フィスト・オブ・フューリー 復活!ドラゴン怒りの鉄拳 石天龍主演 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
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いつも多謝ビックリマークです!!

 

11月22日、このカンフー映画を観たんです~カチンコ

 

かなりマニアック系なので、興味ある方だけ~(≧∇≦)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フィスト・オブ・フューリー

復活!ドラゴン怒りの鉄拳

 

 

フィスト・オブ・フューリー 復活!ドラゴン怒りの鉄拳
原題:重振精武门
英語題:ReturnofDragon


(2002年、香港映画、92分)

※ 「豆瓣电影」さんによると1998年。

監督・脚本:ハワード・チョウ
製作総指揮:呉建中
製作:叢子貴、染野行雄、呉家駒、チャン・チェー
撮影:林清雄
音楽:曽廣華
武術指導:ソウ・エイ
字幕:水谷美津夫


陳真 シー・テンロン(石天龙)
阿英 シンシア・カーン(杨丽菁)
ウー・マ
ラム・ウェイ

配給:東北新社

 



解説: アジアが生んだスーパースター、故ブルース・リーの生誕60年を記念して、代表作「ドラゴン怒りの鉄拳」の続編として作られたカンフー・アクション。監督・脚本はハワード・チョウ。主演はこれがデビュー作となるブルース・リーそっくりの石天龍。数あるリメイク、続編の中でも、ブルース・リー夫人が唯一認めた作品である。(映画.com)

 

 

ブルース・リー様の関連作品も、今後、観ていかないとダメなDVDがあるんですが、レンタルDVDさんの棚を眺めてて、発見したのが、この『復活!ドラゴン怒りの鉄拳』です。

 

観るかどうしようか迷ったんですがジャケットの裏を見たら、遺族が唯一認めた『ドラゴン怒りの鉄拳』の正式なる続編(ブルース・リー生誕60周年記念作品)・・・と書いてあったので・・・。

 

『ドラゴン怒りの鉄拳』の関連作なら、とにかく観ておこうと思ったんですね。

 

 

なぜか最初に取って付けたような日本版のオープニング・クレジットがあるんだけど、主題歌が「角田信郎&ドラゴン・エンジェル」だと知った時の胸騒ぎ感。

 

 

しかも日本語のタイトルが2度も出る。

 

最初に主演・石天龍のアクションがお披露目されますが、私は正直、「上手い」と思いました。

素直に感心したとゆうか、ヌンチャクの扱いも上手いと思ったんですけどね、まあ、ド素人の見解です。

 

 

またタイトルが出る・・・くどいなあ、もう!!

 

清朝末期、革命の激動に揺れる中国は、列強諸国の干渉に無力だった。

中国人民は「アジアの弱者」とさげすまれ、みじめな暮らしを送っていた。

 

武術道場「精武門」を創設した 霍元甲(フォ・ユンチャ)は人民の誇りを取り戻すべく、日本軍の手先 チャンと、ロシア人武術家を打倒し、傲慢な日本人の鼻を明かして上海で人気者となった。

だがある日、霍は毒殺されてしまった。

 

彼の愛弟子 陳真(チェン・チェン)は師匠の死因を突き止め、主犯である日本人の虹口空手道場主 鈴木太郎を葬った。

 

そのため上海一体は騒然となり、大野日本大使は自らの指揮で軍隊を出動させ、「精武門」を包囲した。

 

映画は『ドラゴン怒りの鉄拳』(1972年)のあのラストからスタートしますが、とにかくこの映画、そりゃ延々、ストーリーを語れと言われれば語りますけどね、私は観てみるまで何にも知らなかったワケですし、それで細かく書くのも大変(o´Д`)=з

 

やはり、私のアジアン・アクションの先生、明石家いわし師父にご登場願おうビックリマーク

 

専門家の見解を知りたい方、この映画の正しい評価を知りたい方は是非、いわし師父のレビューを読んでください、お願いします。

 

いわし師父、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

普通、映画レビューとか映画ブログって、詳しい人が詳しく書いて、他の人にいろいろ教えるもんよはてなマーク

でもうちは、一番、詳しくないヤツが知らないまま書いて、知ってる人に読んでもらってるってゆう変な状態。

 

