韓国映画 寄生霊 2011年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうですキスマーク

 

 

 

今日、2月21日からこの作品が公開ですNEW

 

スウィング・キッズ

映画 『スウィング・キッズ』 公式サイト

 

1951年朝鮮戦争、捕虜収容所で出会った国籍も身分も異なる寄せ集めのタップダンス集団。時代とイデオロギーに翻弄された〝スウィング・キッズ〟たちの自由と夢を懸けた感動作ビックリマークです音譜

 

是非!!

 

 

 

 

 

人んちのベルを鳴らす前に、これ歌うと楽しいですよ音譜

 

ジェシカ ウエドンタル イリノイ シカゴ クォソンベヌン キム・ジンモ クヌンネサチョン ・・・ピンポ~ン(`ー´)

 

パラサイト 半地下の家族

映画 『パラサイト 半地下の家族』 オフィシャルサイト

 

まだ観に行かれていない皆さまビックリマーク

『パラサイト』はホントに凄い映画!!

 

絶対に満足していただけると思いますので是非、スクリーンで観てください、よろしく☆⌒(*^-゜)v

 

 

 

 

 

2月17日、この作品を観ました・・・映画キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ叫び

 

※ ホラー映画です。苦手な方はご注意ください。

 

 

 

 

 

寄生霊

 

 

寄生霊
原題:기생령
英語題:Ghastly


(2011年、韓国映画)
オリジナル上映時間:92分
日本版DVD:77分


監督:コ・ソクチン
脚本:キム・ユラ
撮影:ペク・トンヒョン
照明:コ・ヨングァン
音楽:チェ・マンシク、キム・テウン、ソン・テヒョン
美術:イ・チョンウ


出演:
ハン・ウンジョン → キム・ソニ
イ・ヒョンソク → ピン チャンファンの甥
ヒョミン → ユリン ソニの妹
パク・ソンミン → チャンファン ソニの夫
ノ・ミヌ → クォン・チョルウン 刑事(特別出演)

ペク・スリョン → チョン・グィオク カヒの母 ムーダン(巫女)
キム・ジンソン → キジン
ファン・ジヒョン → チェ・ガヒ チャンファンの義姉
チャン・ソノ → チャンヨン カヒの夫 チャンファンの兄
チョン・ビョンチョル → 班長
パク・ミンス → ソン・ジャンギ ピンの同級生
ホ・ジョンボム → ソンウク ピンの同級生
ソル・ジュヨン → ピンの担任
イム・グナ → 果物店 主人
キム・チョルウン → 刑事1
チェ・ウク → 鑑識班
チャン・ユンソ → 産婦人科 医師
ハン・セミ → 産婦人科 看護師
パク・ヘジン → チャンヨンの母
イ・ウンソク → ひよこ商人
ファン・ジェハ → ひっかかった子供1
パク・チャニョク → ひっかかった子供2
キム・デウ → ひっかかった子供3
ソン・ジュニョン → ナンパ男
ユン・ボムジュン → 鍵工
キム・ヒョンチョル → ユリンの担任
ハ・イルゥ → カップル男
イ・セッピョル → カップル女

イ・ミニ → ソニ代役

特別出演
ハム・ウンジョン → ナルラリ(遊び人)1

友情出演
ティアラ(T-ARA)

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

「韓国映画セレクション2013 秋」上映作品

 

 

『寄生霊』・・・何とも言えないタイトルですが、韓国語のオリジナル題は『기생령』・・・翻訳すると「寄生領」と出ました。

「領」の意味がつかめません。

 

英語題の「Ghastly」は、(身の毛のよだつほど)恐ろしい、ものすごい、ぞっとする、死人のようで、青ざめて、実に不(愉)快な、いやな、ひどい・・・だそうで、いかにもホラー映画らしい意味。

 

でも、実はどれも映画の内容をつかみにくい題だと思うんですけど。

 

ストーリーを少し書かせていただきます。

 

物語の核心には触れずに、でも、けっこういろいろ書きますね。

 

残酷度はかなり高い映画ですので、観る人は、ホラー映画慣れしてる人に限られると思いますけどあせる

 

 

