韓国映画 クリスマスに雪が降れば 1998年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

NEWNEWNEW2021年1月1日 金曜日 公開スタートですNEWNEWNEW

 

 

あれから4年 ―― 。

かつての祖国は、別世界となっていた。

 

新感染半島 ファイナル・ステージ

 

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クローゼット

 

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君の誕生日

 

映画 『君の誕生日』 公式サイト

 

 

 

新型コロナウィルスの流行が収まらない中で、映画を劇場で観ることもオススメするのがためらわれるのですが、映画館はお出かけの中でも安全性が高いと思います。

十分ご注意の上、観に行ってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

12月18日、この作品を観ました映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラクリスマスツリー

 

 

 

 

 

クリスマスに雪が降れば

 

 

クリスマスに雪が降れば
原題:크리스마스에 눈이 내리면
英語題:If It Snows on Christmas


(1998年、韓国映画、100分)


監督:チャン・ドンホン

脚本:コン・スチャン、シム・ヘウォン
助監督:キム・ジョンミン
撮影:オ・ジョンオク
編集:ハム・ソンウォン
照明:コ・ヨングァン
音楽:ハン・ギョンフン

出演
キム・ヒョンジュ → イ・ソンヒ
パク・ヨンハ → スアン
キム・ジヨン → パン・ジウォン ソンヒのルームメイト
クォン・オジュン → コン・ジョンフン ジウォンの恋人
キム・ミンサン → チャムナ
イ・ウンジュ → オ・ユジョン スアンのフィアンセ
キム・ガヨン → ミナ 幼稚園児
キム・ソンファ → ミナの母
パク・チュンソン → 天文台研究員
シン・グィシク → ユジョンの父
カク・スクソン → ユジョンの母
チョ・ヒョンテ → 神父 特別出演
チョ・ウォニ → ソンヒの父
パク・シニョン → 院長 幼稚園
イ・ソック → 派出所長
アン・ジンス → 守衛 小学校
ホン・ジョンウク → チャンソク
ソ・ウンギョン → ソニョン
イ・ホヨン → 女性の同窓生1
パク・ホンギュ → 男性の同窓生1
パク・チョンミ → 同僚教師1 幼稚園
オク・スビン → 同僚教師2 幼稚園
ペ・ビョングォン → エディ スアンの同僚
ソ・ヨンア → デパート店員

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

去年のクリスマスにブログを書いた時、「何かクリスマスの映画について書ければ良かった」ってのがあったんですね。

 

それで今年は「クリスマス」がタイトルに入る韓国映画を観ておきましたよ。

観たら、まさしくクリスマスの映画でした。

 

『クリスマスに雪が降れば』は韓国では1998年の12月に公開された、かなり古い作品です。

 

 

父は母の話をするたびに

運命について語っていました

 

自分は一度だけ恋をする運命で

その相手は母だけだったと

 

つまり 新しい母親は出来ないってことです

父は最後まで約束を守ってくれました

 

私の夢はバイオリニストになることでした

父は私に全てを与えてくれましたが

才能だけはくれませんでした

 

そして 大切なバイオリンだけを残して

母のそばへ逝ってしまいました

 

父がいないというのは

雨の日に傘がないのと同じです

 

その時 来てくれたのがスアンでした

 

 

夢を語るには幼すぎましたが

あの頃のことは今でも覚えています

 

それはとても柔らかくて 温かい 鮮明な記憶です

 

私も父のように 一度だけの恋が運命なのかしら?

