レディ・ジョーカー 2004年 平山秀幸監督作品 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうです・・・キスマーク

 

 

ドラマ 『7人の秘書』、第5話、第6話、観ましたNEW

 

木曜ドラマ 『七人の秘書』 テレビ朝日

 

影の秘書軍団が忙しいドラマです。

第5話、東京都知事・南勝子(萬田久子)との対戦は、やや、陳腐に感じられたんですが、第6話を観て、やっぱりプロの仕事なんだと思いました。

二話を一つとして観て面白かったです。

 

第6話ではリリー・フランキー氏が登場。

あ~、こうゆう役でしたかひらめき電球

 

広瀬アリスが『スター・ウォーズ』でゆうところのC3POだとするとですね、シム・ウンギョンはR2D2かと思ってたんですが、やっぱり違うんですね~。

実はルーク・スカイウォーカーだったんですね~ビックリマークってムチャクチャですね。

 

でもね、韓国パートでは、日本の女優さんと子役ちゃんが韓国キャラを演じてましたけどね、シム・ウンギョン演じるパク・サランがホント、大きなキャラで・・・作り手側の皆さま、ただ出すだけでなくシム・ウンギョンを大事にしてくれて、ありがとね、です(´∀`*)

 

シム・ウンギョンも素晴らしい演技です。

 

次は第7話・・・って、もはや「最終章」!?

早いな、おい!!

始まったと思ったらもう終わりかよー(;´∀`)

これって普通なんですか~はてなマーク

 

 

 

カチンコ【映画日記】カチンコ

 

一昨日、25日は『ローマの休日』(1953年)を観ました。

この作品は私も過去、何度か観てます。

最近、古い名画を少しずつでも観ていこうって話なんですが、やっぱり選ぶとなるとどうしても『ローマの休日』になってしまう。

 

観どころはやはりアン王女の手加減なしの凶器攻撃ってことになりますけど、ムチャクチャしますよね。

日本でいったら愛子内親王様が皇宮護衛官の方々を瓶やギターでおドツきあそばされるようなものなのでね。

 

いや、冗談抜きして、こうして観れば観るほど、やはり素晴らしい名画です。

私は古い映画はちょっと苦手なんですが『ローマの休日』のような作品は例外だし、別格ですよね。

 

観てて、これはきっと韓国のラブコメ・・・だけでなく、全ラブコメに影響を必ず与えてきてますよね。

私は韓国のラブコメが大好きなので、そこに『ローマの休日』の影響を感じましたけどね。

 

ラブストーリーとして素晴らしいのは当然ですが『ローマの休日』の素晴らしいところは今でも充分、しっかり笑えることビックリマーク

 

あの有名な「真実の口」にオードリ・ヘプバーンが手を入れるか迷う時、「でへへへラブラブ」と笑うのも感動的なまでに面白いほどでしてね、グレゴリー・ペック氏の用意周到な白々しさも素晴らしいのです。

 

まあ、グレゴリー・ペック氏、最初に観た時は凄いおじさんに見えたし、なんでおじさんはてなマークとか思ってたんですけどね~。

 

また観てホントに良かったですし、これからも観たい大傑作でした合格

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、昨日、26日はこの作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

レディ・ジョーカー 2004年

 

 

解説: ビール会社社長誘拐事件を、犯人グループ、標的にされた企業、警察の三者の視点から描き、日本の社会に潜む闇を抉り出した群像サスペンス。監督は「魔界転生」の平山秀幸。高村薫による同名小説を基に、「血と骨」の鄭義信が脚色。撮影を「69 sixty nine」の柴崎幸三が担当している。主演は「BROTHER」の渡哲也と、映画初出演の新人・徳重聡。(映画.com)

 

 

 

トランプジョーカー

 

 

 

ここ最近、フッと「日本のミステリー作品」への思いが私の中で生まれたんですね。

何か、そういったミステリー的なものに惹かれる気持ちが・・・。

 

それはまず、活字の方に挑戦したい気持ちがあったので、ブロともさんたちにもオススメの作品をお尋ねしたりして、なんとか読むよう頑張ろうと思ってるわけです。

 

宮部みゆきさんの『火車』(1992年)と短編集を買ってきましたよ。

 