チェ・カヒ(ファン・ジヒョン)とゆう女性が夫チャンヨン(チャン・ソノ)を深夜に殺害し、驚くべきことに自分の脚を切断しようとしながら息絶えるとゆう事件が発生する。

カヒの母親、チョン・グィオク(ぺク・スリョン)は2ヶ月前から行方不明で捜索願が出ていた。

 

 

事件を担当する刑事の一人、クォン・チョルウンを演じるのはノ・ミヌ・・・特別出演ですね。

チョルウンはなおざりに対応したりせず、真剣に事件の不審な点について考えてみる。

 

細かいことはぼやかして書きますが、事件の被害者、チャンヨンの弟、

チャンファン(パク・ソンミン)は経済的な問題を抱えており、妻、キム・ソニ(ハン・ウンジョン)には事件のことを詳しく話さないまま、兄の暮らしていた家に引っ越すことを決める。

 

ソニは不妊に悩んでいる・・・はてなマーク

 

 

ソニの妹、ユリン(ヒョミン)は高校生ですが、友達と夜遊びしていた。

 

この場面ではヒョミンが所属するT-ARA(티아라)のウンジョンが友情出演してて、T-ARAの「Roly-Poly」が流れてるそうです。

 

ソニとユリンの姉妹仲はとてもいいですね。

ユリンはかなり、お姉さんに甘えて、かまっててほしいみたいね。

 

高校生のユリンの面倒はチャンファンとソニの夫婦が見てるんですが、韓国では家長として、夫が妻の妹、弟を扶養してるケースを映画の中でよく見ますね。

社会人になるまで兄、姉として育てる習わしがあるんでしょうね。

 

 

チャンファン、ソニ、ユリンの3人は、チャンファンの兄夫婦が暮らしていた家に引っ越してきた。

 

家は広くて部屋数も多く、豪華。

 

 

ヒョミンの映画出演はこれ1作のようですね。

ホラー映画の女の子役として魅力的でしたよ。

 

けど、T-ARAウンジョンの『ホワイト 呪いのメロディ』(2011年)といい、この頃、K-POPの女の子がホラーに出る流れでもあったのかはてなマーク

 

 

そして、兄夫婦の息子、ビン(イ・ヒョンソク)と一緒に暮らすことになる。

 

このビンくん、どこかで見たなあと思ったんですが、わかりました。

 

『トンイ』(2010年)のクムちゃん(延礽君)だったんですね~。

 

イ・ヒョンソクくん・・・この映画のあとは、大学での勉強を優先させてるとのことですが、ドラマ出演など芸能活動もやってるそうです。

 

イ・ヒョンソクくんのインスタグラム → hs_l0909

 

 

こうして4人は暮らし始めるんだけど・・・まず、ユリンとビンくんの相性が悪い。

 

そしてソニも両親を失ったビンくんを可愛がってあげようと思うんだけど、どうもビンくんには変なところがあって理解できない時もある。

急に残虐性をあらわにしたり・・・学校でもトラブルを起こしてソニたちを困らせる。

 

 

ソニを演じるハン・ウンジョンさん・・・パク・チュンフン&チャ・テヒョン主演の『あぶない奴ら TWO GUYS』(2004年)のヒロインだったんですね。

DVD持ってるから、また観なおそ。

 

美しい女優さんでしたよ。

 

夫役のパク・ソンミンさんも普通の旦那さんて感じで映画に合ってたんじゃないですか。

 

 

不可解なことがあっても子どもを望んでいたソニは基本、ビンくんを可愛がるんですけどね・・・夜になると恐ろしいことが起こるんですよね。

 

やはりホラー映画ですので怖いですよね、ええ。

 

でも、あ~(>_<)あせるってビビるとこの映画、それが夢だったりするんですよね。

ソニとユリンが悪夢にうなされるわけです。

 

ホントに怖い存在が間近まで来たのかと思ってると、どうも夢らしいってゆうね・・・そのあたり、心霊的な存在がどの程度、実際にいるのか、あやふやなんですね。

 

ただ、毎夜、そんな悪夢を見ることになったらとてもイヤですよね。

うちだったら耐えられませんよ、ホントに・・・。

 

 

ストーリーとしては、なんだかモタモタした感じです。

前へ進まないとゆうか・・・ま、それも悪夢的なんですけどね。

 