 

 

卒業前の冬 スアンはアメリカへ行ってしまいました

 

一緒にはいられませんでしたけど

寂しくはありませんでした

 

夜空に星がある限り

私たちはいつも一緒だからです

 

そして ついに約束した12年目のクリスマスが近づき

待っていた長い時間もこれで終わるのです

 

 

ファンタジーっぽい過去の回想から始まって、現在になる感じ、ホント好きです。

 

お父さんが亡くなり、一人になったイ・ソンヒ(キム・ヒョンジュ)ですが、スアンと木星が双子座と再び出会う12年後に会おうと約束してたんです。

幼稚園の先生になったソンヒはスアンとの再会を楽しみにしてました。

 

 

が、園児たちから「赤ちゃんがどこから来るのか」について厳しくつっ込まれ、サンタの話と混ぜつつうやむやにやり過ごそうとする。

 

「でもさ~、もしも先生がさ~、結婚できなかったとしたらさ~、先生の赤ちゃんはどうなるのさ~はてなマーク」とまで言われるが、「幼稚園の子どもたちって可愛いのよ」と気にしてないようです。

 

ソンヒは不幸な人がいると知れば電話で募金しまくってしまうような心の優しい女性。

移動は基本、スクーター。

 

 

ルームメイトのパン・ジウォン(キム・ジヨン)と一緒に暮らしてます。

 

 

この教会、他の映画でも見ましたよねはてなマーク

明洞大聖堂でいいんでしょうか。

 

 

ソンヒはそこで一人の男の子、チャムナくん(キム・ミンサン)と出会い、「新入生」だと思って園に連れて行くが人違いだった。

 

 

で、ジウォンが勤めてるカフェかな、そこへジウォンの男友達で警官の

コン・ジョンフンがパトカーで来て、ジウォンとの間でそのパトカーをどかせ、どかさないでもめますが、それはどうでもいいんです。

やることがないからやってるだけなので・・・。

 

そんな中、ソンヒとジウォンの共通の友人、オ・ユジョンが韓国へ帰国しまして、ユジョンは世界的なバイオリニストなんですね。

 

 

で、欲しかった服をもう一回、デパートに見に行ったら、もう売れてて、そこであの男の子、チャムナくんとまた会ったんですが、いや、それもあるけど・・・あ、あれはてなマークあせると、エレベーターを逆走するゾンビ、いや、ソンヒ。

 

 

12年ぶりに初恋の人、スアン(パク・ヨンハ)と再会ドキドキ

 

スアンもソンヒに連絡しようと思っててくれたところだったのですが、やはり二人は運命的な関係ラブラブ

と思いきやなんと!!

 

 

そこへオ・ユジョンが現れ、スアンが言うには、ソンヒの亡くなったお父さんが遺した最高のバイオリン、「ストラディバリウス」をいくら高くても譲ってほしいとのこと。

 

なんと、スアンとユジョンはアメリカに戻ったら婚約することになっていたハートブレイク

うわ~ダウンダウンダウンダウンダウン

 

ストラディバリウスは、その、スアンからユジョンへの婚約プレゼントにしたいんだとかダウンダウンダウンダウンダウン

 

スアン・・・覚えてねーのか。

 

ちなみにバイオリンの腕前はぜんぜん上がらなかったけどソンヒはお父さんの大事な遺品、ストラディバリウスを売る気はぜんぜんなかった。

 

 

12年経ってスアンが成功してひとかどの人になってたのは嬉しかったが、あまりにも成功しすぎてて自分とは違う女性と結婚しそうな事態になっていた汗汗汗汗汗

 

しかもそんな中でもチャムナくんがソンヒのことを「ママ」と甘えて言うのでわずらわしい~あせる

 

チャムナくんは、コン・ジョンフンの段取りで、ソンヒとジウォンの住まいでしばらく預かることになった・・・やはり人情の国・韓国。

 

 

で、わざわざもう一回、ユジョンが公演する会場に行ってユジョンにバイオリンは売れないと言うソンヒ。

ユジョンは昔、ソンヒのお父さんにバイオリンを習いたかったんですね。

 

ユジョンはあまり感じの良くないイメージで描かれてますが、「ソンヒが欲しかった服を先に買っていた」って話も「自分が得るべきものを先に奪った」って気持ちが重なってるのかな。

 

 

今日も今日とて、また別の友達が結婚するのに作り笑いで参加したソンヒだが、ブーケを受け取ったのはスアンと一緒にいたユジョン汗

 

