。
ドル高ユーロ安が今後どれだけ続
くかは不透明だとした米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が材料視された。
ギリシャのチプラス首相はこの日、訪問先のベルリンでドイツのメルケル首相と協議
し、金融支援を受ける前提であるギリシャ財政改革の詳細案について話し合った。
ドイツ政府は対立点の解消には至らなかったとしている。
この日はギリシャの国債利回りが下落し、主要株価指数 は2.97%上昇した
ただ株式相場は依然として低迷しており、今年に入り約7%の下落となっている。
イタリアのタイヤ大手ピレリ は1.8%上昇した。
中国の化学メーカーである中国化工集団公司(ケムチャイナ)がピレリを71億ユーロ(77億ド
ル)で買収するとの合意が好感された。