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3月19日からシネマート新宿さん、シネマート心斎橋さんで、韓国映画の特集上映、「のむコレ番外編」が開催中だそうです
「のむコレ番外編 韓国映画チェゲボン トゥクチブ」の開催が決定! (シネマート新宿さん)
のむコレ番外編 韓国映画チェゲボン トゥクチブ (シネマート心斎橋さん)
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你好(^-^)ノ
いつも、ホントに多謝です
3月23日はこの作品を観ました・・・
蛇鶴八拳
蛇鶴八拳
原題:蛇鹤八步
英語題:Snake And Crane Arts Of Shaolin
韓国語題:사학비권
1977年/香港/96分
■スタッフ
監督…チェン・チー・ホワ
製作…ロー・ウェイ
撮影…チェン・チュンユァン
音楽…チョウ・フーリャン
出演
徐英風:ジャッキー・チェン
唐萍児:ノラ・ミャオ
黒龍党首領・錢:カム・コン
黄珠:キム・チンラン
古堂王:ミャオ・ティエン
百里窮(赤鼻):リー・マンチン
魯老怪:ウー・テーサン
黒龍党忠義堂主・古霊:ミャオ・ティエン
方世平:リー・ヤンコク
黄振中(黄珠の父):タン・ラム
孫玉茹(錢の妻):ラウ・ガーイン
客さん店主:ホー・コン
リン長老:チャン・シー
王盈
导演 陈志华
编剧 张信义
制片人 许丽华、罗维
演员表
成龙 饰 徐英风
配音 张佩儒
苗可秀 饰 唐屏儿
金正兰 饰 黄珠
金刚 饰 Chien Tse
陈信一
刘雅英
王筠
杜伟和
王圻生
苗天
李文泰
武德山
佟林
何刚
李敏郎
レンタルDVDの「アクション」の棚におけるジャッキー・チェン作品の数は抜きん出ていますが、それはやはりジャッキーが別格であることの証しでしょう。
私も(実はそこまで観ていなかった)ジャッキー映画を観ていくこととして、この『蛇鶴八拳』はあのネコ型ロボット、っじゃなくってノラ・ミャオも出てるので、観たいと思ったんですね。
まず、この映画のDVDですが、私が借りさせてもらったレンタルDVDさんのDVDは、ものすごく画像が悪かったですね。
ホントにもう、昔のVHSビデオの3倍速録画よりもまださらに酷いくらいの感じで、うわ~と思いましたが、そのDVDは20年ほど前に発売されたバージョンらしいんですね。
それにしても酷いんですが、昔の映画ってこともあるのかもしれませんね。
あと、画面サイズが3:4のスタンダードサイズですか、両はしを切ってあるので構図によっては出てる人の顔が半分に切れるわ、人が映ってなくって壁だけが映ってるケースもあり、それも困ってしまう(>_<)
だから、これからこの映画のDVDを買われる方は気をつけてくださいね。
現在、発売されてる版は、きっとちゃんとしたDVDなんだと思います。
音声は中国語、日本語、英語の3種類があるんですが、中国語でもジャッキーの声が違うように思うんです。
中国語のサイトにはジャッキーが演じる徐英风のところに「配音 张佩儒」って書いてあるので、张佩儒さんが吹き替えられてるんでしょう。
日本語も石丸博也さんじゃなかったです。
ガッカリしつつ、後述しますが、ジャッキー演じる徐英風のキャラクターが、私がよく知ってるようなジャッキーとはまた違うので、石丸博也さんが演じておられなくても、それはそれで違いがあって面白いのかもしれません。
あと、音声でもの凄いなあ~と思ったのが、なんかもう、画面と音がズレまくってませんか~
話してる途中で次の場面に行ってるし
ビックリしましたわー(^_^;)
「蛇鶴八拳」は、ファンの間でも人気の高い本格カンフー映画。これを観ずしてジャッキーは語れないってことで、いや、私もそないにファン面してジャッキーを語る気もありませんが、少なくとも「観る」のが偉いですよね。
ジャッキー若い
画面暗い
物語ですが・・・そんなに難しい話じゃないと思うんだけどね~、なぜか私はなかなかちゃんとは把握できず、細かいところはよくわからなかったんですよね~
一つには登場人物が次々出てくるんだけど、敵か味方か簡単に決められない感じなのでね、そういった複雑さもありましたね。
まあ、最後の最後になって、ああ、そうかって感じでしたけどね、けっこうサプライズがあるのでこんがらがりました
派閥争いはいかにもありそうな話ですけどね。
そんなに面白い話じゃないんですが、でも退屈したりしないし、私には面白かったですよ。
キャラクターの魅力があったんでしょうね。
それと、ジャッキーがかっこいいんですよ。
とにかく、少林寺八流派の最強の拳法「蛇鶴八拳」の技の極意が記された秘伝書をめぐる物語です。
主人公のシー・インフォン(徐英風)がその秘伝書を持ってるっちゅうことで、様々な人たちが徐英風を襲って来る、あるいは仲良くなろうとする、そんな流れですか。
で、やはり、これを読まずしてジャッキーは語れないってことで専門家である明石家いわし師父の詳しいレビューをリブログさせていただきます。
いわし師父、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v
最初の方で徐英風と出会い、行動を共にする黄珠。
非常に魅力的なキャラクターなんですよね。
