月が満ちるまで ハイ・タッチ 17
体から汗が出た。ぶわっと毛穴が開く感じ。
すげーーカッコいい。
こんなに上手い人がいたんだって感動して嬉しくなった。
こんな近くに。目標にできるような人がいたなんて。俺、ツイてる。
もしかしたら、教えてもらえたりする?
それとも見て盗む?
俺は恵まれてる。
好きなバスケして、目標になるような人もいて。
…本当に。
ゴールの下でスクリーンアウトをしながら、やっぱり目についた。
わざとだろ?足踏んだの。
お互いに分かってやってる。
「川崎先輩、そんなことしなくても、先輩ならバスケで負けないんじゃないんですか」
川崎先輩が睨んでくる。
「生意気言うな、優等生ぶるなよ」
「もったいなくて。そんなことしなくたってバスケ上手いじゃないですか。相手のファウルを取らなくても十分やれるのに」
「ファウルじゃねぇし」
吐き捨てるような言葉なのに、口元は少し笑っていた。
「バスケ、好きですよね。だから…あんまりそういう事して欲しくなかったんです。
どんな凄いプレーを見ても感動出来なくなりそうで。
先輩の決めたゴール、カッコ良かったから」
すげーーカッコいい。
こんなに上手い人がいたんだって感動して嬉しくなった。
こんな近くに。目標にできるような人がいたなんて。俺、ツイてる。
もしかしたら、教えてもらえたりする?
それとも見て盗む?
俺は恵まれてる。
好きなバスケして、目標になるような人もいて。
…本当に。
ゴールの下でスクリーンアウトをしながら、やっぱり目についた。
わざとだろ?足踏んだの。
お互いに分かってやってる。
「川崎先輩、そんなことしなくても、先輩ならバスケで負けないんじゃないんですか」
川崎先輩が睨んでくる。
「生意気言うな、優等生ぶるなよ」
「もったいなくて。そんなことしなくたってバスケ上手いじゃないですか。相手のファウルを取らなくても十分やれるのに」
「ファウルじゃねぇし」
吐き捨てるような言葉なのに、口元は少し笑っていた。
「バスケ、好きですよね。だから…あんまりそういう事して欲しくなかったんです。
どんな凄いプレーを見ても感動出来なくなりそうで。
先輩の決めたゴール、カッコ良かったから」
いつだった?
やりたいことが
見つかったのは
どうしても やりたいことに出会えたのは
中学生や高校生になると
進学の文字で学校が分かれてしまう
陸上や野球や
スポーツでの進学
なりたい職業につくために
資格のための進学
興味を持って
何でもやってみて
はじめから否定しないで
君の道はどこに続くのか
君が決める
可能性がたくさんある
楽しく皆で歩いていける
まだまだ 楽しい出会いが
君を待っている
君の明日に祝福を
明るい未来に喜びを
たまの涙には
いたわりを
月が満ちるまで ハイ・タッチ 16
先輩もハルもシュートコースを塞ぎにかかる。ゴール下に近づけないように。
ふたりのプレッシャーなんて気にせずに、直接ゴールを狙う。
打つと見せかけて脇をすり抜ける、鮮やかなフェイク。そのままシュート態勢に入る。
軽く放たれたボールは、吸い込まれるようにゴールに届く。
きれいなフォームだった。
ふたりのプレッシャーなんて気にせずに、直接ゴールを狙う。
打つと見せかけて脇をすり抜ける、鮮やかなフェイク。そのままシュート態勢に入る。
軽く放たれたボールは、吸い込まれるようにゴールに届く。
きれいなフォームだった。