ウォーロード 男たちの誓い (2008年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

2月21日からこの作品が公開ですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

是非!!

 

 

 

 

『パラサイト』、ホントにヒットしてますね~。

変な話ですが、観に行かれた皆さま、ありがとうございますキスマーク

 

パラサイト 半地下の家族

映画 『パラサイト 半地下の家族』 オフィシャルサイト

 

まだ観に行かれていない皆さまビックリマーク

『パラサイト』はホントに凄い映画!!

 

絶対に満足していただけると思いますので是非、スクリーンで観てください、よろしく☆⌒(*^-゜)v

 

 

 

 

 

あらためまして、你好~(^-^)ノ

いつも読んでくださり、多謝ですキスマーク

 

2月7日、この作品を観ました・・・カチンコ

 

 

 

 

 

ジェット・リー 『HERO』

アンディ・ラウ 『LOVERS』

金城 武 『レッドクリフ』

 

 

 

それは命を懸けた義兄弟の契り。

 

 

 

ウォーロード 男たちの誓い

 

 

ウォーロード 男たちの誓い

原題:投名狀
英語題:The Warlords
韓国語題:명장


(2008年、香港・中国合作、PG12)


日本劇場公開版:113分
完全版:126分

監督:ピーター・チャン
製作:アンドレ・モーガン、ホアン・チェンシン、ピーター・チャン
脚本:スー・ラン、チュン・ティンナム、オーブリー・ラム
撮影:アーサー・ウォン
美術:イー・チェンチョウ、ペーター・ウォン、イー・チュンマン
編集:クリストファー・ブランデン
音楽:ピーター・カム、チャン・クォンウィン、チャッチャン・ポンプラパーン、レオン・コー

演員 角色
ジェット・リー - 龐青雲(パン・チンユン) 字鹿山
アンディ・ラウ - 趙二虎(ツァオ・アルフ)
金城武 - 姜午陽(ジアン・ウーヤン)
シュー・ジンレイ - 蓮 生(リィエンション)
グオ・シャオドン - 黃文金(太平军首领)(ホアン・ウェンジン)
ウェイ・ツォンワン - 陈 公(チェン大臣)
クゥ・パオミン - 狄 公(ディー大臣)
ワン・フイウィン - 姜大人(ジアン大臣)
チョウ・ポー - 陸大山(ルー・ダーシャン)
シ・チャオチー - 何 魁(ホー・クイ将軍)
吴优(ウー・ユー) - 赵副官

配給:ブロードメディア・スタジオ

 



解説: ジェット・リー、アンディ・ラウ、金城武が義兄弟を演じる歴史大作アクション。監督は「ウィンター・ソング」のピーター・チャン。アヘン戦争で腐敗した清朝の圧政が続く19世紀末期、自分の部隊を全滅に追いやられたバン(ジェット・リー)は、失意の中で荒野を彷徨っているところで、盗賊団のアルフ(アンディ・ラウ)とウーヤン(金城武)と出会う。国の秩序と平和のため、バンは運命を共にする証として2人と義兄弟の契り〝投名状〟を結ぶが……。(映画.com

 

 

去年の秋から暮れにかけて、実際の歴史をベースにした幾つかの香港~中国映画を観た時に、私のアジアン・アクションの師匠、明石家いわしさんからさらに推薦された映画です。

 

こういった香港と中国の合作映画は「香港映画」か、「中国映画」かどっちに分類したらいいのかわからないのですが、キャスト的に香港映画のおもむきが強い気がしたので、「香港映画」に分類させてもらいます。

 

あ、違ってたら、またコメント欄でご指摘ください(^_^;)

 

 

ジェット・リーこと、リー・リンチェイ・・・。

 

私、ほとんど出演作を観てないと思います。

 

『リーサル・ウェポン4』(1998年)と『HERO』(2002年)は祇園会館さんで観ましたが、他に観たのは『ザ・ワン』(2001年)、『ドラゴン・キングダム』(2008年)、『ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝』(2008年)といったところでしょうか。

 

 

 

日本でも4月17日から公開される『ムーラン』(2020年)に出演してはるので、久しぶりにスクリーンでお目にかかれることでしょうNEW

 

 

ムーラン 実写映画 ディズニー Disney

 

主役のムーランを演じるのは私の好きなリウ・イーフェイ。

 

ジェット・リーの役は・・・はてなマーク

 

 

 

 

アンディ・ラウさんの方が出演作を観てます。

ってゆうか出演作が、多いビックリマーク

 

代表作の一つであろう『インファナル・アフェア』(2002年)を観てなかったりするんですが・・・先日も香港と中国と韓国と日本の合作映画、『墨攻』(2007年)を観ましたよ。

 

でも、まだホントにいい出演作を観てないと思うので・・・ファンの方、どの作品を観るのがいいですかねはてなマーク

 

これは!!って作品があったら教えてほしいです。

やっぱり『インファナル・アフェア』ですかねはてなマーク

 

どこか私好みに思える雰囲気の、日本の石田ひかりさんと共演した『愛は波の彼方に』(1999年)も観る予定なんですけど。

 

 

金城武さんも映画を観てないんですよね~汗

 

私的には『ターザン』(1999年)の声の人って印象が強いんです。

 

あと、とても評判のいい『恋する惑星』(1994年)も観てるんだけど、その時はスイッチ入らなくって、まったく関係のない女性の髪を急に触るフェイ・ウォンだけが記憶に残ってたりしますあせる

今、観たらきっちり好きになりそうですが。

 

いや~、なんか申し訳ない(>_<)

 

 

