韓国映画 永遠の片想い 2002年 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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リトル・フォレスト 春夏秋冬

キム・テリ主演 『リトル・フォレスト 春夏秋冬』 公式サイト

 

神と共に 第一章 罪と罰

映画『神と共に』公式サイト

 

韓国

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、読んでくださり、ありがとうですキスマーク

 

最近、「本当に韓国映画を全部、観れるのかあせる」と危惧の念を抱きまして、しばらくの間は韓国映画を重点的に観ていこうと思います。

もちろん、香港~中国映画も観たいけど、それはどの映画から観ていくかを少し整理してから・・・まずブロともさんのオススメを中心にですね。それとハーマン・ヤウ監督版の『イップ・マン』かな、まず。

 

ブログ的には、とにかく記事を短く書くこと、です(^_^;)

どうしても長くなってしまうので・・・。

 

 

 

6月11日には、この傑作を観ました映画キラキラキラキラキラキラてんびん座

 

 

 

 

 

いつも三人一緒に過ごした あの頃――。

 

キラキラ輝く思い出のかけらが

心を突き刺す

〝この夏いちばん切ない、

韓国純愛ラブストーリー〟

 

 

 

永遠の片想い

 

 

永遠の片想い
原題:연애소설
英語題:Lover's Concerto


(2002年、韓国映画、106分)


監督・脚本:イ・ハン
撮影:チン・ヨンファン
照明:ナム・ジナ
音楽:M&F、キム・サンホン


出演
チャ・テヒョン イ・ジファン 大学生
イ・ウンジュ キム・ギョンヒ
ソン・イェジン シム・スイン
ムン・グニョン イ・ジユン ジファンの妹
シン・スンファン ミンシク 郵便局員
キム・ナムジン ソクチン 貸本屋学生
サガン ミニョン チョリョンの恋人


特別出演
パク・ヨンウ チョリョン カフェのオーナー ジファンの先輩
イ・ムンシク バスの中の男

友情出演

チョン・スファン 映画館の男1
キム・サンホン(音楽) カフェのピアニスト

ユ・ヒョングァン ミン運転手
チェ・ジョンウ スインの父
キム・ヒリョン スインの母
キム・ドジャ 郵便局女性職員
パク・チェウン 映画館の男2
ク・ウォニョン 女性教師(教務室)
ソ・ユナ ジファンの初恋相手
カク・チョンウク 幼いジファン
チョン・ハウン 幼いギョンヒ
イ・ジュヨン 幼いスイン
カク・ヨジン 女性教師(卒業アルバム)
イ・ホジョン 女子学生(卒業アルバム)
イ・グムジュ ジファンの母
ソン・ヨンスン 遊山のおばあさん
ムン・ヨンチョル 郵便局所長
キム・ヒラ 花屋おばさん
キム・ミヒ 喫茶店女性従業員
チェ・ソン タクシー乗客
キム・ソンス タクシー乗客
チョン・ヒジュ タクシー乗客

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。


配給:タキコーポレーション=リベロ

 

 

この作品は、イ・ハン監督の初監督作品です。

 

永遠の片想い(2002年)

青春漫画 僕らの恋愛シナリオ(2006年)

私の恋(2007年)

ワンドゥギ(2011年)

優しい嘘(2013年)

戦場のメロディ(2015年)

 

韓国映画のファンの方ならご存知でしょうけど、あの『ワンドゥギ』の監督さんで、もちろん『ワンドゥギ』は非常に人気の高い青春映画の傑作です。

私も大好きなんですが、そうなるとイ・ハン監督の作品が全部、観たくなりますよね。

私はこれまでに『優しい嘘』と『戦場のメロディ』も観てますが、イ・ハン監督の初監督作品を観ることができました。

 

やはり、傑作でしたね~合格

 

 

解説: 一人の青年と、ある秘密を抱えた二人の女性が織りなすラブストーリー。出演は、「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョンと「ラブストーリー」のソン・イェジン、「ブラザーフッド」のイ・ウンジュ。監督・脚本は、これが劇場長編デビューとなるイ・ハン。(映画.com

 

 

イ・ジファン(チャ・テヒョン)はタクシー運転手として働きながら大学で勉強する青年。

彼のもとには差出人不明の、手作りの封筒に収められた、一言、言葉が添えられた写真の手紙が届く。

誰か、知っている人からのような、どこか懐かしいような、手紙・・・。

 

5年前、ジファンは、シム・スイン(ソン・イェジン)とキム・ギョンヒ(イ・ウンジュ)とゆう二人の少女と出会った。二人は大学には行かず、働きもせず、ブラブラしているとゆう。

 

最初、ジファンはスインに一目惚れして、彼女に前触れなく告白した。

しかしスインはそれを喜ばず、困惑したので、ジファンはそのことを忘れてくれるよう頼み、3人は友達になった。

 