高村薫先生、宮部みゆき先生、東野圭吾先生、そういった有名な作家の方々の作品を私は読んだことがありません(^_^;)

お恥ずかしい話ですが、きっと難しいに違いないと思っていまして・・・この年になりますと保守的になりまして「自分が読んでもわからない世界に手を出すことに用心深くなる」・・・とは思いたくないんですけどね、そうなりつつあったのかもしれません。

 

韓国映画だってかつては私にとって「知らない世界」だったのですが、今や、最も特別な最愛のジャンルになってますので、要は、自分が知らない世界にこそ、あえて進むべきなんだと思います。

 

そういった経緯もあったんですが、本を読む努力も大切にしつつ、やっぱり映画で観るのもアリ、ってことで、高村薫先生の原作を映画化した『レディ・ジョーカー』を選び、観たんですね。

 

 

 

トランプジョーカー

 

 

 

高村薫先生の原作を読んでませんし、そのあらすじも知らないし、映画の中身もぜんぜん、完全に知らずに観始めたんですけど、まず最初の30分、ホントに面白かったです。

 

いろいろな組織、様々な職業の人たちが出てきて、だんだんどんな人かが見えてきつつ、何が起ころうとしているのかがわかってくる。

 

嘘偽りなく、ゾクゾクきましたアップ

これは・・・面白いビックリマークと。

 

やはりこれは「日本」なんですね。

韓国映画でもハリウッド映画でもなく、日本であり、それが非常に魅力的です。

特に、渡哲也さん演じる物井清三が細々と営む 薬局の佇まい・・・。

 

映画としての画は激シブな上、DVDの画質が凶悪だったんですけどね、それも何となく作品に合っているのではないかと感じていた。

 

絵そのものを観てると、そんなにお金がかかってるような印象でもなかったです。

ちょっとそこらへんが私が思う「邦画」の印象でした。

 

そしてキャストが豪華。

有名は男優さんたちが大挙してドンドン出まくってるわけですよ。

結果として一人の印象的な女優さんを別にして、男ばかりの世界なんですけどね、逆説的に「その時代」のあり方がそうだったのだろうと思いました。

まあ、今もそう変わらないのかもしれないけど。

 

発生する誘拐事件、その実行犯たちのつながり、そして捜査と、脅される日之出ビールの社内とか・・・難しいんですけど人間模様も魅力的でした。

そして過去にあった就職差別、など・・・どういったかかわりがあって、犯人たちは犯行に至ったのだろうと謎が深まります。

この時点で私は結末などまったく想像できなかったし、今にして思えば、そこまで考えずにただ映画を観ていたんだと思います。

 

前半にあったゾクゾクは中盤から落ち着いていきましたが、その頃になるとやはり、映画に散らばる様々な要素の意味を考え始めましたし、謎がクリアになることを楽しみにしていました。

 

そして終盤に差し掛かる、最後の30分・・・私は謎解きと明かされる真相を楽しみに期待していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、映画はそのまま終わってしまったダウン

 

汗ドンッ工工エエェェ(◎o◎)ェェエエ工工ドンッ汗

 

種明かし・・・なし!?

 

と、私には思えたあせる

 

いや~、この感想、おかしいですかはてなマーク

私にはどうしても、最後に待っていてくれるはずの種明かしがなかったように思えて、驚愕し、めっちゃテンション下がった・・・ダウン

 

これはなぜ、作り手側の方々はこうしはったのだろうか。

 

私は脚本を担当された鄭義信さんが他にも脚本を書かれた『月はどっちに出ている』(1993年)や『血と骨』(2004年)、そして監督作の『焼肉ドラゴン』(2018年)を観ている・・・。

『月はどっちに出ている』は観たのが若かったこともあり、そこまで理解できてなかったと思いますが、『血と骨』と『焼肉ドラゴン』はようわかってたつもりです。

 

平山秀幸監督の作品は、数ヶ月かそれ以上前に『ターン』(2001年)を観ていて、『学校の怪談』の1作目(1995年)と2作目(1996年)も観てます。

『学校の怪談』はともかく、『ターン』はなるほど、やや、「観た人自身にゆだねる」ラストだったかもしれませんが・・・。

 

