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別冊映画秘宝 決定版 韓国映画究極ガイド
Amazonさんでは現在、品切れのようですが、2月8日に入荷予定だそうです。
楽天さんも、「2021年02月中旬発送予定」だそうです。
つまりきっと、品切れ状態なんですね。
通販では時間がかかってしまうけど、それこそ本屋さんで売ってるんじゃないでしょうか。
私もまだ読んでないんですけど、韓国映画好きさんは是非![]()
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公開中の韓国映画です![]()
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アンニョン(^-^)ノ
いつもありがとうです![]()
1月31日はこの作品を観ました・・・![]()
甘い人生 a Bittersweet Life
甘い人生
原題:달콤한 인생
英語題:A Bittersweet Life
(2005年、韓国映画、120分)
監督・脚本:キム・ジウン
撮影:キム・ジヨン
音楽:ダルパラン、チャン・ヨンギュ
美術:リュ・ソンヒ、イ・チョンミ
武術指導:ホ・ミョンヘン
出演
イ・ビョンホン → キム・ソヌ
キム・ヨンチョル → カン社長
シン・ミナ → ヒス チェロリスト
キム・ルェハ → ムン・ソク
イ・ギヨン → オ・ムソン ペク・デシク社長の行動隊 サムソンギョ
オ・ダルス → ミョング 武器密輸組織の構成員
キム・ヘゴン → テウン 武器密輸組織のボス
チング → ミンギ ソヌの舎弟
キム・ハン → セユン ヒスの恋人
特別出演
ファン・ジョンミン → ペク・デシク社長 ペクサン企画
エリック(ムン・ジョンヒョク) → テグ 殺し屋
イ・ハンス → ウォン会長
チョン・ググァン → ペク会長
イ・スンホ → パク社長
ヤン・テド → キョンピョ
バーディム → ミハイル 武器密輸組織の構成員
キム・ソンオ → オ・ムソンの手下
イ・ハンソル → オ・ムソンの手下
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。
念のためですが、私も2014年の4月にすでに観た映画です。
しかしここ何年も、ずっと観返したかったんですね。
久しぶりに観ましたよ。
監督はキム・ジウン。
私にとっても非常に重要な監督さんで、脚本も担当されてます。
表の顔はホテルの総マネージャーのキム・ソヌは実は裏社会に生きる人並み以上の男であり、ボスであるカン社長からも強く信頼されている。
ある日、カン社長はソヌに、自分の出張中に、愛人であるヒスの監視を命じる。ヒスに他の男がいるようだったら、その時は・・・わかってるな、と。
カン社長の懸念は当たっており、ヒスには若い恋人がいた。本来ならばソヌが処理すべきだが、彼はそれを見逃してしまう。
主役のソヌを演じるのは、もちろんイ・ビョンホンさんですが、「信頼してくれていると思っていた親分から見捨てられる」って関係は『KCIA 南山の部長たち』(2019年)に通じますね。
ビョンホンさん、演技は上手いわ、華はあるわ、アクションはかっこいいわ、さすがなんですが、それだけこの映画では死ぬほどのご苦労、ってゆうか無理をされたとのこと。
ソヌの舎弟、ミンギを演じるのはチング。
ソヌのボスであるカン社長を演じるのはキム・ヨンチョルさん。
役柄上、好きにはなれない![]()
カン社長のもう一人の腹心の部下であるムン・ソクを演じるのはキム・レハさん。
キム・レハさんは好きだけどコイツは嫌いだ![]()
カン社長の〝愛人〟であるヒスを演じるのはシン・ミナ。
どうしてもカン社長とヒスの関係が納得できません。
カン社長が普通の女の子に惚れるのはわかりますが、ヒスはあんな年配の親分さん、ホントにいいのかなあ![]()
まあ、一軒家を買ってもらったりしてるようだし・・・(その家も自分の一存で売却)。
ヒスはいわゆる男を破滅させる〝ファム・ファタール〟なんですが、映画史上、最もファム・ファタールらしくないファム・ファタール![]()
まあ、ソヌともカン社長とも住む世界が違う、二人とは合わない普通の女の子が二人を破滅させる、そこが面白いところかなあ。
私としてはシン・ミナが出演してるだけで嬉しいものですけどね。
最後の方でチラッと出てくる、ヒスの友達、ミエを演じるのは無名時代のチョン・ユミちゃん。
映画デビュー作ですね。
この次の年が『家族の誕生』(2006年)ですから・・・。