けど、よその人の書いたものを読んで、さも知ってましたみたいに書いてないのが良心的なので、「知らないヤツが書くブログ」をあたたかい目で楽しんでいただければ幸いです。

 

 

そんなんで冒頭、陳真が死ななかった経緯が描かれる。

暗く悲劇的な『怒りの鉄拳』の続編、『復活!』を作るためですね。

ま~、後付けなんですけどね(;´∀`)

 

『復活!』版の陳真を演じられたのがドラゴン・セキこと石天龍さんなわけですが、私が見たところ「ブルース・リーのソックリさん」っぽくはないなああせる

似せてはいはるんですけど、顔が違う、顔が(^_^;)

 

日本語吹き替え音声のチェンの声はかなり威勢がよく、向こう見ずっぽく無頼漢っぽい感じ。

 

 

アユン(阿英)は『怒りの鉄拳』でノラ・ミャオが演じたユアンと同一キャラってことでいいんですよねはてなマーク

 

アユンを演じたシンシア・カーンさん、初めて見ました。

背が高いきれいな女優さんですよね。

 

そんなんでチェンはアユンたちと故郷である雲南省の大理に逃げのびて、霊帝廟(れいていびょう)で「チョウ先生」を名乗ってお医者さんになってるんですね。

目の不自由なふりをしてるんですけど、針で治療するのと、一種の変装でしょうか。

 

 

で、フー司令官って人が日本人たちと癒着してて、東洋貿易会社の松坂社長の紹介で相撲の力士の大川先生の按摩で腰痛を治療してもらってて・・・まあ、そこらへんはどうでもいいんです。

セリフも「相撲の方が空手よりも効くと言われてますからなあ」とか適当だし、なかなかアチョーでドスコイな感じ。

 

 

そこへシレッと登場してくる英国の有名な考古学者、ジョーンズ博士。

 

フー司令官は「イギリス人だろうと日本人だろうとみんな友達だ」とか、ええこと言ってるんですが、実は騙されてたりする。

 

 

ノラ・ミャオがぜんぜん暴れなかったのに対してシンシア・カーンさんはかなりアクションしますね。

 

 

そしてバカップル気味に見つめ合う二人。

 

 

いったいいつの時代~はてなマーク

 

この映画、観てる時は、まあ古い映画やと思ってたんですが、どうも2002年とか1998年の映画らしいんですわあせる

 

ウソやろ~・゜(´^`)゜・

どう考えても70年代初頭の映画やで~、これ~汗汗汗汗汗

 

ジェット・リーが主演した『フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳』(1994年)よりもあとの映画とはとうてい思えない・・・あせる

 

古くさいな~(>_<)

 

けど、もしかしたら1972年の『ドラゴン怒りの鉄拳』の続編ってことで、その時代の雰囲気に合わせて作ったのかもしれない。

 

 

こちらは黒龍会、師範代の岡本先生でごわす。

 

で、お寺さんの仏像盗難騒動とかもありつつ、虹口空手道場主だった鈴木太郎の弟の鈴木次郎が出てきて、案の定、チェンの命を狙ってたと思います。

 

で、アユンのことが好きだった精武門のファイ・タイが裏切って、こっちの方についてたりするんですよね。

 

 

回想シーンで同じこと言ってるけど、やっぱり違う・・・汗

 

 

ファイ・タイは昔、チェンと勝負して負けた時、アユンが看病してくれたので、チャンスと思って告ったんですけど、逆にアユンはチェンが好きって現実を思い知ることになり・・・ファイ・タイはそれで「チェンを必ず倒してやる」と思ってるんですわ。

 

 

右の人が鈴木次郎さんです。

ファイ・タイは黒龍会の岡本先生と手合わせしたんだけど、岡本先生が異常に強いことが判明。

 

 

あんまり笑えないんですけど、笑いも入れてきますね~。

 

 