19世紀末、清朝の圧政に民衆が蜂起し、大平天国の乱が勃発・・・歴史はホントにダメな私ですが「太平天国の乱」って言葉は知ってました。

昔、家にあった図鑑に載ってまして、その図鑑だけはよく読んでましたよ。

歴史書としては、その図鑑の『世界の歴史』しか読んでないんですが・・・まあ、文学としては井上靖先生の『蒼き狼』とかも読んでます。

関係ないかもですが。

 

とにかく、太平天国の乱は、私には『スター・ウォーズ』の反乱軍VS帝国軍みたいにイメージされてるので、私は『ウォーロード』を観る前には、主人公たちは反乱軍側の人物なのかなあ、と思ってたんですが、そうではなく、清朝軍の方でした。

 

ウォーロード(Warlord)とは「将軍」とか「武将」とかいった意味だそうです。

 

敗北した清朝軍将軍パン(ジェット・リー)が盗賊団のリーダー、アルフ(アンディ・ラウ)と、その弟分のウーヤン(金城武)と出会い、3人は戦争で名を上げるため、義兄弟の契り、「投名状」を結ぶ。

この「投名状」、何ごとよりも重い。

 

大平天国軍を次々と倒し、軍人としての誉れを手にしていく3人でしたが、あくまでも清朝のためには冷酷な行いもいとわないパンと、何よりもまず仲間を思うアルフの間に不協和音が生じ、悲劇的な結末に向かってしまう・・・そういった話でしょう。

 

これは戦争の映画で、とてもリアルな戦争の映画だと思います。

勝って手柄を立ててバンザイ!!ってだけの映画でないことはたしか。

 

哀しい物語です。

 

前半はけっこう戦場での勇ましさに興奮するんだけど、でも、すぐ、もっと冷たく重い気持ちにとらわれていくとゆうか・・・ああ、戦争ってやっぱりホントはこうだね・・・みたいな気持ちになってしまいます。

戦闘のシーンは非常にリアルで、残酷ですよ。

 

まあ、パンとアルフとウーヤンは強いので、ちょっと超人的に見えてしまいますが・・・でも、やっぱり生身の人間で、傷つけば命を落とす存在ですよね。

 

アクション的には、やっぱりジェット・リーの戦い方が凄かったです。

 

そして、この時代の軍人、狡い政治家たちの姑息な思惑によって利用され命を落とす。

みな、戦争で名声を手に入れ、仲間たちを幸せにしたいとの気持ちで殺し合いをしてるんだけど、結局は使い捨てのような境遇に甘んじてしまう・・・虚しいなあ。

 

ハッとさせられたのは、戦闘に勝利したあと、「戦利品」として民間人の少女たちを乱暴した若い兵士たちをパンが見せしめで処刑する場面でした。

おそらく、人類の歴史上、戦場で幾度も繰り返されてきたであろう光景・・・。

怖いですよね。

それが当たり前みたいになってるのも含めて。

 

でも、ただ戦争を冷徹に描くだけじゃなく、「投名状」で結ばれた男たちの絆、友情のドラマでもありますので・・・戦争の残酷とともに、最後は哀しいドラマに私も涙を流しました。

 

 

アルフ(アンディ・ラウ)の妻はてなマークでしょうか、蓮生(リィエンション)を演じたシュー・ジンレイ(徐静蕾)。

 

シュー・ジンレイの出演作は何も観たことがなかったんですが、映画監督として活動されてるようですね。

 

蓮生はアルフの女なんですけど、パンとも関係してしまう・・・。

そのことを後半、ウーヤンが知ることで悲劇が加速してしまうんだけど、私としては、この3角関係はいらなかったんじゃないかな~はてなマークと思ってますあせる

 

あってもいいけど、ない方が引き締まるように思えるんですけどね~。

 

男たちのゴツゴツした関係だけで良かったんじゃないですか。

蓮生の存在を女性の観客が喜ぶようにも思えないし・・・。

 

でも女優さんとしてのシュー・ジンレイの表情も、彼女の出てる場面も、そこは個別に良かったですけどね。

 

まあ、そこは好みですか。

 

 

蓮生のことはともかく、私は「固い」映画だと思いました。

なんてゆうか・・・「固い」と思いましたね。

 

あんまり女の入る余地のない映画とゆうか・・・男の世界!?

 

戦争映画として傑作ですよね。

 

いや、公開がスタートした『1917 命をかけた伝令』(2019年)・・・アカデミー賞が終わってやっと知ったんですが、これは劇場で観た方がいい映画ですよね~。

なんか凄く迫ってくる力とその場にいる感覚とかがありそう・・・。

 

『ウォーロード』は、かっこいい男3人の絆の映画ってことで女子が観てもいい映画だと思いますよ。

まあ、残虐ですけどね・・・どうしても戦争ですから・・・。

 

観てて辛かったし、気持ちも沈みましたけど、感動もしました。

ホントにいい映画でした。

 

明石家いわしさん、オススメ、ありがとうございます♪(´・∀・`)ゞ

 

実はここ最近、香港~中国のアクション系はは何を観ていいのか、わからなくなってます(^_^;)

 

ドラマ系は自分でも目星が付けたあります。

でも、アクション系は何を観ていいのか、皆目、見当が・・・ホントにわかりません~あせる

 

このままではまたもやドニー・イェンさんの映画を観ることになりそう・・・や、それはそれでいいですけどね。

 

コメント欄で教えていただけると幸いです(´∀`*)

 

でわ、でわ・・・今日も謝謝ビックリマークですキスマーク

拜拜(^.^/)))