スゥイーツ
会社にパンの自販機がある。どんなラインナップかというと、ドラ焼き、アンドーナツ、チョコサンド、麦チョコ…
とにかく甘い。
若い男の子も「アンドーナツ好きっす」なんて言う。
職場はなにせ寒い。すぐに熱になるような、疲れがとれるような甘いものがてんこ盛りだ。
労働時間が長いと、脳が疲れて甘いものが欲しくなる。
みんな自分の好きなお菓子持参で仕事をしてる。
チョコレートを食べるたびもう少し頑張ろうかと思う。
とにかく甘い。
若い男の子も「アンドーナツ好きっす」なんて言う。
職場はなにせ寒い。すぐに熱になるような、疲れがとれるような甘いものがてんこ盛りだ。
労働時間が長いと、脳が疲れて甘いものが欲しくなる。
みんな自分の好きなお菓子持参で仕事をしてる。
チョコレートを食べるたびもう少し頑張ろうかと思う。
想いのかたち
好きな気持ちを
取り出せたなら
見せられたなら
渡せたなら
こんな気持ちにはならないのかもしれない
伝えるのは
言葉でしかなくて
もっと
わかりやすくできないかといつも思う。
形や温度
匂いがあったなら
少しは気づいてもらえるのかも
想いをたくす
プレゼントは君を思って選ぶ
自分の心を映して
取り出せたなら
見せられたなら
渡せたなら
こんな気持ちにはならないのかもしれない
伝えるのは
言葉でしかなくて
もっと
わかりやすくできないかといつも思う。
形や温度
匂いがあったなら
少しは気づいてもらえるのかも
想いをたくす
プレゼントは君を思って選ぶ
自分の心を映して
月が満ちるまで ナツのハナ 14
改札が慌ただしくなった。人の流れが多くなったのは、電車が到着したからだ。
時間は約束してあった。
その時間に間に合うようにつくにはこの電車しかない。
鼓動が跳ねる。
少し苦しいのは、帯のせいではない気がする。いままでどんなふうに息をしていたんだろう。意識して息をしないと胸がつまりそう。
丸く屈み込みそうな背中を帯が支えてくれる。
まっすぐ背中を伸ばして。
おばあちゃんがそう言ってくれた。堂々としていなさいよ、着物に猫背はいけないよ。
「風花大丈夫?」
覗きこむちはやも、緊張していた。片手に携帯を握りしめている。
それは、いつ鳴るんだろう。
何度も携帯を開いて時間を確認している。
すぐそばに電光掲示板があって、光の文字が流れていく。そこに時計もついているのに。
何かしなくちゃいられない。
もう何分も会話が途切れていた。お互いに緊張して、フォローに入れない。
冗談で笑えるほど頭が動かない。いつまでもこんなの耐えられない…
苦しくて下を向きそうな視界に、ばたばたと動く人影が目に入る。
人の波をぬって急ぎながら、こっちに向かってくる。
ハルくんだ。
ちはやを見たら、固まっていた。視線はそらさずにハルくんを見たまま。
携帯を持つ手がふるえていた。
唇を噛む。
もうすぐ、到着する。ふるえた唇から言葉がこぼれる。
時間は約束してあった。
その時間に間に合うようにつくにはこの電車しかない。
鼓動が跳ねる。
少し苦しいのは、帯のせいではない気がする。いままでどんなふうに息をしていたんだろう。意識して息をしないと胸がつまりそう。
丸く屈み込みそうな背中を帯が支えてくれる。
まっすぐ背中を伸ばして。
おばあちゃんがそう言ってくれた。堂々としていなさいよ、着物に猫背はいけないよ。
「風花大丈夫?」
覗きこむちはやも、緊張していた。片手に携帯を握りしめている。
それは、いつ鳴るんだろう。
何度も携帯を開いて時間を確認している。
すぐそばに電光掲示板があって、光の文字が流れていく。そこに時計もついているのに。
何かしなくちゃいられない。
もう何分も会話が途切れていた。お互いに緊張して、フォローに入れない。
冗談で笑えるほど頭が動かない。いつまでもこんなの耐えられない…
苦しくて下を向きそうな視界に、ばたばたと動く人影が目に入る。
人の波をぬって急ぎながら、こっちに向かってくる。
ハルくんだ。
ちはやを見たら、固まっていた。視線はそらさずにハルくんを見たまま。
携帯を持つ手がふるえていた。
唇を噛む。
もうすぐ、到着する。ふるえた唇から言葉がこぼれる。