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ツキイチは21時〆切！
レビューマンガ
母は、先日お医者さんから歩きなさい、と言われてから
寝るのをやめてお散歩に行くようになった。
寝ていた時は
フラフラするから、とじっとしていたのに
体のどこも悪くないとわかると
嬉々としてお散歩に行く。
わたしは先日、母の遠出をたしなめ、責めるような言い方をして
気がついたことは、
わたしが自分の生命力を信じてないことであった。
母は何キロだろうが、
息苦しいだろうが
膝が痛かろうが、試してみる。
先日諦めた道を、今日は乗り越えて
更に素敵なおうちをまた見たくてウロウロ。
結局見つからず、途中スーパーに入り、休む場所がなくても
また頑張って歩いた。
母は、早速地図を広げて自分が歩けた場所を確かめて
次はここまで行く！と、断言。
わたしは母の隣で生命力を浴びて
小さくて細くなった母の「元の気」は、たしかに昔と変わらないことを知った。
筋肉が減り、足が曲がり、指が曲がり
息が切れてる母の、
生命力は漲ってる。
わあ。お母さんすごい。ありがとう💕︎💕︎
疲れ果てた時、母は、わたしとパパがいる。という安心をお守りに
あそこまで行ってダメなら迎えに来てもらうつもりだった、と言い
でも、アンタたちに、仕事やお散歩させてあげたくて
お母さんパワーだしたよ💕︎💕︎
とがんばった。
生命力と愛情のパワーで人は力をだす。
母はこれからぐっすり眠るだろう。
回復力を信じて。
母の隣で浴びた美しい光の粒を、
私も誰かに届けたい。
Meg.