10月10日(ブルームバーグ):
きょうの日本株市場で、株価変動材料があった銘柄の
午前の値動きは以下の通り。
自動車株:
トヨタ自動車 (7203)が一時前日比2.5%安の2925円、
日産自動車 (7201)が2.6%安の639円、
ホンダ (7267)は2.1%安の2311円。
9日の取引時間終了後にトヨタは中国での9月の新車販売台数が前年同月比49%減の4万4100台、日産自は同35%減の7万6066台だったと発表した。
9日午後2時半ごろに発表したホンダは同41%減の3万3931台だった。
鉄鋼株:
新日鉄住金 (5401)が一時3.1%安の157円、
神戸製鋼所 (5406)が4.8%安の60円、
JFEホールディングス (5411)は4.4%安の968円と軒並み安
。野村証券の松本裕司アナリストは、高炉原料価格下落による在庫評価損益の悪化などを理由に各社の業績予想を減額し、9日付で目標株価を引き下げた。
目標株価は新日鉄住金が従来の163円から155円、神戸鋼が77円から65円、JFEHDは1050円から1030円にそれぞれ変更。
東京エレクトロン (8035):一時3.1%高の3365円と反発。
7-9月期の受注速報値が前四半期比5%減の750億円だったと9日に発表した。
JPモルガン証券の森山久史アナリストは10日付のリポートに、会社見通し下限760億円を100億円程度下回るのは織り込み済みで、市場は500億-600億円というリスクも想定し始めていたと記述。
また、クレディ・スイス証券の前川英之アナリストは9日付メモで、受注速報値は市場が懸念していた範囲内と指摘している。
ニコン (7731):一時4.9%安の1844円。
メリルリンチ日本証券が目標株価を2550円から2200円に引き下げた。
投資判断は「中立」を継続。
平川幹夫アナリストは、カメラ業界の競争激化を踏まえ、映像事業の適用EV/EBITDAを6倍から5.5倍に引き下げた、と9日付英文リポートに記述する。
同証券では、2013年3月期の営業利益予想を1030億円から850億円に減額(会社計画850億円)した。
中外製薬 (4519):一時4.2%安の1571円。
クレディ・スイス証券が9日付で、投資判断は「中立」から「アンダーパフォーム」に、目標株価を1400円から1300円に引き下げた。
酒井文義シニアアナリストは、腎性貧血治療薬ミルセラ、抗がん剤ゼローダ、C型肝炎薬ペガシスの売上高が予想を大きく下回っており、利益も期初計画を下回る見通し、とリポートで指摘する。
ユーシン (6985):一時17%安の341円。
12年11月期の連結最終損益は9億円の赤字になる見通し、と9日発表した。
前期実績、従来予想ともに16億円の黒字だった。
欧州やインド、中国での事業環境悪化に伴う海外工場の減産により、生産台数が計画を下回るほか、円高による完成車輸出の不振、自動車部品の不具合に伴う点検・交換費用の特損計上などが響く。
高島屋 (8233):一時5.2%安の493円。
9日発表の上期決算で、13年2月期通期の連結営業利益見通しを従来の240億円から、前期比19%増の250億円に増額修正した。
ただ、クレディ・スイス証券の山手剛人アナリストは、国内百貨店事業の販売見通しには不透明感が強いため、増額修正からは好印象よりも業績下方リスクの火種を自ら撒いてしまったとの印象、と10日付メモで指摘している。
ナブテスコ (6268):一時3.8%安の1368円。
シティグループ証券が目標株価を1650円から1550円に引き下げた。
投資判断は「中立」を継続。
アナリストのグレーム・マクドナルド氏は9日付英文リポートで、月次受注不振と中国業績悪化見通しを踏まえ、13年3月期の営業利益予想を203億円から179億円に減額(会社計画242億円)した。
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更新日時: 2012/10/10 10:18 JST