ふんわりシフォン -348ページ目

グレーゾーン


大人になるにつれ

大人の都合を使うようになってきて



それで

見えてきた物もある



あの人からしたら

ひどい仕打ちだったとしても


この人にしたら

苦しんだ末に出した答えだったり



どう 捕らえるのかは

その人次第だけど


迷わない人はいないから

正義や悪だとか

白と黒に分けられなくなってきた


だした答えの後ろにあるものに

興味が移ったのかもしれない




どう 考えて
どう 迷うのか
どう 決めるのか



人は迷いたくて

考えたくて

生まれてくるのだから



迷いながら

足掻きながら



生きていくものなんだね

月が満ちるまで 風待ち 8

「じゃあ、俺らも行こうか」

なんだか照れくさい。顔があつい…ほてってる。

彼女が頷いたので、ハルたちの後をついていく。

「なんだか急に決まったね」

「ホント、せっかちだからハルは。」

さっさと歩く浦川に、子犬がじゃれているみたいだ。

ハルが浦川を好きだったなんてな…

「浦川って、どういうのがタイプ」

「嘘つかない人だって。そういうのは、宮原くんOKでしょ」

「あいつはさ、嘘つくような頭はないから」

ハルのおかげでスムーズに話せる。サンキュー、ハル。

「見た目はどうなんだろ、タイプかな」

「宮原くんは、カワイイタイプだよね。どうかなぁ…芸能人は速水もこみちが好きなんだよね…」

「なんだか、スゲー違う」

笑っちゃいけない。

「でもさ、ハルってスゲーいい奴だから、それをわかってくれたらいいな」

ハルには人を安心させるような所がある。まわりに気をつかえる奴で、いつも笑ってる。

「そうだよね。あの笑顔はいいよね。ハルくんにしかできないよ」

「あれ」

あ、と小さく言って

「なんだか呼び方が移ってきちゃったね」

そう、はにかんで笑った。

「応援してやりたいよ、ハルのこと」

ピース


焦るのは
余裕がないからで



もどかしいのは
自信がないからで



せつないのは
我慢ができないからで



ぺこんとへこんで
いるところがある

くぼみにぴったり
はまるピースは



君の笑顔だったりする