【こんな夜更にバナナかよ】

夫と毎日一本ドラマか映画見ています。
コロナで街へ散歩も繰り出さない代わりに
映画時間になりました💕

最近のヒットは

こんな夜更にバナナかよ





大泉洋さんが、筋ジストロフィー患っている主人公鹿野さんを楽しく演じていらっしゃいます。

これね

わたしのこの記事にもシンクロ。
(人に助けられながら生きる三部作)





鹿野さんは筋肉の働きがどんどん弱くなり
歩けたのが歩けなくなったり
今は顔と指だけ動かせる状態。

通常なら、
家族や介護のヘルパーさんが鹿野さんのサポートをしますが、

鹿野さんはこの身体で、自立生活をする、
と多分日本で初めてそうしたことにトライした人です。

家族がみるのではなく
ボランティアでやりたい人に来てもらい
40人?ものボランティアが日々交代しながら
鹿野さんが日常を楽しく生きる手や足になり
朝から晩まで24時間サポート。

これね実話に基づいてるからまたいい。

で、わたしが気に入ったのは
鹿野さんのうぬぼれマインド。

お世話される側
助けられる側と

お世話する、助ける側は

いつも対等だし
自分の世話は誰かに喜ばれ、役に立つと思ってる。

これをこっちがこれだけしてやるんだ。という
サポーターがいれば
いざこざになりやめてもらうしかない。

本当にやりたい人だけがそばにいて
鹿野さんのやりたいこと鹿野さんと皆で叶える。

夜中にバナナが食べたいと欲望をいい
それを叶える人もいる。

だってもし健常者なら
それを自ら叶えようとするではないか?

だから鹿野さんは

決して障害者の弱者ではなく、
自分は健常者と同じようにあらゆる欲があり

自分が叶えられない欲を誰かに叶えてもらおうとして何を卑屈にしたてになる必要があるだろうか?

と、罪悪感なく人にお願いしている
(私が感じました)



映画の中で

この主人公は誰より夢を持ち、それを叶えるため
誰かに頼み、全てを曝け出して正直に生きる人でした。

ただ、動かせるのは首から上と手だけ。


鹿野さんのこうしたい、を
周りが手となり足となり24時間サポート。

これらをあらゆることを
鹿野さん自身がお願いして
やがてはサポートするボランティアたちが自主的にアイデアや工夫をして

ボランティアたちも生きるヒントや気づきを得てる。




(コミュニケーションにおいて一見乱暴なとこがあり、サポートされるこちらが偉い、と言う感じもある笑笑)

あなたはどう感じるかしら?


わたしにとって
大泉洋さんが痛快、軽快で楽しい映画でした。




Meg.





Meg倶楽部通信
加筆しました🌼