助手のゴーエルが言うにはジョーンズ博士も詠春拳をやってるそうで、ゴーエル自身も体が柔らかくて強いです。

ジョーンズ博士よりもゴーエルの方が凄そうかな。

 

 

身をひそめていたチェンだが、上海でのことがあるので、日本人から挑戦されてしまう。

チェンはチェン家のたった一人の跡継ぎだが、家よりも国の方が大事だと宣言。

話が大きいなあ~。

 

で、チェンとアユンは奪われた仏像を取り返す任務もあり、忙しい。

 

 

鈴木次郎は大理国術館のトアン館長たちを痛めつけ、仏像も奪い、チェンをおびき出そうとする。

 

 

仏像を国外に持ち出そうとしているジョーンズ博士とゴーエルを力づくで阻止するチェン。

 

やっぱり違うわ~、この人ブルース・リーじゃないビックリマークあせる

 

だから無理に似せようとしなくっていいのに汗

 

でも格闘アクションは本格的だと思いました。

 

 

殺すまではしないけど、どこまででも追いかけて仏像を取り返す。

 

これで中国人の強さがわかったか!

 

 

ここで突如、始まる雲南省名物・水掛けフェスティバルビックリマーク

 

 

参加してる方々の色とりどりの民族衣装がホントに素敵です。

 

 

こうゆうのが入るといいですね。

 

 

ホント、楽しそう。

 

 

しかしアユンがおびき出され、鈴木次郎と力士・大川先生の二人を相手に戦わされることに。

 

 

こうまで来てはチェンの怒りに火が点くのだった。

 

ヤラレ役軍団をなぎ倒し、力士・大川、鈴木次郎、黒龍会・岡本との決戦になだれ込むメラメラ

 

 

そしてチェンの弟子であるシャヨンもファイ・タイを相手に頑張るメラメラ

 

 

いやビックリマークあせる

この人、怖い!!あせる

 

 

感想としては、物語的にはあんまり面白くなかったんですが、逆にその面白くなさがちょっと面白かったんですね。

 

いわしさんはかなり辛口に書かれてますけど、アクション・シーンは私には面白かったですよ。

それぞれ、登場人物たちが個性を出してたり、意外な動きをしたりして、そして、どっちが強いのはてなマークってことから、次々と対戦していくのがプロレス的はてなマークかどうかは知りませんが、少なくともどうやってやっつけるのかは興味を感じましたよね。

 

まあ、どうなんでしょうね~、やっぱり熱烈な李小龍ファン、カンフー映画ファンの方々からしたら、ダメな映画なんでしょうね。

でも、素人視点では観て損ってほどではなかったです。

 

何ごとも経験ですしね~。

 

 

私はブルース様のDVDなど持ってないので、何か1枚と思ってるんですが、『ドラゴン怒りの鉄拳』、好きなんですけどね~、あの「犬の丸焼き」と「お座敷ストリップ」がホントにイヤなんですよね~(^◇^;)

 

だから買うのなら『ドラゴンへの道』(1972年)がいいかなはてなマークと思ってます。

 

 

映像特典には石天龍さんの来日インタビューもありました。

 

こうしてブルース様の『ドラゴン怒りの鉄拳』のリメイク、もしくは続編的な作品ですが・・・

 

レッド・ドラゴン 新・怒りの鉄拳 (1976年、ジャッキー・チェン主演)

フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳 (1994年、ジェット・リー主演)

レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 (2010年、ドニー・イェン主演)

 

そして、この『復活!ドラゴン怒りの鉄拳』と、4本ですか、観てきましたけど、現時点ではジェット・リー主演の『フィスト・オブ・レジェンド 怒りの鉄拳』が一番、印象的でお気に入りですね。

 

もしもまだ、『怒りの鉄拳』関係の映画があるのなら観てみたいですね。

 

ドラゴン・セキこと石天龍さんですが、この上、『復活!ドラゴン危機一発』って『ドラゴン危機一髪』(1971年)の続編かリメイクもまたやってはるそうで・・・それは・・・まあ、また時間があったら汗

 

でわ、今夜も最後まで読んでくださり、唔該です~キスマーク

またです、拜拜~(^.^/)))