今日の心得 「努力」そして「継続は力なり」 | 噺新聞(874shimbun)

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amebloを始める前は自分でホームページを作り、好きなことを書いてアップしていた。

 

その頃はテニスにはまっていて、週末の土日にはクラブへ行き、終日ボールと戯れ、日頃仕事でたまるストレスを日がな一日、ボールを打つことで忘れることを繰り返していた。

 

週に1回、「今日の心得」、「ときどきテニス」と題し、テニスをしながら感じたことを綴る文、テニスを離れることもあるが、気ままな内容である。

 

そうやってアップした文をときどき思い返したように読むことがある。

昔の文章である、埃まみれになった文、ちょっとハタキをかけて、皆様にご披露してみたいと思う。

 

2000/12/30-No.6(戯言おやじぃは:越智 健)

今年も残すところ2日。家のことは女房にまかせ、年末の付き合い酒にたっぷり漬かった身体を絞りこもうとクラブに足を向ける親爺たちがいる。


少しの暇をみつけては、こまめにクラブへ足を運ぶのは、根っからテニスにはまっている証拠だ。


会員のテニス経歴はさまざまである。学生時代、体育会のテニス部で本格的に鍛えた人。実業団で華々しい成績を残した人。テニススクールを経てクラブ入りした人。そんな中で「俺、壁打ち7年、クラブ6年、独学、スクールなんて行ってないもんね」が自慢の親爺がいる。


職業柄泊まりがあり、そんな日でも仮眠をしただけで、コートにいる。還暦まであと4、5年と聞いているが、元気、すこぶる元気だ。この親爺のサーブはクラブ一番だという評価がある。口の悪い会員の言葉を借りれば「サーブが凄くても、サーブ・アンド・ソノママだから」と酒の肴にされる。


今も壁打ちで持ち前のサーブに磨きをかけて、出勤することがあるという。


その親爺はゲームの成績を克明に記録している。そしてそれには「ノータッチエース」も特記する。これが親爺の至福の時だ。ごく最近、おやじぃの名前が2回ほど記録されたはず、くっそー。


この親爺の年間セット数は400を超え、年間稼働日(?)は80日を超す。土、日祝だけで来年は113日あるから、全部晴れとしても7割の高稼働率。雨の日、雪の日があるわけだから、実質、休日はすべてクラブに日参している計算になる。これには頭が下がります。


使い古された心得だが、「努力」そして「継続は力なり」です。

 

 

この記事は20年以上前に書かれた内容です。

この内容を今、最先端のClaude.aiに読みこませタイトル案を尋ねたら

・テニス一筋の老齢なる親爺の矜持

・老tennisプレーヤーに秘められた情熱

・壁打ちで鍛え上げた親爺のスーパーサーブ

・晩年を彩るテニスコート日和の人生

と応えてくれました。

あなたならば、どんなタイトルになりますでしょうかね。