監督さんと脚本家さんの作家性に、答えを求めていいのかどうかわかりませんが、映画は大勢の人たちがかかわって完成するものですし、高村薫先生の原作を私が読んでない以上、これはこうゆう映画なのだろうと納得するしかなさそうでした。

 

そうなると、これはやっぱり私には難しい映画だったってことなのかな。

 

あるいは、「原作を読んでいなければ理解できない映画」だとしたら、そうなると映画のあり方を突き詰めなアカンのかもしれません。

もしも原作を読んでないと理解できない映画なら、私は原作を読んでから観ないとダメだし、それか、観るのをやめときますよ。

 

 

 

トランプジョーカー

 

 

 

私はもっと詳しい種明かしを望んでたんですが、でも、事件の顛末は理解しました。

それは虚しく感じられましたけど、そうゆう事件だったんだと思います。

 

でも、それはやっぱり上辺を知っただけなんでしょうね・・・。

 

やっぱり原作を読むべきなのでしょうけれど、、いつか、読めるかどうか。

 

まあ、なんと弱気なことやと自分でも思いますけど、読んでへんのにブログでは読んだと嘘をつくよりマシでしょう。

まあ、嘘はバレますけどね。

 

ミステリー、推理小説は、私はこの10年くらいは自分では、そんなに好きではないように思ってたんですが、映画としては凄い人気の分野ですし、韓国映画にも傑作が多いです。

韓国映画のミステリー系をかなり観た以上は今後、日本の作品も観ていきたいですね。

 

また、「これ」っちゅうオススメなどおありでしたら、是非、オススメくださいまし。

 

ただし、あまり難しくなく、最後、種明かしでスッキリして、できたら泣ける作品で・・・(´∀`*)

 

でわ、今日も最後までホンマにおおきに、ありがとうさんでしたキスマーク

・・・アンニョン~(^.^/)))

 

 

 

トランプジョーカー



 

レディ・ジョーカー
英語題:Lady Joker
韓国語題:레이디 조커
中国語題:女王牌


(2004年、日本映画、121分、PG12)


監督:平山秀幸
脚色:鄭義信
原作:高村薫
製作総指揮:中村雅哉
撮影:柴崎幸三
美術:中澤克巳
装飾:松本良二
音楽:安川午朗
音楽プロデューサー:津島玄一
録音:宮本久幸
音響効果:斎藤昌利
照明:上田なりゆき
編集:川島章正
衣装:岩崎文男
音楽エディター:佐藤啓 斉藤みどり
助監督:蝶野博
スクリプター:近藤真智子
スチール:竹内健二
視覚効果:橋本満明
操演:岸浦秀一
CGIプロデューサー:平興史
擬斗:高倉英二

渡哲也 物井清三
徳重聡 合田雄一郎
吉川晃司 半田修平
長塚京三 城山恭介
國村隼 平瀬悟
大杉漣 布川淳一
吹越満 高克己
加藤晴彦 松戸陽吉
岸部一徳 白井誠一
辰巳琢郎 城山武郎
菅野美穂 城山佳子
清水紘治 倉田城吾
宮下裕治 物井清三(昭和22年)
矢島健一 神埼秀嗣
菅田俊 安西憲明
外波山文明 土肥正行
光石研 青柳誠一
松重豊 西村寛司
綾田俊樹 秦野浩之
斉藤千晃 布川さち(レディ)
阿南健治
三田村周三
大寶智子
影山英俊
江連建司
萩原紀
加藤隆之
宮崎彩子
康すおん
山本浩司
谷津勲 物井清二
岩田丸
藤井京子
窪園純一
島ひろ子
東山麻美
永岡佑 秦野孝之
高原慶一朗
富岡忠文
八代浩幸
新井一夫 新井一夫
浜田道彦
藤岡大樹
足立学
大滝明利
松田直樹松田直樹
尾崎雅幸
上戸章
赤池公市
松本良
三宅慎介
福田隆雄
渡辺まさる
佐藤仙學
帆足新一
木下綾菜
高田彩香
丸屋正代
小野口淳子
高橋花衣
梅岡南斗
吉沢季代
後藤たつや
またが真
江口信
末次浩一
山中寛
植草信和
坂東久美
斎藤芽美
八木裕幸
八神徳幸
高井正憲
佐分千恵

 

配給:東映

(映画.com)