で、実はユリンが義理の兄のチャンファンに、自分の体を見られるのをすごくイヤで「変態」とか思ってることとかもあるんだけど、けっこうこの映画、いろいろと伏線が回収できてないように思うんですね。

なにか、もったいないなあ、とゆうか、前半のあれ、何だったのかはてなマークとかね、観終えて思ったんです。

 

 

ノ・ミヌ演じるイケメン刑事さんもね、できる人っぽく、ビンくんを尾行して真相を探ろうとするので、この怪事件の解決を成し遂げるのかなあ、とか思ってると、あまり出番もなく、後半、退場してるんですよ。

それも、もったいない話だと私は思いました。

 

 

で、海外のサイトなんかではこの映画、上映時間が92分なんですけど、日本版のDVDは77分しかないんですよね。

 

これはもしかすると、大幅にカットしたんじゃないですかねはてなマーク

 

けっこう、そうだと納得です。

だって、なんだかいろいろ抜け落ちてる気がするんだもの。

 

もしも、カットされてるシーンが多いのなら、イヤやな~(#・∀・)

 

 

で、チャンファンのお兄さんの妻、カヒのお母さんは占い師、いわゆるムーダン(巫女)なんですが、このお母さんが家の地下かなはてなマーク

それこそ半地下みたいな位置の部屋を儀式のために使っていて、ソニがそれを見つけて恐怖を感じるんだけど、チャンファンは行方不明のお母さんが帰ってきた時に中のものを捨ててたら具合が悪いだろうってそのままにしておくことにするんですね。

 

ムーダンのおばあさんを演じるのはぺク・スリョンさん。

『アジョシ』(2010年)の人身売買ばあさんですね。

あと、『ビーデビル』(2011年)のイヤな感じのおばあさんも印象的でした。

ホラーやサスペンスによく出てるイメージ。

 

 

ビンを演じるイ・ヒョンソクくんの演技も素晴らしく、またホラー場面もなかなかいいんですけど、どうも物語が杜撰っぽく、よれってるような感じで、怖さのメリハリがないんですね。

 

ですので、この怖がりの私としても、怖さ度は全開が100として、まあ50くらいの映画だったかなあと思います。

 

しかし・・・真相を知ることになる結末がね・・・すごく惨たらしいんです。

 

普通のホラーの発想じゃないですね。

キツイです・・・ゾッとしながら気が滅入りました。

 

 

ネタバレ・・・真相を書いておきますね。

読みたい方だけ・・・かなり陰惨ですのでご注意を。

過去の回想になるんですが、夫の実家から子どもができないことを急き立てられ、夫との離婚を強いられそうになったカヒは、ムーダンである母親に懇願して、妊娠する儀式を執り行ってもらったんです。

 

それは、よそから連れてきた他人の子を犠牲にする儀式でした。

キジンとゆう男の子がさらわれ、そして、両足を切り落とされ、生きたままに瓶の中へ閉じ込められたんです。

この場面は目を覆うほど残酷でした。

 

カヒはそれによってビンを授かりました。

しかし、キジンの恨みにより結局、カヒも夫も死に、キジンはビンに取り憑き、ソニたちをも苦しめたのでした。

 

最後、チャンファンやユリンがどうなったのかはわかりません。

亡くなったように思います。

 

ソニはしかし、念願の子を授かり、エコー写真で赤ちゃんを見ます。

 

そして、自分を見つめるビンと目が合うのでした。

 

ネタバレ終わりドクロ

 

 

コ・ソクチン監督の作品はこの『寄生霊』だけみたいですね。

 

いや~、ホラー映画は好きなんだけど、この映画は正直、好きになれへんわ~あせる

 

そこまで怖くないけど、真相のむごたらしさがすごいくイヤでした。

 

キャストの演技や日常の描写など、いろいろ好きなところもあるんだけど真相が陰惨すぎる。

「楽しめるホラー」って感じではない。

 

でも、物語的には、妊娠できない嫁をなじったり脅したりすることを批判してるのかもしれない。

そう思わないとやりきれない。

 

この映画はオススメしませんが、キャストが好きな方、ホラー好きな方はまたチャレンジしてみてください汗

 

でわ、今日もありがとうでしたキスマーク

アンニョン(^.^/)))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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