ふんわりシフォン -267ページ目

FULL MOON 3

「無理だな、明け星」
けしょん、けしょんとくしゃみを繰り返す黒い猫。目の前にはテイクアウトのエビチリがほかほかと湯気をたてている。
「おかしいなぁ…すごく好きだったはずなのに、なんか辛い」
水の容器に顔をすりつけそうなくらいに水を飲んでいる。

「体調が変わったんじゃねぇの」
カラカラといつものカリカリを器にあける。なんでも好きなものを食べさせてやれる訳じゃない。ただ…気まぐれがおきただけだった。猫や犬は甲殻類はダメだ。



「ほら、こっち喰えよ」
「あ、なんか苦い…葱か」
不快らしく鼻をしかめて顔を洗う。ひとしきり嘗めた後で、コリコリ、カリカリと餌にありつく。
「カツブシかけてやろうか」
「サービスいいじゃない」

ちくりと胸を刺す痛み。旨いメシを喰わせてやりたいさ。出来るなら。
でもこんな乾燥した固形餌を旨そうに喰うんだな。



少し冷めたエビチリを独りでつつく。べつに好物じゃないけど、一緒に食べた楽しい記憶を食べている。

「美味しかったぁ」
満足げな黒猫は、毛づくろいをはじめる。
「太るぞ明け星」
「有り得ない、そんなこと」
ぐるぐると喉をならす。あぁ、すぐに眠くなるんだろう。




今日は満月だ。
苦しくて切ない。撫でている毛並みが、やがてさらりとした髪に変わる。
腕がのび、足も胴ものびる。ふわりとした毛並みは無くなり、滑らかな肌が現れる。

この頭には、何が詰まってるんだよ。

思い出は忘れて無くなってしまうのか。この小さな頭には入りきらない情報に振り回されて、見つからなくなってしまっている。

無防備に眠る、心はどこへといくのだろう。ここにいて触れれば温かい。でも、本当に触れたいのはその心で、それは何処にあるのだろう。

春の声

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ほころび始めた桜の花

チョッチョッと鳥の声

見て見て ウグイスだよ

チョンチョンと花から花へ

手の平にのせてみたい可愛らしさ

ちいさな ちいさな

春の声






河津桜を見に行きました。まだまだ咲き始めの桜です。所々ちらほら咲いていたけれど、ウグイスのいた木はあまり咲いていませんでした。

花の蜜を食べるのかな?花を食べるのかな?三羽で仲良く遊んでいました。

写真のどこかに写っているはず…多分…

海を見て

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遮るもののない視界

目の前には冬の海

深い深い海の色

遠く島が見える



海って広いね

日差しにきらきら映える

この先に

他に国があって

住んでいる人がいるなんて

不思議だね

どこまでも どこまでも

海みたいだね







昨日、今日と両親と伊豆に行きました。伊豆の海はとても綺麗ですね。写真は…縦でしか添付できないのでごめんなさいf^_^;