いや、ホント、少女マンガみたいな映画なので(^_^;)

 

 

(ジウォンの店で行われた)その二次会でスアンとユジョンの婚約式はいつやるのかって話題も出まして、それに「ソンヒ 私たち、いつごろ婚約できるのはてなマークとかしれっと言うユジョン・・・(゚д゚;)

 

 

このままでは完全にユジョンにスアンを取られてしまう!!あせる

と焦ったソンヒ、その場にいたチャムナくんの的外れなアドバイスもあり、イヤな感じにこわばった表情で「ストラディバリウスを譲るわ。代わりに私、スアンと ―― デートしたいの、少しの間、一週間だけ、スアンとデートさせてくれるんだったらッ」ムカムカ・・・ってよく言えるな~あせる

 

 

カチーンガーン

 

うわ~、この場にいたくないな~汗汗汗汗汗

 

スアンは当然、困りますが、ユジョンは応じます。

絶対に奪われない自信があるんですよね~。

 

それにしてもソンヒ、「困ってる人がいたら見過ごせない」ような善人なのに、こと、オトコのこととなると瞬間的にアグレッシブ・・・。

 

ま、家に帰って後悔しまくるんですけどね。

言ったことは消えませんけどね。

 

でも、断ろうと思ってホテル・アミガにいるスアンに会いに行ったら、スアンは、いいよ、何時にするはてなマークとか言ってて・・・また勢いでデートすることになる、人が婚約しようとしてる男性と。

 

で、いいレストランでまず会うんですが、ここらへん、かなりコメディ風味がまぶしてありますな。

そのせいでいたたまれなさは減少してます。

スアンはフォアグラがカモの肝だとは知らなかったり。

 

 

主役のソンヒを演じるキム・ヒョンジュですが、私は初めて見ました。

ドジなメガネ女子ですが、可愛いですよ。

途中からメガネなくなるけど。

 

斜めから見ると、どうしても、ちょっと「あざとさ」、「ずるさ」も感じるソンヒですが、物語上は天然キャラですね。

計算高い人ではないです。

もしも一週間だけデートして、そのあと、スアンがユジョンと結婚してもいいと思ってるのなら、可哀想すぎますが・・・。

 

 

スアンを演じるのはご存知、故パク・ヨンハさん。

2010年6月30日、亡くなられました。

 

ファンの方々はこの映画でパク・ヨンハを見ることもお辛いのかもしれないけれど・・・パク・ヨンハさんはスアン役、とても似合ってます。

 

ソンヒとスアンは逢ううちに・・・心が変わっていく。

そして二人は苦しむのですが、私からするとスアンはちょっと優柔不断だし、ソンヒは無計画なので心配・・・。

まあ、恋に保険はありませんがね。

 

あとは、もう語りませんが、ある意味、ラブストーリーの王道です。

斬新さはないんですけど、しかし、この時代、90年代末の韓国映画の雰囲気が良くってね~。

昔の韓国のメロドラマ~、って感じですよね。

それだけでも観る価値ありでした。

 

チャン・ドンホン監督はこのあと、ユン・ジェムンさん主演の『隣の家の男 이웃집 남자』(2010年)って映画を一作だけ、監督されたようで、監督作は二作だけのようですね。

 

それもですが脚本に『R-POINT』(2004年)、『GP506』(2007年)のコン・スチャン監督が参加されてるんですよね・・・意外でした。

 

 

古い映画なので画像も良くなく、画面もスタンダード・サイズですが、日本語吹き替え音声があり、声優さんの皆さま、イイです。

 

チャムナくんですが、やっぱりいるだけじゃなく、物語にかかわってますけど、詳しくは書きません。

ソンヒのルームメイト、ジウォンもいい感じでした。

 

クリスマスの映画は数多くあるけど、この作品もそのうちの一つになるといいですね。

 

でわ、今日もありがとうですキスマーク

皆さまの今年のクリスマスが幸せでありますよう・・・クラッカー

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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