言っていいでしょうか・・・ホントは女の子なのですね。
キム・チンランって女優さんが演じてるそうです。
「金正兰」って書くそうですが、韓国の女優であるキム・ジョンナン(1971年生まれ)も同じ漢字で書くそうで、混同しやすそうです。
もうちょっと時間があったら、徐英風と黄珠のラブストーリーもいけたと思うんですが・・・映画としては私、この黄珠の最後の方の扱いに不満を感じました。
もっと泣かせてきてくれても良かったと思うんですよね。
そういったドライなところが当時の香港映画だったのでしょうか。
ジャッキー演じる徐英風ですが、(このラモーンズみたいな髪型はともかく)まず非常に羽振りがいい。
お金を出し渋るってシーンがないんですね。
彼はある目的があるが、そのための資金は十分ってことなんでしょう。
そして、そんなにコミカルじゃないんですね。
笑いは人に任せてる感じで、強いし、頭もいい感じ。
だから私がジャッキー映画に抱く「ちょっとマヌケなお人好しが巻き込まれる」って映画ではなかったんですよね。
徐英風はそうとう頭がキレる人だし、かっこいいんですよね。
顔つきもとぼけてなくって抜け目ない感じ。
いわしさんが「最初から非常に強くて、キザな男というキャラクターには多少の違和感はあるものの」って書かれてますけど、それが私には良かったみたいで、結論として、かっこいいジャッキー、私はとても気に入りました。
ま、だいぶん女性差別的なセリフも多いんですけどね~、1977年の映画だからそれはそんなもんでしょう。
あんまり度が過ぎたらイヤになってきますけど、この映画はそこまででもないし。
徐英風が(目的のためにではありますが)女たちから迫られたり、まとわりつかれても固いってのも特徴ですよね。
そのへん、微妙にエロさもかもしつつ、絶対に踏み込まない健全さも70年代のカンフー映画なのかな~とか。
四川唐門派の総師、唐萍児を演じるのはノラ・ミャオ。
ブルース・リー様の『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)と 『ドラゴンへの道』(1972年)が非常に強いインパクトだったんですね。
ホントに可愛いってゆうか。
映画史・歴代「可愛い女優さん」でもかなり上に来る人でしょう。
この映画はキリッとしてて強いって役でしたよね。
笛が武器で。
笑いは担当されてません。
アクションもかっこいいんですよね。
いや、ホント、立ってるだけでも絵になりますし。
ノラ・ミャオ主演のこの映画も気になってるんですが、ますます観たくなってきますね。
『蛇鶴八拳』では敵を殺しますしね~(;´∀`)
しかし、ヒロインとしての座は唐萍児よりも黄珠に思えました。
徐英風とのかかわり方で考えますとね。
そのほか、面白いおじさんや怖いおじさんも出てきて、人が増えていきます~。
面白いおじさんはホントに面白かったですよ(´∀`*)
最後にアクションですが、私が観ててもやはり凄かったです。
1977年の映画ですのでCGもなく、ホントに現場で撮影したまんまのアクションなんですね。
もちろん段取りしてから撮影してるんでしょうけど、それにしてもほれぼれするような段取りですよね。
話がちょっとわからなくなったりして退屈しそうになっても、非常に興奮なアクションが次々と始まるので結果としてダレ場はない、と断言していいでしょう。
嘘じゃなく、私はこういったアクション、好きですね。
しかし、最後の対決ですが、この時代の香港映画はやっぱり、最後にこうして長めの激闘で山場を持ってくるのがお約束だったのかな。
いや、もちろん文句はあらしませんけど、もしもそれが短かったらとか想像はしましたね。
はぐらかすっちゅうか・・・手強い敵だ、これは苦しい戦いになるぞ~、とか予想してて、あっさり勝ったりするとサプライズ的な感動を生む場合もありますのでね。
それは実際の格闘技でもゴングが鳴る前は勝てるかどうか不安で不安で心臓がバクバク、怖いよ~・・・だったけど、試合が始まったら1分で終わりましたって驚きが興奮だったりするでしょ
同じタイプのアクション映画を続けて作る場合、そういった驚きもあった方がいいかなと。
でも、そんなことすると当時の観客たちが怒ったりしたのかな
「せっかく激闘を観に来たのにあっさり終わらせやがって」みたいな。
いや、とにかく、私も『蛇鶴八拳』はこの終わり方で良かったと思います。
なんか最後、気の毒な表情に思えましたけど、敵の人・・・(^_^;)
ってゆうか、最後の方になったらなんで急に縦に伸びてってるんよ、画面が
普通にあるか~、そんな映画~(>_<)
私が書いておきたいのはこういったところです。
もっとちゃんと知りたい方は明石家いわしさんのレビューや、香港アクションに詳しい方々のブログを読んでくださいまし。
今回は最悪な映像のDVDで観ましたけど、私も将来的にはもっと鮮明な画像でもう一回、観なおしたいですよ。
ノラ・ミャオにこだわれば、この次の『龍拳』(1979年)でもジャッキーと共演してるんですね。
時間も同じ90分くらい。
そちらも是非、観させていただきたいです。
でわ、でわ・・・昔からジャッキー・チェン映画が好きな方々にこんな記事でも喜んでいただければ幸いです。
今日も最後まで謝謝でした
拜拜☆⌒(*^-゜)v