2014/11/19(水) 特許業務管理システム開発
コスモテック特許情報システム株式会社
破産手続き開始決定受ける
負債30億円
TDB企業コード:984411231
「東京」 コスモテック特許情報システム(株)
(資本金2億2258万5000円、千代田区大手町1-6-1、代表安田信明氏、従業員22名)は、
11月18日に東京地裁へ自己破産を申請し、
同日破産手続き開始決定を受けた。
申請代理人は佐藤真太郎弁護士(港区六本木6-10-1、
TMI総合法律事務所、電話03-6438-5511)。
破産管財人は北原潤一弁護士(中央区八重洲2-8-7、
阿部・井窪・片山法律事務所、電話03-3273-8179)。
当社は1992年(平成4年)3月に(株)コスモテック販売の商号で設立され、
96年11月に現商号に変更。
特許事務所の煩雑な業務の総合コンサルティングと特許の電子出願、オンラインによる発送、請求、閲覧や特許公開のCD‐ROM化に向けたシステム構築を手がけていた。
全国の特許事務所の管理業務に特化した特許業務管理システム「PAT-DATA」シリーズを中心に案件を獲得、2012年8月期には年収入高約14億5000万円を計上していた。
しかし、翌2013年8月期は大手システム業者との商品開発に傾注したこともあり営業面のアプローチ不足から、年収入高は約12億5400万円にダウン。
商品開発による先行投資や借入金負担などから最終損益は約2100万円の赤字となり、4期連続の赤字を計上。
こうしたなか、2014年2月には実権者の取締役会長が死去するなどマンパワーも低下。
9月末の支払いが厳しくなり、10月に入り「臨時休業」の張り紙を出しサービスが停止されていた。
申請時の負債は債権者数約770名に対し約30億円。
なお、主力事業であるソフトウェア「PAT-DATA」については、速やかにメンテナンス対応が復旧されるよう努めるとともに、早急に事業の引受先を確定し、円滑に引き継ぐ予定としている。