で、ぺク社長・・・社長ってゆうか、ヤクザの2代目なんですけど(お父さん役はチョン・ググァンさん)、お恥ずかしながら初めて観た頃、知りませんでしたよね~、ファン・ジョンミンさんを・・・。
もちろん、その年、2014年の12月に韓国でユン・ジェギュン監督の『国際市場で逢いましょう』 が公開されてますので、当時からファン・ジョンミンさんはトップ・スターなんですけどね。
だから、『甘い人生』は私が初めて観たファン・ジョンミンさんの出演作で、このあとすぐに『爆裂野球団!』(2002年)を観てます。
そして次、よりによってシン・テラ監督の『黒い家』(2007年)ですよ。
怖かったなあ~![]()
ぺク社長の歩き方やセリフなど、ジョンミンさんがほとんど考案したものだとのことですが、ジョンミンさんは「観客たちが喜ぶ悪役」としてぺク社長を演じてるように見えます。
出てくると嬉しいですもん(´∀`*)
この役と『ユア・マイ・サンシャイン』(2005年)の成功でブレイクしたものうなづけます。
で、そのぺク社長が命じる荒っぽい仕事を担当しているオ・ムソンって人物が不気味に登場してきますけど、このキャラクターも印象的なんですね。
それで、演じてるのはどなたかと思ったんですが・・・イ・ギヨンさん。
いや、正体を知ると、あ~って感じです。
イ・ギヨンさんもカメレオン俳優ですよね・・・![]()
オ・ムソンは「キム・ジウンが実際に会った殺し屋をモチーフに作られたが(中略)とても平凡な姿をした人だった」って・・・監督、殺し屋に会ったの~
(^_^;)
そしてまた、オ・ムソンの手下の一人がキム・ソンオさんだったんだと判明・・・![]()
イライラしてる怖い人の車にあおり運転なんかしたらどうなるかのいい見本みたいな場面。
殴る蹴る車の窓は割るキーは川に捨てるとキッチリお仕置きを完了する韓流スターだった。
ボスと組織に反旗を翻したソヌが拳銃とかの調達のために会う武器密輸組織の面々。
一番有名な人のことは置いといて(^_^;)
武器密輸組織のボスを演じたキム・ヘゴンさんは何とも特徴的な声の持ち主で、こうゆう役にハマりますよね~。
また映画監督として、ソン・スンホン、クォン・サンウが主演したヤクザ映画、『宿命』(2008年)なども監督されてます。
後半、フラ~ッと登場してくる殺し屋を演じるのは神話(SHINHWA)のリーダー、エリックさん。
手際よくターゲットだけを消すのだろうと思ってると、とばっちりで死ぬ人もいますね(^_^;)
セリフが一個もないので何を考えてるのかわからず。
しかし、組織がああなった以上、この人が全部もらうことになったのかいな![]()
などと思ってたら、なんと![]()
この人、「武器密輸組織のボスの弟」だったそうです
∑(゜∀゜)
だったら仕事じゃなく復讐だったんですね。
미스터 강... 아 안돼! #솔플보다트리플
↑よくわからないんですが映画を観たあとで見ると面白いです。
『甘い人生』は「日本公開版」や「ディレクターズ・カット版」があり、Amazonさんのカスタマーレビューで詳しい方が書いておられますが、版によってカットされたシーンや編集が違うそうですね。
ちょっと私にはフォローできないんですが、少なくとも日本のブルーレイ、DVDでも2種類のバージョンがあるようです。
「日本公開当時、ビョン様を見るためにこの映画を観た女性観客は、ストーリーと表現の残酷さに仰天したが、そのようなガールフレンドや配偶者などに連行されて映画を観た男性観客は意外に映画が面白くて満足したという話がある」って逸話はむしろその通りで、私はこの映画、ヴァイオレンスもですが、ラブストーリーとしても男性向けだと思います。
キム・ジウン流ハードボイルド、純愛ノワールですよね。
何年かぶりで観返してて、この映画、隅から隅までわかりましたし、あらためていい映画だと思いました。
これからまたイ・ビョンホンさん、ファン・ジョンミンさんの映画をもっと観返していきたいですし、これまでに観た映画もまた書かせていただくと思います。
イ・ビョンホンさんが再びキム・ジウン監督と組み、チェ・ミンシクさんと共演した凶悪サスペンス作品、『悪魔を見た』(2010年)の廉価版ブルーレイ&DVDは3月3日、発売です![]()
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欲しかった方は是非![]()
私としては『クワイエット・ファミリー』(1998年)のDVDも再発してほしいですね~。
書き始めたら書くことがいっぱいありました。
でわ、今日も最後までありがとうございます、アンニョン~(^.^/)))


















