戸田建設は22日、
バリウム含有遮蔽(しゃへい)板を取り付けて放射線量を低減できる
鉄筋コンクリート(RC)製の放射性廃棄物用保管容器を開発したと発表した。
放射能汚染レベルの高い焼却灰や除去土壌、除染作業に伴う
汚染水処理残渣(ざんさ)などの保管・遮蔽を想定。
福島県双葉郡内で実証実験を行い、容器本体で80%、
遮蔽板(厚さ35ミリメートル)併用で90%の遮蔽性能を確認した。
容器本体はRC厚さ12センチメートルで容積1・32立方メートル
(内寸111×111×110センチメートル)。
上下(ふたと底部)に凹凸を付け、積み重ねても安定して保管できるように
配慮した。
遮蔽板は保管時に外側に出る部分や作業時の被ばく量を抑えるため、
必要に応じて取り付ける。
容器本体価格は14万9000円に設定。
遮蔽板は目的により
厚さ35ミリメートル、50ミリメートル、75ミリメートルの3種類を用意。