今日の心得 「サービスかリターンは、陽射し、風向きを意識して」 | 噺新聞(874shimbun)

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amebloを始める前は自分でホームページを作り、好きなことを書いてアップしていた。

 

その頃はテニスにはまっていて、週末の土日にはクラブへ行き、終日ボールと戯れ、日頃仕事でたまるストレスを日がな一日、ボールを打つことで忘れることを繰り返していた。

 

週に1回、「今日の心得」、「ときどきテニス」と題し、テニスをしながら感じたことを綴る文、テニスを離れることもあるが、気ままな内容である。

 

そうやってアップした文をときどき思い返したように読むことがある。

昔の文章である、埃まみれになった文、ちょっとハタキをかけて、皆様にご披露してみたいと思う。

 

2001/05/05-No.24(戯言おやじぃは:越智 健)

テニスは屋内もあるが、圧倒的に屋外でするスポーツだ。当然気象条件がゲームを左右することになる。おやじぃのようなお遊びテニスと違い、試合に出ることを目的にテニスを楽しんでいる方々には、天気が重要な要件になる。


雨、晴れもそうだが、風が一番気になるところであろう。風が強い日、陽射しがある時、どちらのコートからゲームを始めるかは、勝敗に影響してくる。巌流島の決闘では、陽を背にした武蔵が小次郎を破った。地の条件も戦法のひとつにすることが勝負の分水嶺となる。


サーブ権とコートサイドの選択は「トス」で行う。プロの大会では主審がコインを投げて表か裏で決めるのが主流だそうだ。アマチュアの大会でも決勝など主審がつくゲームではこの方法を取り入れているようだ。 


おやじぃたちのゲームはラケットを地面につけ、クルっと回して「スムース」「ラフ」でサーブかレシーブを決めている。おやじぃにはラケット面で表裏の違いは分からないので、グリップについている製品のエンブレムの上下で判断することになる。


選択権をとると習慣のように「サーブ」から始めてしまうが、必ずしもこれが良いとは限らないようだ。風がある日は風下を選び、相手にサーブをさせることもひとつの考え方だ。風の影響でサーブトスが安定しなくサービスミスを誘うこともある。風下から思いっきりリターンし、身体が暖まっていない分、リターンしながら微調整をすることができる。


こんなことも微妙にゲーム結果の分かれ目になるようだ。