 

3人はテレビでスポーツを観戦し、映画を観て、遊園地に遊びに行き、笑い、愉快に口論し、そして楽しい夏が始まっていた。

旅行をしたことがなかったスインとギョンヒのため、ジファンはアルバイトをしているカフェの先輩(パク・ヨンウ)から車を借り、3人は海へ行き、山へ行った。

しかし雨に濡れたスインの体の具合が悪くなってしまう・・・。

 

夏が終わり、秋が訪れる頃、ジファンはギョンヒを愛するようになっていた。実はギョンヒもまた同じ気持ちだった。

しかし、ずっと二人一緒だったスインとギョンヒの絆は実の姉妹よりも強い。ジファンは自分の想いを二人に告げられずにいた。

 

 

やはり深くは物語を語れないんですが・・・最終的に韓国映画の最もいい形で幕を閉じるとゆうか・・・すごくせつない、優しい、清い、純粋な、そして神聖な気持ちにさせてくれる映画じゃないかと思います。

とても哀しいけどね。

幾つかの韓国映画に重なるところもありますよね・・・。

あの映画・・・この映画。

 

やはり主演の3人が素晴らしいです。

チャ・テヒョン、イ・ウンジュ、ソン・イェジン。

それぞれの違う光が作品を美しく照らすとゆうのか・・・この3人だからの映画でしょうね。

チャ・テヒョンはこの映画ではいつもより笑いは少なめ・・・でも、女子二人に「ホタル」を見せてあげる場面なんかは笑っちゃいましたけど。

 

特に、イ・ウンジュは・・・もう、新しい出演作が観れないから・・・そのことを思うと何とも言えない気持ちになるんだけど、私が韓国映画を観始めるずっとずっと前に去ってしまった、イ・ウンジュ・・・。

チャ・テヒョンとソン・イェジンは、彼女のことをどんなふうに思い出すのだろうか・・・はてなマーク

 

そして、ソン・イェジンがなぜ、多くの人を夢中にさせてきたか、再確認しましたよ。ほんま、変わらないよね~。

元気なソン・イェジンも大好きだけど、儚げな彼女もいいですよね・・・。

 

ジファンがアルバイトしてるカフェのオーナーでもある先輩、シド・ヴィシャスのTシャツを着てて、まあパンクが好きなんでしょうけど、どっかで見た顔だなぁ~、と思ってたら若き日のパク・ヨンウさんでした。

 

そう考えると、ぜんぜん老けないチャ・テヒョンは凄いねー。

それと、チャ・テヒョンとソン・イェジンのそれぞれの主演作が最近、日本でも公開されてるのが、凄いですよね~。

人気が衰えてないもの。

 

そう思うと、イ・ウンジュの映画が公開されないのは寂しいし、彼女の映画が忘れられないよう、ブログで語っていくのが韓国映画のファンの義務かな、とも思う。

 

 

あ、途中で、バスでギョンヒの隣に座ってるのはイ・ムンシクさん。

やっぱりこうゆう出方なんですね(;´∀`)

セリフはなしですし、ほんとに一瞬ですが。

 

それと、ジファンの妹、ジユン役はムン・グニョン。これが映画初出演のようです。映画では妹の恋も描かれます・・・ラブラブ

 

映画としては頷けないこともあるにはあって、郵便配達のミンシク(シン・スンファン)が女性の一人暮らしの部屋にソ~ッと侵入してしまう、あのストーカーはてなマーク描写は、あれはイヤやろ~あせる

あれはホンマはやったらアカンやろ~、なんぼ好きでも~。

 

あと、溺れたフリのいたずら、あれも絶対にやったらアカンってビックリマーク

あんなん笑えへんし~、ア~カ~ン~(>_<)

 

卒業アルバムを外部の人に売るんもちょっとな~(^_^;)

 

けど、ね、スインが昔、入院してた時に出会う有名ないたずらっ子な男の子・・・あの思い出のディテールとか、観終える時に強く感銘を受けましたし、それに感動しました。

おそらく治療でね・・・髪が抜けてたんだよね・・・だから。

 

そういった細かい要素が伏線となってるの、ほんとに良くできてると思います。やっぱり、観返したい映画ですよね。

でも、何度も観ると、余計に哀しいけどね・・・。

 

 

イタリア映画、『イル・ポスティーノ』(1994年)も鍵になってます。

『イル・ポスティーノ』を観てた方がいいみたい・・・。

 

まあ~、まあ~、好みは人それぞれだし、観る人で感想も違うでしょうけど、私には、愛ってモンについて穏やかに考えさせられる、愛おしい映画でした・・・傑作合格

さすがイ・ハン監督ビックリマークです。

 

まだ観てない人は、機会があったらまた観てください。

 

でわ、最後までありがとうですキスマーク・・・アンニョン(^.^/)))